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【セブ留学18日目】南の国のハメハメハ~フィリピンネット&電気事情(後編)

「南の島の大王は~(略)~風が吹いたら遅刻して~雨が降ったらお休みで♪」の歌詞の通り、セブ島は「南の島の通信は~風が吹いたらネット落ち~雨が降ったら停電だ♪」という状況。

ネット環境については「前編」に書いたので、今回こそ電気の話を。というわけで、南の国のハメハメハ話、後編です。

電線が多すぎ&ごちゃごちゃな理由

セブ島に来て驚いたことの一つが「電線」。IT Parkの中はそうでもないのですが、外を眺めているとやたらとごちゃごちゃ&電線が多すぎる電柱が珍しくないのです。

あまり日本でマジマジと電柱を見上げることはないけど、電柱ってこんなにいっぱい電線が走ってたっけ?あとこんなにグルグルしてたっけ……?という。ちなみにこの写真はそれでもかなりすっきりしてるほう。

話を聞いたら、電柱からというか電線から勝手に家まで線を引いて家で使うのが珍しくないのだそう。えっ、そんなことしていいのか……。そんな事情なため、一つ、あるいはいくつかの家庭で電気を使いすぎると、ボンッ!という音とともにそこの区画がまとめて小規模な停電になることが珍しくないそうです。

寮は突然の停電、コンドミニアムは計画停電

実際、寮があるParkVistaでも時々停電が起きています。一ヶ月で4~5回は話を聞いたので、平均すると週に1回は停電という感じでしょうか。突然部屋が真っ暗になったり、「キャー!」という声がするので見てみると停電してる……という感じらしい。ParkVista全体が停電になるよりも、一部の区画だけが突然停電になる、というパターンのほうが多いようです。

あとは、「雨がすごいなー」と思ってたら突然停電、とか。友達はシャワーを浴びて濡れた髪をさあ乾かすぞ、とドライヤーのコンセントを差し込もうとした瞬間に停電になったときのことを、悲しみと怒りをこめて話していました。

一方、私がいるコンドミニアムは計画停電があります。先週は1週間で2回ありました。停電の日時は前もって分かっていることが多いのですが、当日知らされるケースもあります。出先でびしょ濡れになって、夜遅く「家でシャワー浴びよう」と思いながらたどり着いたら急な停電で、すでに電気が使えない状態だったときは、シャワーを浴びることを諦めて(お湯が出ないのはいいとして、ドライヤーが使えないから)ボロボロのまま寝ました。翌朝の待ち合わせのために早起きしたらまだ電気が使えなくて、ボロボロのまま待ち合わせ場所に行ったのは悲しかった(苦笑)。

停電慣れしてきました

珍しい話ではないので、停電にももう慣れました。計画停電なら予定が分かっているので、そういう日は深夜まで学校やカフェで勉強をして、日付が変わってから家に帰ります。停電している間は、基本的には寝るしかない。通信障害が同時に起きてない限り一応スマートフォンは使えますが、結局寝てしまう……。

停電生活を体験するようになって、いかに自分が電気に頼っていたかを思い知らされました。電気がないと何もできない。シャワーすら浴びられないなんて。。。昔の人は電気がない中でよく夜を過ごしていたなぁと思います。

IT Park地区は間違いなくセブのほかのエリアに比べて電気や通信環境は整っているはずで、特にQQ Englishはオンライン英会話サービスをやっているのですごく太い回線がきているのですが、それでもときどき通信障害や突然の停電は起きてました。珍しい話じゃないから、先生達は慣れてそうなものなのに、いつも「キャー!」って大騒ぎになるのが可愛いなーと思っています(笑)。

なぜか「町屋」マート

冒頭の写真は、日本の食品やDVD(?)などを売っているらしい「町屋マート」。まだ入ったことはないのですが、いつも前を通る度に気になっています。東京の中にはいくらでも有名な街があるだろうに、なぜ町屋なんだろう……謎です。

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