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私とブランドと発信力と

はじめまして。

良く言えばこだわっている、
良い意味で拗らせている、
RDRというバッグブランドで活動しております、高梨と申します。

RDR(アール ディ アール)は、
日常に溶け込む 反逆的エレガンスをコンセプトに、
人とは違うけれど、派手すぎない、
上品だけれど、退屈じゃない

ジュエリーのようの様に纏えるバッグを提案しているブランドです。

素材は、主にPVCという塩ビ素材を使用し、
そこにシルクやベロア、金属やレザーなど、質感の異なるものを
組み合わせる異素材mixを得意としております。

ネイビーやモスグリーンなど、
1枚ずつPVCを染め、独自のカラーを生み出し
私達にしか出来ないモノ、世界観、
唯一無二のブランドを目指し、
年齢はもちろん、季節、
性別問わずお使いいただけるブランドになりたいと思っています。

RDRのはじまりは
夜間の服飾専門学校で出会った
デザイナーと卒業後、数年を経てスタートしました。
本業の傍ら、2016年ごろから不定期で展示会などに出展し、縁あって有名セレクトショップさん数社とお取引をさせていただき、
昨年は、念願の伊勢丹さんでポップアップもやらせていただきました。その後、約一年の産休を経て、今年度より上野にシェアアトリエを借り、本格的に活動を再開致しました。

今までは本業の傍らであった為、あまりシビアにビジネスとして考えてこなかったこともあり、認知度が低いことも、うちは一般的な可愛いじゃないからしょうがないかな、そのうちなんとかなるだろう。くらいにしか考えていませんでした。

そんな自分達を追い込む意味もあり、
今回アトリエを借りたのですが、
人件費や材料費、毎月の固定費が発生することで、確実にまとまった売上が求められる状況となり、真剣に毎月の売上というものに向き合わなければならなくなりました。

そこで、まず今出来ることは何か?
と考えた時に、新作やECの鮮度を上げることはもちろんなのですが、同時に認知度も上げなくてはいけないということに、今更ながら気がつきました。

あまりにも当たり前の事すぎて
皆さん引かれてるかもしれませんが、
この認知度をあげる為の発信、というものが、
私達はとにかく苦手でした。

世の中には今、空前のPVCブームが到来しているのですが、私達はブームの何年も前から活動していたのにも関わらず、完全に乗り遅れてしまっていました。
その1番の原因は、
自分達の世界観を守りすぎるあまり
まったく発信をしてこなかったことでした。

そもそも私は筋金入りの発信系苦手女子でして、過去のブログブームもミクシィブームも
フェイスブックブームも、発信という発信を
全てスルーして生きてきました。

そんな私の性格も災いし、尚且つ
言葉で説明するには難解なRDRの世界観を、
私の発信で、壊してしまってはいけない!
という恐怖心も相まって、
SNSの更新頻度も年に数回という酷い有様でした。

もちろん、流行に乗ることが全てではないですし、
"流行"とは少し距離を置いた、独自の世界観を持ったブランドでありたいと思っています。

ですが、それを選択するのはお客様で、
現状その選択のテーブルにRDRは載っていない。

認知度が低いということは、
最早存在しないも同然
考えてみれば至極当然のことなのですが、
コレに気づき、向き合うまでに随分とたくさんの時間とお金を費やしてしまいました。

自分が変わるか、
ブランドが終わるか。

発信出来ない自分から、発信出来る自分になる為、これからnoteを使って自分と向き合いながら、ブランドについて、その裏側について書いていけたらと思います。

RDRというブランドを知っている人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
これからどうぞよろしくお願い致します。



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