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【セブ留学21日目】サウスピーク VS QQ English&3週間で英語力は変わるのか?

フィリピン・セブ島のQQ Englishで1日8時間の英語漬け生活を送るようになって3週間が経ちました。今回フィリピンに来るにあたって、最終的にQQ Englishともう一つ候補に考えていた英語学校があるのですが、最近そこの生徒さん&卒業生さんと知り合い、話を聞く機会がありました。QQとは全然違うシステムで面白かったので、今回はまずはその話を。

そのあとは、定点観測の3週間で英語力はいくらかUPしたのか?という振り返りです。1週間目、2週間目の振り返り日記はこちら。

サウスピークの学生さんに会う

この週はたまたま、サウスピークに通っている学生さんと知り合うことができました。冒頭の写真は、彼らに会ったセブのカジュアルワインレストラン"La Vie Parisienne"(ラ・ヴィ・パリジェンヌ)。いわゆる“インスタ映え”するレストランで、とってもデート向け&どこを見ても写真を撮りたくなる感じの素敵なお店でした……ってそれは余談。

サウスピークの学生さん&卒業生の話はとっても面白かったです。実はわたし、QQ Englishと最後まで迷っていたのがサウスピークだったので。でも話を聞いてびっくり。この二つ、授業の進め方が全然違うんですね。

QQ Englishとサウスピークの違い

前にも書いたとおり、QQ Englishはマンツーマンレッスンが中心で1日8時間。私は「マンツーマン×6コマ+グループ2コマ」のスタンダードプランですが、他には「マンツーマン×8コマ」という人もいます。カリキュラムによって差はありますが、基本的にはテキスト(QQのオリジナル、全部英語)にそって先生が教える&先生と話す、がレッスンの基本構成。宿題があるかどうかは先生や進捗具合によって異なり、予習復習は義務づけられていません。

私の場合、毎朝ボキャンブラリーテストがあるので毎日その勉強はするけど、平日は正直授業を受けるだけで疲れてしまって、最低限の予習復習しかできていないなぁという感じ。QQは全然スパルタではないので(夜な夜な遊びに行ってウェーイ!という人たちもいます)宿題を忘れたりテストの点が悪かったりレッスンをサボったりしても別に怒られるわけでもなく、まあ、体は疲れるけど気はラクです。

ところがサウスピークは、1日の授業が2~4時間くらいしかなく、あとの時間はひたすら自習で予習復習をしているそうです。1日10時間くらい勉強してるって聞いたので、6~8時間くらい予習復習している感じでしょうか。サウスピークの場合、先生は同じくフィリピン人ですが、使うテキストは日本で出版された日本語の参考書です。進むスピードは1レッスンで1~2見開き程度と比較的ゆっくりで、その代わり「メモライズ!(記憶して!)」と必ず言われ、その日の授業でやったページをまるごと覚えるくらいな勢いで暗記重視なのだそう。日本で出版されたTOEIC参考書が使えるというのは、TOEICの点数を短期間で上げるには効率が良さそうです。

雰囲気もQQより大分厳しいようで、レストランでおしゃべりしながらも「門限を破ったら大変……!」とずっと時間を気にしていました。門限がものすごく厳しいのだそうです。平日はあまり出かけることはなく、土曜はプールで泳いだり近所にカラオケに行ったりして過ごしているということでした。

私の場合は、QQ Englishに来て一番良かったことが「1日6~8時間英語が堪能な人(先生)とじっくり話せる、英語漬けの環境にいられる」であり、面白かったことが「いろんな国の人と知り合える&話を聞ける」「英語を英語で教われること」だったので(この話はまたいつか)満足しているのですが、TOEICの点数を上げるのが一番の目的という人の場合は、日本で出版されたTOEIC参考書が使えるサウスピークは話が早くていいかもしれません。

3週間経過しての変化は?

さて、3週間経過して、英語力は変わったのか?という話。授業中に英語を話すのは全然苦ではなくなりました。グループレッスンの中では自分が一番達者に話せてる……くらいにはなったかな。マンツーマンレッスンでも、特に仲が良い先生とはレッスンを始める前にしばらく個人的な話をおしゃべりしたり、逆に私が知っていることを先生に教えたりすることが増えました。というか、仲が良い先生とはおしゃべりが盛り上がりすぎて授業時間が減る……下手すると授業が進まない日がある……(苦笑)。

また、日本人とフィリピン人とで出かけて一日英語で会話、というシチュエーションの日もあったのですが、私も同級生の友人も、聞き取り&話す方両方全然問題なく、楽しく過ごせました(難しい話は全然してないというのもありますが)。日本人&フィリピン人と英語を話すのは、聞き取りやすくて本当にラクだし楽しいです。

とはいえ、フィリピンで英語を話す・聴くことにだいぶ慣れてきたがために、逆にネイティブの人たちの話す英語を聞きとれるようになるためにはまだまだ努力が必要だと思い知らされたのも事実です。私の場合、いまだに、リスニングの授業で聞く教材(アメリカ人の会話)が全然聞きとれない……。「ハワイ」が「オハイオ」に聞こえるレベルで聞きとれなくて、本当に焦っています。大丈夫なのか私。

リスニング能力を上げるにはどうしたら?

「リスニング能力を上げたいんだけどどうしたらいいと思う?」と先生たちに相談すると、「英語の歌を聴くといいよ!私はそうやって覚えてるよ!」とほとんどの先生が言います。

でも、私はこれ、ダメなんですよね。音楽を聴くとメロディやベースラインに気が行ってしまって全然歌詞が耳に入ってこない……というか普段洋楽聴いてるけど英語は何ひとつ身についてないですもん。「歌で覚える」というのは歌が大好きなフィリピン人らしいなあと思うのですが、どうにも自分には合ってる気がしない。

Netflixで楽しく英語学習

歌がダメでも、映画なら行けるんじゃない? ここに来た頃よりはだいぶ耳も良くなったはずだし……ということで、3週目が終わったあたりから、Netflixを使って映画を見始めました。ストリーミングはとても無理なので、タブレットにダウンロードして、夜、部屋にいて元気な時に見ています。前に書いた通りの通信環境なので、ダウンロードも失敗しまくりで、なかなか大変なのですが……。

私のリスニング能力ではとてもハリウッド映画の早口会話は聞きとれないので、Netflixでは英語音声に加えて英語字幕を表示して映画を見ています。字幕さえあれば、初見の映画でもちゃんと意味を理解して観られる!気になる単語が出てくると一時停止して辞書で調べ、また映画に戻る……という見方なので普通に見るより時間がかかりますが(前後で意味が類推できる単語は辞書引いてません)、この方法だと単語帳で覚えるより難しい単語も覚えやすい気がして、自分では気に入っています。

本当はこれでシャドーイングをするとさらに良いのでしょうが、今のところは本数を観たい(セブに来てからほとんど映画を観られてなかった)ので、まずはこの方法を続けてみる予定です。

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