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口説かれたくても、それ以上にならない。

思考は現実化する、とか、引き寄せの法則 とか私は実は大好き。だから、具体的に細部までイメージするために紙に書いたりしている。去年、婚約破棄後に回復して彼氏が欲しくて欲しくてたまらなかった私は、それこそ細部にわたってどんな風に男の子と出会ってお付き合いが始まりたいか書いてみることにしたの。以下はそのメモ書きだ。長いし、結論は最後に書くので飛ばしてもらっても結構。

こんな風に口説かれたい(妄想ver.)

■スペック 

黒髪短髪のメガネ男子。
身長175センチ、やや細めな体格。手のひらが大きくて骨ばってる。
もうすぐ30歳。友達は第一次結婚ブームが来てる。
結婚てなんだか良さそうと思い始めてる。
仕事はウェブ系のエンジニアで私服通勤。
代々木にあるオフィスに電車で通ってる。
オートロックの西荻窪にあるお洒落な1Rで一人暮らしている。動物は人並みに好き。
料理はパスタとか簡単なものは自分で作って食べる。綺麗好き。
お酒は好きだけど弱め。酔うと眠くなるタイプ。
休みの日は、好きな映画を借りてみてるかランニング。
歴史好き。フェス好き。
兄と妹がいて、穏やかに家族円満に育つ。
両親は民宿を経営
出身は香川県小豆島
元カノにセックスがいつもワンパターンといわれてふられたことを引きずっている。ちょっと前ブームになったロールキャベツ男子で今までの経験人数はワンナイトも含め4人ほど。

■出会いから初デートまで

映画好きの集まりから派生したバーベキュー。秋の多摩川に集まって共通の友人がいたことから知り合いに。

グループのラインがあったことからラインで連絡を取り合うように。最初のやりとりは、オススメの映画みたよーというものから。ちなみに、ドラゴンタトゥーの女。そこから、観たい映画見に行こうの流れで夜ご飯。土曜の日中みてからの早め夜ご飯。渋谷で焼肉!その日に猫の話や、音響にこだわってるという家の話、過去の恋愛の話になる。名残惜しくも帰宅。

■二回目のデートから告白まで

二回目は平日夜にご飯を西荻窪のおすすめで食べることに。これもお肉です。
早めスタートでまだバスもあるので、彼の家でデザート買って食べることに。実はかなりの甘党君が発覚。普段、彼がひとりだとあまり買えないからといってやや強引に駅前のケーキ屋でテイクアウト。
よく片付いた部屋はくるりがかかってて、コーヒーいれてくれたけど飲めないから牛乳もらって入れて飲む。ソファに並んで食べる。分けっこする。私もドキドキを隠しながら、「なんか女の子といるみたいだね」っていったら、困った顔で笑いながら、グッて抱き寄せて「男の子ですよ?」って。「でしたね。」「なんで敬語なんすか?」だって緊張するし、この展開。「…おれ、あやのちゃんのこと好きだよ。この前からすっごい楽しいし、もっと一緒にいたい。おれの彼女になってください。」…最後は声が震えてた。身体ごと震えてた。
だから、いったん腕を剥がして彼の泣きそうな顔をみて、いいよって。言ったの。すごい喜んでた。ぎゅうううって。愛しそうに、大きな手で私の顔をつつんで、やわらかいって。

****妄想終了!!!*****


妄想を書き記して気づいたこと

読み返しても恥ずかしいわ。これ。裸になるより恥ずかしいかも。それで、書いてみて、驚愕の事実に気づいたんだけれど。これ、過去の記憶の寄せ集めだった!この部分はあの人との出会いのエピソードで、これはあの子とのやりとり、とかすでに経験したことのベストな思い出をつなぎ合わせただけのものになっていた。

経験していないこと、想像できないことって文字に落とせない。

こうあって欲しいとか、理想って、どんどんアップデートされていくものだと思うし、これまでの経験が最高の状態って、私は物足りないと思っちゃう。だから、理想を文字に落としても、それはもう過去のベストであって、今の自分が望むものではないんだよね。全くイメージ出来ないことについて、間合いを詰めるために書いてみるというのはありだと思うんだけど、経験していることについては、他の方法がいいんじゃないかなと。

具体的にではなく、こんな気持ちになりたいに焦点を

じゃあ、どうするんだよと。最近の私は気持ちにフォーカスしてる。トキメキを感じたり、アドレナリン出た時のことを思い出して身体で追体験している。あの感じを思い出して、すでに味わっている気持ちになって、事実が追いついてくるのを待つ。すごい抽象的だけど、最悪でも何も起きずとも元気になれるし、思ってみない幸福が意外な方向からやってきたりもするし、結構ありだと思ってる。

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