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80歳おばあちゃんが交通事故にあって知った4つの大変なこと

皆さんこんにちは、あやにーです。
今回は完全に雑記です。もしよかったら読んでくださいませ。
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先日、80歳になるおばあちゃんが交通事故に遭いまして
相手は車、祖母は自転車。詳細はわからない部分が沢山あるのだけど、とんでもなく大変な日々を過ごすことになったので
忘れないようにnoteに書いておきたいと思います。

大変だったこと① 事故の詳細(不明確)

「ちゃあちゃんが事故にあった」と連絡があったのは休日でした。
(なぜか我が家はおばあちゃんをちゃあちゃんと呼ぶ文化が)
あの時のひやっとした気持ちは今も忘れられません。母は落ち着いていたので命に関わるほどの事故ではなかったと思ったのですが
この瞬間動けるのは私のみ!急いで病院に向かいました。

交通事故を自分で起こしたことがないので、実際そうした不安も抱えながら病院に駆けつけると救急車で運ばれた祖母は車椅子に。嫌な予感。
結果、足首を折り手術が必要になることに。
うちの祖母は、バリバリ働く両親の代わりに家を見ており、普段は6匹の犬と一緒に実家にいてくれている存在なのです。
医師から説明を受け、結果、即入院をと言う話に。ただこの日は休日だったため月曜日を待つことになりました。

祖母曰く、自転車に乗っていた祖母のところに車が来て衝突。避けようとしたところぶつかってしまい、そのまま転んだと言うことです。
事故に関して「どちらが悪いのか」はこの時点で私も判断ができませんし、事故の詳細も祖母から聞いただけでは判断ができませんので、なんとなくの理解でした。

そこに事故で車を運転していた夫婦が。
怪我をしている祖母が目の前にいたのですが一言めは「こっちは何もしてないのに、おばあさんが勝手に転んだ」と。
それを私たちにかなり強い口調で主張して来ました。
見た目もヤンキー風の怖い感じの方で「ああ、これは面倒になるかもな」と内心思いつつ。その後も主張はうちは何も悪くないと言い続けていたので

①基本的にこの時点で不明確なことなのでこれ以上話はしない。
②お金やこの後のことに関しては第三者を含めるのが一番
そういってお引き取りいただきました。

また残念なことにドライブレコーダーもついておらず。
結局お互いの言い分で現場を検証し、最終的に決めるとのこと。

とにかくこちらとしてはすごく悲しい気持ちに。今回の事故で怪我をしたのは祖母だけで。
怪我を気遣う一言や謝罪の一言もなく(悪いと思っていないので当然かもしれなけど)とても悲しかったです。

これ、痴呆などがあったらもっと揉めたと思います。

大変だったこと②
介護経験のない家族による80歳の介護がスタート

そもそも私の祖母は毎月観劇だ、旅行だ、食事だとかなりアクティブ。
それだけアクティブなので、とにかくこだわりが強く「これは嫌」「あれは嫌」だと、マジで大変すぎる......!

一人暮らしを普段しているので家に連れて行き(ここでも祖母を一人車椅子と松葉杖で移動させるのに四苦八苦)入院準備をするのですが
入院準備ってパジャマや必要なものを持って行くだけじゃないんですよね。

家の中を片付けなければいけないという準備が発生するんです。
洗濯物、お湯の溜まったお風呂場、何より大変だったのは冷蔵庫と冷凍庫の中身!

この日漬けようと思って切っておいた野菜が勿体無いので漬ける!と言う祖母にブチキレる私と言う光景が度々......

80歳にもなると腕の力もなく、松葉杖も使えませんので、狭い家の中をなんとか車椅子と私の腕力で移動させると言う......

またその間に警察や家族と連絡を取り合うハブの役割もさせられることになり、私しかいないとはいえ大変さに絶句。

またトイレの介助や着替え、シャンプーなども手伝うことに。帰宅した頃には私がもぬけの殻に。大変すぎる。

大変だったこと③
入院してからも大変!時間、お金、多くの負担を家族が背負う

翌日大きな病院で検査と入院手続きをすることに。1軒目の病院では入院ができないと言うことになり、2軒目に移動すると言う。
大きな病院はとにかく待ち時間が長く、入院のための検査もあっちへこっちへと移動続き。

これ、祖母だけだったらどうなるんだろう。
多くの一人暮らしの高齢者は誰か助けてくれる人がいるのだろうか。

結果当日すぐ1回目の手術をし、1週間後2回目の手術をすることとなりました。
この日は仕事の予定を一部ずらしていただき、祖母にずっと付き添い。トイレの回数も多く、それ以外にもあれを取って、これを取ってと
健康って最高なことなんだなと途方に暮れて終わりました。

入院に関する書類の記入や、手術に関する詳細、先生や看護師さんとのやり取りなども全部親族による対応が必要となり、私がこの日はつきっきりに。

入院はなんと約3ヶ月を想定するように、と言われました。
当たり前ですが1ヶ月祖母を放置するわけには行きませんので、基本毎日〜2日に1度は顔を見せに行く必要が。

多くのスケジュールを調整する必要が出てきたことで精神的な負担も。
私の両親は毎月半分くらいは海外にいるので、その間は私が実家に帰って犬たちの面倒や家のことをすることに。
ペットシッターなども考えましたが、長期でのシッティングは犬たちにも苦痛が大きいので、できるだけ今回は自力で検討をすることになりました。

3ヶ月祖母が入院となったことによる損失は金額面でも大きなものに。

「人生今が一番楽しい!」と言っている祖母が体は元気なのに病院から出られないというのが何よりの損失だと思っています。
予定していた旅行や大好きな観劇は軒並みキャンセルに。
友人に残念そうに電話している姿がとても悲しかったです。

80歳にとっての3ヶ月はとても大事なものですから。

また病院とは他にも治療のことについてたくさんの書類を書いたり、オペの日は病院にいてくださいと言われ1日病院にいたり
ケアワーカーと今後の治療について相談したり
洗濯物を持ち帰り、洗って持っていくなど
すでに私の時間は48時間以上を費やしています。
家族が入院をするということは莫大な時間が必要となります。

マジで家族が動けなかったら、一体どうするんだろう。

大変だったこと④
入院費用に関して大揉めしている

相手は保険に入っていたのは不幸中の幸いでしたが「とにかくお金は払いたくない」と「こちらに非はない」の一点張り。
とにかく一番嫌な「お金で揉める」事態が発生。

実際現場で検証するまでは保険のお金に関しても受け取れないとのことで
少なくとも現状50万近くのお金を先に立て替えなければいけません。
また保険屋さんの態度もすごく不快なもので、なんだかなあという気持ちでいっぱいです。

長期にわたる入院は病院の費用だけではなく、実際問題多くの諸経費がかかります。
今回、私の両親も私も自社を持ち仕事をしているのである程度調整もできれば、アシスタントにお願いすることもでき、いろんなところを頼ることができます。
これが一会社員であれば、休む頃はできないでしょう。
症状によっては完全に介護が必要になり、仕事を辞める必要が出てきたり、介護のために家に介護用品や手すりなどの設置、ベッドなども必要になるかもしれません。

人身事故というのは、そうした金銭的な負担も発生する、とても怖いものです。


まとめ
交通事故は一人ではなく家族の事故

今回の事故でなにより学んだのは人身事故の大変さと
お金がないということで揉めることの不快さだと言えます。

そして事故を起こし、入院となると家族全員が被害者ともなるということだと思います。

私自身車に乗っていますが、改めて交通事故について気をつけようと思ったし、読んでくださった方も気をつけてほしいという思いを込めて
noteに残しておこうと思いました。

こうしたことを相談できる「被害にあった人のコミュニティ」があるといいなぁと思った。
この後おばあちゃんは一人暮らしできるのか?
そういったことも心配です。

何より命に別状がなかったことは本当によかったです。
しばらくまだ病院の行き来が増えそう。皆さん本当に気をつけてくださいね。

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