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びわの葉こんにゃく温湿布しています

昨年不調になっていた話からずいぶん日が経ちました。それはひさびさの背中から脇腹のきつい痛みで、CTを撮影すると気胸と診断され落ち込んだ出来事でした。

もしかしてこのまま、いい感じで乗り越えられていくんじゃないかという淡い期待もむなしく、やっぱり今でも少し肺痛があるとドキドキしてしまう。

それでもやれることはやってみようと、病気になってからはいろいろな自然療法を試しています。

今日はその中の一つ、「びわの葉こんにゃく温湿布」の話です。

私のバイブル本の一つ、東條百合子さんの「自然療法」という本に書かれている治療法を参考にしています。

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びわの葉にはアミグダリンという成分があります。それが熱によって皮膚に浸透し、細胞に活力を与えて血液を浄化する働きを助けます。

アミグダリンはがん細胞も健康細胞にするほどの力があるということで、びわを使った手当が紹介されています。

特に葉っぱとモグサを使った温灸法は効果的のようですが、私はもぐさより気軽にトライできて続けられそうなこんにゃく療法を取り入れました。

実際に家でしているびわの葉こんにゃく療法を簡単にご説明しましょう。

1. 鍋に水を入れて沸騰させたところにこんにゃくを2丁入れ、10分〜15分程度温める。
2. 1.で温めたこんにゃくを一丁ずつタオルでぐるぐる巻きます。(こんにゃくがかなり熱くなっているので、取り扱いには要注意)
3.  びわの葉のツルツルした方を身体の痛みのある箇所に当てて、その上にタオルで包んだこんにゃくを置きます。
4. こんにゃくの熱さを調整しながら、体をゆっくりやすませます。こんにゃくが冷めてきたら巻いたタオルを薄くしていきます。
5.大体30分くらいで冷めてくるので取り、最後に冷たいタオルで拭いて終了。

私の痛みは右肺上部と右脇腹あたりなので、上向きになってこの2箇所を温めることが多いです。

温めている箇所以外は肌が露出して寒いので、こんにゃくを離して場所を少しずらす、その上から体全体にフリースや毛布をかけてもらうことを何度か繰り返します。

そして時々うつ伏せになって右の背中や腰のあたりを温めたりもします。

でもうつ伏せになると誰かの手を借りないとびわの葉をあてたい場所に置けません。だからどうしても家族の助けが必要。

「熱い!でも寒い!」

と、確かに割と騒々しい。

若干うとましがられながら、「ほらよ!」「あらよ!」と割と雑な扱いでながら、家族にお世話をしてもらいます。

お世話されている私も割と無防備な姿で命令、、いやお願いするという絵面にとんだ茶番やわ、と思いつつもとにかく手伝ってしてもらうしかないのです。

準備し始めると毎回「今日もするんや、、、」と小さな呟きが聞こえる中、冷蔵庫で保管しているびわびわちゃん(びわの葉を我が家ではこう呼んでいる)を取り出し、鍋に水をかける温灸の日。

びわの葉温灸タイムは、そんなやり取りの中でも家族に感謝しつつ、自分の体を見つめ、いたわる時間となっています。

ちなみにびわの葉はネットで購入しています。いつか一軒家でびわの木を植えたいというのが私のささやかな願いです。



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