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実は自分が飽きていたことが罪だった

サービスが創業期から拡大期に入る。

創業期は、ないものから形をつくる、要は0→1の段階で、私は自分の思考の赴くまま、エステティックのサービスをあぁでもない、こぉでもないと右往左往しながら、

本当にお客様の心を動かすサービス何なのか!!

ということだけ考えながら、私はトップに立ち、
その周りのスタッフはそれに振り回されてるのか、大変だけど創り上げることが面白く一緒に居るのか、

私の古くからの親友も交えながら心がハッとするサービス を創りあげていった。

エステティックの中の、特に分類としては リンパマッサージと小顔矯正、そしてフェイシャル

人に喜んでもらえることが好きな私にとって、

身体と身体を通じて感動を与えられるサービス

この分類は感激を与えたい人間にとって最高のカテゴリだ。

感覚値として創りあげたものが、

「痛いッ!!でも効く!!そして気持ち良〜い」

これは人間の感覚を絶頂に導く。言葉では表現しにくいが、この感覚値に基づいた施術内容と工程なのだ。

小さい頃から形ある作品を創ることは得意とした。絵も得意。数々の賞や上野美術館に展示されたり、TVで放送されたり。

10年前に目に見える固形物ではないが、マッサージという作品を創ることにはまってしまった。

サロンは数々の賞や雑誌に取り上げて頂き、あまり公表はしてなかったが、有名芸能人・モデル・オリンピック選手までこの隠れ家サロンに通って頂いていた。

やはり私は唯一無二の物やサービスを創ることは本当に幼少期から自信持って得意のようだ。
クリエイターになりたいと高校生の時思っていて、でも経営者になったなとは思っていたが、やっぱり私はクリエーターだったのかもしれない。

今までの10年が創業期だと思っていない。


実は創業期は5、6年で終わっていた。


創造性を得意とする私は5、6年で自分が納得するまで創りあげてしまっていた。
年末は必ず納会し、サロンでお寿司やお酒を取り、書き納めと書き初めをしていたのだが、

これが2015年の年末。もう3年半前か。

自分は2015年が納得するまで創りあげたのか「」と書いてある。

2016年が「」らしいことを目指したく、この字を書いてるのである。

北野唯我さん著書の 天才を殺す凡人 という本を読み、その中の物語が今の自分たちと非常に似た状況である。この書籍を読み、救われた部分や、反省する部分が多々あったが、

これを参考にすると、

実はこの2015年年末あたりで、自分の得意とする能力では役目は終わっていた。
創りあげてしまい、自分が飽きてしまっていのだ。これに気づいていない私は非常に罪だった。サロンをずっと残したい想いだけでなんとか経営していたのだ。

それからは社会経験値も少ない自分の苦手とする分野に突入し、
2016年からは、自分がいなくても上手くいくサロンをつくろうとしたが、なかなか苦戦。
マネジメントのセミナーに通ったり、コンサルいれたり、、

なんとなくもう自分だけの経営では限界があるなぁと感じてはいた。

主人はそんな欠けた経営を補ってくれる存在と思うところもあった。結婚するまでかれこれ10年弱の付き合いで、若くに起業した私に沢山の方が数々の助言をして頂いていたたが、主人である彼の話はいつも心に突き刺さっていた。指摘も含め。

主人である彼の助言も参考にしながら、やはり施術力はあるので、たくさんお客様がいるサロンとはなったが、私がスクール等違う分野を向いてちょこちょこ抜けるサロンは、なんだか人材が続かなかった。

そうこうしているうちに、創業を手伝ってくれたスタッフの多くは結婚や妊娠が続き、私も妊娠してしまった。

寿退職したスタッフの後に入社したスタッフを、ずっと私の右腕のように支えてくれていたゴッドハンドの貴咲店長が一人で面倒見るのは、かなる重い仕事を任せてしまった。私も妊娠や新ブランドを創る最中の中で。

そんなこんなで、すごい自分でも良いサロンを作っている創業して5、6年でしたが、その後はなんて良くないサロンの典型じゃないか!!と思うくらい、良くないサロンになってしまってた。

それでも技術力で通ってくださってるお客様がいて感謝でしかない。スタッフやお客様までもこの状況に迷惑をかけていた。申し訳ない。

今、思えば、結局この結果になるのであれば
1、納得するサービスが出来上がった5、6年で事業を売るべきだった
2、次のフェーズを担えるくらいの学びや人間力を培うべきだった

2を挑戦したかったのですが、子育てや旦那を立てたい気持ちがあり、次のフェーズを得意とする旦那にトップになってもらおうという結果でした。

次のフェーズを担う人間力はまだまだ自分には足りませんでした。。

でも足りてたら、すごい自分が仕事できる人で、
逆に結婚してないか、自分を支えるような旦那か、しか選んでなかったと思われるので、
私は大黒柱を支える妻や母にもなりたかったので、これはこれで良いのかな、旦那をトップに立てて自分も学ばせてもらおう!!と思ってます!!
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