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ファンの「○百万円もかけた」は何の権利もないし、叩く外野も権利はない話

ツイッターのタイムラインが一気にざわざわとした2日間。
以前ツイートした通り芸能人や著名人に置いて何があろうがあまり興味はないんだけど、AKB総選挙があるたびに
「いくら使ったのに」というツイートが流れ、それをあざ笑う人でタイムラインがうまる。

この現象について、私はものを申したい!!!!!!


いくらかけても文句を言う資格はファンには無い

そもそも「ファンには権利がある」と思っている人が多くて、応援している以上は「自分(達)ファンのもの」と考えている人がとても多い。

そして自分が望んだ結果にならなかったときに理解されなかった怒りが溢れ出す。「どうして解散するんだ」「こんなにかけたのに」「こんなに払ったのに」

勝手にお金をかけ、勝手に時間を使い、勝手に応援をしているのがファンにも関わらずそれに対して怒りを覚えるのだ。

いくらかけようが、何年かけようが、大変残念な事にファンには何の権利もない。結婚を止めることも、解散を止める事も出来ない。それがファンだ。
家族でも恋人でも友達でも出来ないことをファンが出来るはずはありません。

「こんなにかけたのに!!!!」というファンの皆さん、ファン向いてないです。辞めた方が人生楽になりますよ...!

ちなみに「今日のダンスダメだったね」「ギターソロ間違えてたね」「今回の衣装、似合ってないね」みたいなダメだしをするファンも私的にあまりファンに向いてない人だなと思っています。
あなたの為にやっているわけじゃないんだから。

結婚を応援する必要もないと思うけど、批判する権利もない。
ファンが一番忘れてはいけないことは「自分は勝手に応援している」ということである。


外野が「ファン」を批判するのは絶対に余計なお世話

よくファンをしている人に対して、外野が「付き合えるわけじゃないのに、どうして追いかけるの?」「もっと意味があることをしたら?」と批判する人が世の中には溢れているんだけど
これに関して私は一言。「余計なお世話ですけど?」と思っている。

別に誰を応援しようと、それを笑ったり馬鹿にする権利は全くもってない。(少なくとも同じようにお金や時間をかけたファンに何か批判されるだけであれば、少しは理解が出来る気がするけど)

少なくともその人はまったく損もしていないし「◎百万円もかけるなんて、バカ」なんて、全く持って余計なお世話だと思う。

熱心に応援するという経験が無い人は「ファンをすることで、何が得られるの?」というところで何もないと思い込んでいる。
これが大きな間違い。

ファンをしているとたくさんの「経験」や「感動」を味わえる場面がある。人生の中でもしかしたら普通の人の何倍も感動を味わっているかもしれない。
ファンを続ける事で新しい友達や仲間にも出会っている人だって多い。

地方まで追いかけていたら、他の地方の美味しいお店や素晴らしい観光地を知っているかもしれない。乗り換えや安い交通手段を徹底的に知っているかもしれない。

趣味を持つことは世界を拡げてくれる。それに対して他人が「評価」を下すなんて、本当に「余計なお世話」以上ない。

やってから言って下さい。マジで。


そもそもファンがお金を使うというのは当たり前


私自身好きなものや好きな人にいくらお金を使うことも自由だと思っているし、「○歳なのに追っかけていて痛い」という考え方にも疑問を持っている。

タレントやアイドル、芸能人、ミュージシャンなどファンがいる職業の人は、ファンがお金を使わなくちゃ、生活をすることは出来ないんだから。
ファンがその人のために、できる一番の貢献活動はお金と時間を捧げること。これは間違いない。

システムのよし悪しはあれど、「好きな人にお金を払える仕組み」をとても分かりやすくAKBは作ったというだけだと私は思っている。CDの売り方について、批判的な意見は多いけど、私はここまで貢ぎやすいシステムを作ったAKBのプロモーション手法に感動した。
CDが売れて、ランキングでも上位になり、イベントが立ち上がり、さらにチケットが売れ、スポンサーもつき。
マジで天才的なプロモーション手法だと思う。スゴい以外出てこない。

気持ちよくファンがお金を使える仕組みは、本当に今あまりない。
グッズを買う、CDを買う、ライブやコンサートに行く。だいたいそのくらいしかなくて、気持ちよくお金を使え、応援出来る仕組みというのはなかなか見つからない。
ぜひ世の中のファンビジネスを生業にしている方には、ファンはお金を使うのだから、もっとお金を使える仕組みを作って欲しい。

「ファンだったら幸せを祈れ」は間違ってる

私だって、大好きなバンドがいるし、ミュージシャンもいる。とても気持ちはわかる。別に自分が結婚したい、という欲がなかったとしても
「大好きな人を独り占めできる権利」を持つ恋人や結婚相手に対しては、羨ましい以外の何物でもない。

不幸になれとは思わないけど、そこで「ファンなら幸せを祈れ」というのも、私は間違っていると思う。

私たちファンは勝手に応援しているんだもの。幸せを祈るかどうかだって、勝手でいいはずだ。中には別れろと思う人だっていてもいい。
それができるのが、なんの責任も権利もない「ファン」だから、なんだもの。

おまけ 推しだって離婚するかもしれない

結婚に落ち込んでいるファンに私はとても重要なことを伝えたい。
日本では今3分の1の夫婦が離婚し、残りの3分の1は離婚予備軍というデータがある。今の日本では、結婚したとしても半分くらいの人が離婚もしくは予備軍という実情があるのだ。

諦めるのは早い。もし本当に推しのために人生をささげたいのであれば、機会を待って自分をとにかく磨くということだって可能なのだ。

何をもって幸せとするのか、何をもって自分のゴールとするのかは、答えは一つではない。

落ち込んでいる暇なんてない。全力で自分を磨け。もしアイドルやミュージシャン、俳優と結婚できなかったとしても、自分磨きは損にはならないから。


そして私のファンになってくださるという方、普段はTwitterにいますので、ぜひフォローしてください。しばらく結婚も卒業もしません。どうですか?無料ですよ、無料。→ファンになる?



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