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社会人がフィリピンへ7週間英語留学に来てみました

私は今、フィリピン・セブ島にある「IT Park」という街のコンドミニアムの一室でこれを書いています。一般にセブ島といえば、海が綺麗だったりリゾートホテルが素敵だったりダイビングするのに素敵なところだったり……ということで有名だと思うのですが、私の部屋から見えるのは普通の(といってもセブ島にしては)高層ビル多めの町並み。全然リゾート感はありません。

私はかなりいい歳の社会人でして、今回セブ島に来た目的は、タイトルに書いたとおり、英語の短期留学のため。会社を辞めて次の会社に入るまでの7週間を利用して英語を真面目に勉強してみようとここへやってきました。しかし、私の職業は編集者で、仕事は日本語オンリー。英語は出張で海外へ取材に行かない限り必要ないので、TOEICすら受けたことがないというていたらくです。おそらく英語力のピークは大学院生の頃で、その後は下がる一方だったと思われます。そんな私でもフィリピンで7週間真面目に英語を勉強したらちゃんと英語を話せるようになるか?という実験を、体を張ってやってみようかと思い、やってきたというわけ。

フィリピン(セブ島)&QQ Englishを選んだ理由

今回、「こんど私、英語を勉強しにフィリピンに行くんですよ-」と言ったら。「なぜフィリピン?」「どこの英語学校?」といろんな人に聞かれました。実はフィリピンは、東南アジアの中では数少ない「英語が公用語」「かなりの割合の国民が英語を話せる、しかも上手」という国です。タガログ語やビサイ語というローカルの言語があるものの、多くのフィリピン人は英語を話せます。ペラペラに話せる人も全然珍しくありません。ネイティブではないけれど、ネイティブに限りなく近い人も多いのです。そんなわけで、フィリピンにはたくさんの英語学校があり、世界中から英語を勉強したい人たちを受け入れています。

私がこのことを知ったのは、実に今から8年前の話。この記事を編集したときのことでした。

詳しいことはこの記事に載っていますが(そして8年前より値段も上がっていますが)、私がフィリピンに来たのは
料金が格安:平日みっちり英語レッスン+3食+寮の部屋代込みで2カ月で30万円台
マンツーマンの授業が中心:私の場合、1日8時間のレッスンのうち6時間がマンツーマン、2時間がグループレッスン(生徒の数は3人以下)
日本から近く航空券も安い:LCCが使える(今回私はAir AsiaとCebu Pacificを利用。3万円くらい)
という3つの理由からでした。

英語留学をしている他の国に行ってもいいんですが、ほとんどの国はグループレッスン中心なんですよね。日本国内でベルリッツのマンツーマンレッスンを受けると、1レッスン6000円~8000円台。1日6時間、ワンレッスン6000円でマンツーマンレッスンを受けたら1週間で18万円。時間さえ作れれば、フィリピンの英語留学がいかに割安か分かると思います。

そして、私が入ったのは「QQ English」という英語学校。バイク便の「キュウQ便」創業社長の藤岡頼光さんが立ち上げた英語学校で、今年で10周年です。フィリピンの英語学校だけでなく、Skypeを利用したオンラインの英会話学校もやっています。フィリピンの英語学校で一番多いのは韓国資本、次は日本資本なのだそうで、こちらは日本資本になります。日本資本とはいっても、学生は世界中からやってきていてそういう意味でもスゴいです。

カランメソッドを体験してみたかった

QQを選んだ最大の理由は「カランメソッドを体験してみたかったから」。カランメソッドというのはイギリスでできた英語の学習法。徹底した反復練習が特徴で、他の学習法と比べて4分の1の学習時間でケンブリッジの試験に合格できるというものです。これをやってみたくて、カランの正式認定校であるQQを選んだ、というわけなのでした。

……はっ、本編に入る前にこんなに長くなってしまいました。実際の留学生活日記は次回以降書いていこうと思います。というわけで、ほとんどセブの話をできないままで次回に続く。。。

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