クラクフ国立博物館 常設工芸品展示室—象牙とガラス

画像1 クラクフ国立博物館、常設の工芸品展示室を当館の修復専門家Eさんに案内していただいた。象牙の磔刑像のある祭壇(19世紀後半)は、汚れてバラバラの状態で持ち込まれたものを復元した。
画像2 サイズは小さいが、どれも繊細かつ大変表現力に富んだ彫り。
画像3 これらの磔刑像が失われずに保存されてよかった。
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画像5 表情豊かな象牙の楽士たち(被写界深度不足失礼)。
画像6 象牙と木でできた物乞いたち。帽子や服は木の象嵌だそうだけれども、どうやって服を着せたのか不思議。
画像7 象牙のメイスなど。現在、象牙の国際取引は原則禁止、今後新作が彫られる機会が減っているため、こうした作品は貴重。
画像8 常設の工芸品展示室のガラス工芸品。ものすごく技巧を凝らしたガラス器が並ぶ。
画像9 緑色のはウランガラス。さらに金や着色を施していて大変凝った作り。
画像10 シャンデリアも優美で複雑なデザイン。
画像11 形からは何に使うのかよくわからないものもあったり。この左右に首が伸びている黒っぽいのは何でしょうねえ?
画像12 他に有名なエミール・ガレの小品などもありましたが、この辺りの装飾過剰なふざけたデザインが面白かったです。

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