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【セブ留学12日目】社会人はお金で解決してもいいと思う

セブ留学、私は楽しんでますが、人によっては結構苦しんでます、という話の続き。前回は病気の話を書きましたが、他にもいろいろありまして……

南国なので虫は避けて通れない

まずは「虫」。フィリピン人の先生達いわく「町にしかいないよ」ということなんですが、ゴキブリ(以下、G)が珍しくありません。私もGは嫌いですが、小さいのはまあまあその辺にうろちょろしてるし、夜になるとそれなりに大きいのが道を走っていたりするし、来た当初よりはだいぶ慣れてきました。

前にも書いたとおり、QQ Englishでは住むところが寮の4人部屋→寮の1人部屋→コンドミニアム→ホテル  と選べるようになっています。私はコンドミニアムでのうのうと暮らしているので、全然虫に悩まされていないのですが、寮暮らしの友人たちの悩みは切実です。

寮でも部屋によるようなのですが、出る部屋ではしょっちゅうGやムカデ、ハエ、ときにはアリが出るのが悩みだそう。スーパーなどで食べ物を買ってきても、残っていると虫がくるので、食べきるか、ジップロックなどで密閉するかが必須と言っていました。いろいろ話を聞いた結果、虫除けを使って自衛する(部屋に虫が出てこないようにする)が一番大事で、出くわしてしまったら諦めるor殺虫剤や物理攻撃で戦うしかないのですが、シャワー中など無防備な姿のときに出くわすと本当にツライですよね……。

Gは昆虫の中で一番ハンサム?

フィリピンは暑いので、虫も大きく育ちがち。小さいのはともかく、大きいのはやはり「うっ」となってしまいます。

余談ですが、レッスン中にフィリピン人の先生に「私はGが嫌いだよ。私だけじゃなくて、多分日本人はほとんどみんなGを憎んでると思うよ」と話したところ、先生(とってもキュートな20代前半女性)が「どうして!?コックローチ(G)はインセクツ(昆虫)の中で一番ハンサムガイなのに……。彼らは別に人間に噛みついたりしないし、逃げるだけだから全然いいと思うけど、なぜ嫌いなの?」と真顔で訊かれて答えに窮したことをここに書き記しておきます。

寮の騒音は運次第

これも寮の部屋によるようなのですが、部屋によっては騒音に悩まされるケースも。寮だけでなくコンドミニアムもそうなんですが、壁が薄いのか隣室の音がよく聞こえるし、扉からものすごくよく外の音が響くんですよね……。間違って扉を開けようとする人とかときどきいるので、部屋にいてもドキドキします。

4人部屋で他の人がうるさいというパターンだけでなく、部屋の前にある共用スペースで騒ぐ人がいる、という場合は一人部屋でも相当音が響くそうです。寮内は飲酒禁止なのですが(そのため、静かに飲みたい人はそれはそれでストレスをためている)外で飲んで帰ってきて「ウェーイ!」と盛り上がっている人が少なくないので、部屋にいる人もかなりストレスがたまる、という話を聞きました。

女子寮はこんな感じ

女子寮の共有スペースの写真を撮らせてもらったので追加します。すりガラス付きの扉はシャワーorトイレ、全部木の扉は一人部屋。グレーのは共用の冷蔵庫です。上の写真と同じスペースを、反対側から撮ったところが下の写真。ウォーターサーバーと小さなキッチンがあります。たまに食べたものを片付けずに放置する人がいるらしく……それはイカンですね。

共有スペースの目の前に部屋の扉がある&壁や扉が音が響きやすい素材なので、確かにこれは共有スペースで騒がれるとキツイだろうなぁと思いました。

エアコンがカビてる?

これは多分特定の部屋だけの話で、運が悪かったとしか言いようがないのですが……。寮の、とある一人部屋ではエアコンの中のカビがびっしりで、エアコンを付けると異臭がするため、使うのがためらわれる状況だったそうです。

といってもフィリピンはむちゃくちゃ暑いのでエアコンを付けないというのも日本人にはツライところ。最低限の利用(いったん冷やしてあとは止める)&マスク着用で乗り切ったということですが、寮でくつろげないのはつらいですよね……。

社会人はお金で解決してもいいと思う

で、何が言いたいかといいますと。虫とか騒音とかの話は完全に住んでるところによるもので、コンドミニアムとかホテル滞在の人は全然ストレス感じずに暮らせるんですよね。実際私はただただ楽しく暮らしています。

寮の4人部屋でいろんな国のバッチメイトに文句言ったり仲良くしたり、否応なしに交流しながら暮らすのも得がたい体験なので若いうちはそれでもいいのですが、いい歳の社会人になって英語留学に来るなら、そのへんはお金で解決してもいいんじゃないかなと思うのでした。QQEnglishの場合、寮暮らしに月額5万円くらい追加するとコンドミニアムに住めるので。

こちらに来るまで知らなかったんですが、社会人学生の中には、企業派遣で勉強しにきている人も少なからずいるみたい。望んで来た人でない場合はやはり、この手のデメリットはキツイよなぁと身の回りを見ていてしみじみ思ったのでありました……。

余談:危ない目に合う人もそれなりにいる

最後に、おまけの話。

昔よりかなり豊かになったとはいえ、フィリピンにはまだまだ貧しい人もたくさんいます。また、日本に比べたらやはり犯罪の数は多いです。交通事故もすでに何回か見かけています。

私の周りの学生では幸いまだいないのですが、乗合バスでお金をすられたとか、バイクタクシー(バイクに二人乗りする)で怪我をしたという話はよく聞きます。バスでスリに遭うのは珍しくないみたいで、フィリピン人の先生に聞くと結構経験者が多くてビックリします。

最初のオリエンテーションの時に学校から「ここのエリアは危険だから行っちゃダメ」という地域をいくつか教わるので、まだその辺には行っていませんが、こちらに来てある程度経ち、慣れてくるとそういうところにも行ってみたくなるんですよねえ。先生との会話の中でもローカルフードの話はたいてい盛り上がる鉄板ネタなのですが、「おいしそう、それどこで食べられるの?」と聞くとたいてい学校から「行っちゃダメ」と言われているところだったりして……。行きたいけど危なそうだしなぁ、と結構最近迷っています。

一番驚いたのは、とある島で出会った日本人留学生に聞いた話。彼は、アヤラモールの近くを歩いていて(=危ないところではない)突然男に襲われ、何を言っているのかよく分からなくてオロオロしているうちに銃で手を撃たれたのだそうです……。脚を狙ったのが、弾がそれて手のひらを撃たれただけで済んだ(だけ、というのもおかしな話ですが)ので命に別状はなかったとのことですが、聞いたらほんの三週間くらい前の話。大分治ってきたとはいいつつも彼の手はまだ震えが残っているようで、「アヤラモールのそばでも、夜遅く歩いていればそんな可能性があるのか」とかなりこれは恐ろしくなりました……。

おまけ写真:カルボンマーケット

冒頭の写真&この2枚の写真は、野菜や果物が安く買える「カルボンマーケット」というエリア。セブ暮らしに慣れてるSさんに連れて行ってもらいました。

ローカル感満載の市場でわたしはすごく楽しかったんですが、一人で行けるかっていったら、まだ私にはその度胸がない……。屋台もいろいろあって、バロット屋さんもあったりして(この話はまた今度)、とっても楽しかったんですけどねー。また行きたいんだけど、どうするか……(悩)

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