見出し画像

17歳の振り返り

今日は17歳最後の日。
せっかくなので振り返ってみようと思う。

昨年11月。誕生日のすぐ後に彼氏ができた。
RADWIMPSが好きな人。

で、12月に振られた。
え?気が変わるの早くないですか?
なんでも受験勉強に専念したいらしい。
じゃあ最初から告白してくんなや!!
クリスマスデートの予定立ててたじゃん!!
私の時間返せ!!
という怒りの感情と共に
人生ってこんなに思い通りにならないんだなあ
と、逆に笑いが込み上げてきた。
今思えばそこでかなりマインドが変わった気がするから、その時の彼には感謝。振ってくれてありがとう。東大受験がんばれ。

そして年明け。ハッピーニューイヤー。
1月2月3月は色んな人と遊んだり、演劇シーズン観に行ったり、わりと充実してた気がする。

4月。ついに迎えたクラス替え。
やばい、仲良い人が1人もいない。

3年生になり私は、高校生活ではじめてのぼっち生活を経験することになる。1から誰かと仲良くなるのは、周りの交友関係が出来上がっている中ではハードルが高かった。最初は辛かったが、徐々に気持ちの折り合いもついた。

喋る人がいないと暇なので、クラスの人間観察をすることにした。暇つぶしになる程度には面白かった。

でもそれもすぐに飽きたので、私は1人で楽しむことを決めた。フェスにライブに観劇に、学校外でとにかく楽しめそうなところに行った。

それまで私は1人行動ができない人だった。映画に行くにも、ご飯を食べに行くにも、誰かを誘わなきゃと思っていた。

知らないうちに自らを縛っていた。やってみると1人行動はぜんぜん平気で、むしろ気を遣わなくて楽だった。この発見は私の世界を大きく広げた。

やりたいと思うことはできるだけ諦めずにやることにした。今までだったら踏み出せなかった1歩を、なんとかなる、と踏み出すことにした。

そうやって過ごすとあっという間に時は過ぎ、今に至る。

たくさんの別れもあったが、たくさんの出会いがあった。とくに演劇関係の知り合いが増えた。初めてブロックにも立つことができた。今まで考えられなかったものをたくさん見ることができた。

そういう1年だった。

嫌だったことも思い出したくないこともある。だけど、間違いかどうかは分からない。生きていれば必ずどこかには繋がる。繋がった先で心から楽しいと思える時を過ごせたなら、そんな過去も正解だったと言えるんじゃないか。

だからこそ、期待を込めて言おう。

「17歳、いい1年だった!」

18歳、どこかに繋げられるように、生きる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?