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来月、ベトナムのダナン&ホイアンへ行ってきます。予想しない旅の道連れ。

私はデルタのスカイマイルを貯めているのですが、60,000マイルほどたまったので、それを使って無料の特典航空券でどこかに旅行に行きたいな、とずっと考えていました。

60,000マイル以内となると、北米やヨーロッパ旅行には足りないし、日数的なことも考えて、東南アジアがいいかな?と思い、ベトナム旅行に行くことに決定!

ベトナムのダナン&ホイアンへ!

私は愛知県在住で、最寄り空港である中部国際空港(セントレア)からは、ベトナム航空の直行便がハノイとホーミチンシティに就航しています。

しかし、私は友達の影響で、ハノイやホーミチンシティではなく、ベトナム中部にあるダナンとホイアンに行きたいと思っていたので、ハノイ乗り継ぎのダナン行きのチケットを買いました。

(6月は北部ハノイも南部ホーチミンも雨季なのですが、中部のダナンとホイアンは乾季というのも、行き先をダナン・ホイアンにした理由のひとつ。ひとつの国の中でも雨季と乾季のシーズンが全然違うんですね。)

スカイマイル特典航空券だと、行き先がハノイでもダナンでも(フライトが1区間でも2区間でも)同じマイル数で交換できるので、特典航空券でダナンに行くのはお得感があります。

(しかも、スカイマイルで提携エアラインのベトナム航空の特典航空券を取ると、燃油サーチャージもかからないので、実際に支払った金額は諸税の5,000円程度のみでした♪  特典航空券、すばらしい。)

ベトナムのダナン空港から、古都ホイアンまではタクシーで40~50分ほど(料金2,000円程度)で行けるようです。

ホイアンといえばランタンで有名な世界遺産の街。いつ行ってもランタンの灯る夕暮れの景色は見られるのですが、月に一度、満月の夜に催される「ランタン祭り」の晩は、街の電気が落とされ、川に流されるランタンの数も増え、とても幻想的な雰囲気を楽しめるそうです。

せっかくならそのランタン祭りを見たいと、旅行日程を6月末のランタン祭りの日に合わせました。久しぶりの、仕事ではない気ままなアジア一人旅!

予想しないことが起こるのが「旅」

・・・のはずだったのですが、予想もしない展開が。

なんと、知り合いのサイト運営者さん(Hさん/女性)とメッセージのやりとりをしていて、「ランタン祭りの日にベトナム旅行に行きたいと思っているんですよ~。」と話をしたら、トントン拍子に話が進み、なんと、日付を合わせてベトナムでいっしょに遊びましょう、ということになりました。

こういうことがあるから、人生はおもしろいですね。

このHさん、旅行好きなのですが、英語が得意ではなく、お一人ではパッケージツアー(添乗員さんがずっとアテンドしてくれ、「次はこれに乗ってください」「このレストランでこれを食べます」のように案内されるツアー)でしか海外旅行に行ったことがないそう。

(※ご家族やお友達といっしょの旅行では代理店手配の現地フリープランツアーに行かれたことがあるとのこと。)

Hさんは、飛行機とホテルをそれぞれ自分で手配して海外に個人旅行することにずっと憧れていた、と話してくれました。

周遊型旅行で、決められた旅程で添乗員さんの後を付いていく旅ではなく、自分のペースで興味のあるところをゆっくりみたり、疲れたらカフェに入って休憩したり、何ならホテルに戻ってお昼寝したり……そんな自由な旅をしてみたい。

でも……、旅慣れていないから、飛行機の乗り継ぎや、空港からホテルへの移動、現地での交通手段も不安がいっぱいだし、ホテルのチェックインもちゃんとできるか心配。英語があまり話せないことも、不安を大きくしているようでした。

パッケージツアーしか行ったことがない人の気持ち

私は海外バックパッカーの経験もあり、これまでの海外旅行もほとんど個人旅行で行っています。(ツアーは1回だけ台湾で経験しました。)

正直、”地図の読めない女”で、方向音痴なのですが、海外で道に迷ったらそのへんの人に聞いてまわって、なんとかなってます。迷うのも、それはそれで楽しいし、思いがけないお店を見つけられることもあるし。

だから、こういう言い方は失礼かもしれませんが、Hさんと話していると、「パッケージツアーでしか海外旅行に行ったことがないけれど、本当は個人旅行がしてみたい!」と思っている人は、こんな不安を持っているんだ、こんなことで困っているんだ……と今までわからなかったことに気づきます。

そういえば、母が数年前に同世代の友人グループ(60代~70代の女性たち)で海外パッケージツアーに参加したのですが、少し空き時間があっても、ホテルで時間をつぶしていたと言っていました。

「えー、せっかくツアーの中に自由時間があるなら、あっちこっちまわってくればよかったのに!」

もったいなさそうな顔をしてそう言った私に、母はこう言いました。

「あんたみたいに英語が話せれば私だってそうしたいけど、迷っても道を聞くことができないから、ホテルに戻ってこられなくなったらと思うと不安だもの。地元の市場や商店で買い物もしてみたいけれど、買い物で店員さんに何かきかれてもさっぱりわからないだろうなと思うとね……。だから、結局ホテルで時間つぶして、おみやげは無難に免税店で買ったよ。」

母のセリフを思い出して、Hさんに伝えると、

「そうなの! 本当はみんなやりたいこといっぱいあるの! だから今回はもう嬉しくて!自分じゃ絶対できない旅ができるんだろうなーって! もう最高です!!」

と返事が返ってきました。

(そうか、そうなのか。こういう言い方は語弊があるかもしれないけれど、旅慣れておらず言葉に不安があると、”小さなモンダイ”がたくさんあって、それで、やりたいことを諦めたり我慢したりしなくちゃいけないのか…)

Hさんの求めているものって難易度の高いことではなく、「ここのお店好みだからもうちょっとゆっくり見ていたいな」、「街歩きに疲れたらホテルの部屋に戻ってお昼寝したいな」、「レストランで(あらかじめ決まっているメニューではなく)そのときの気分で食べたいものを注文したいな」とか、そういう感じのものなんです。

たぶん、一人旅の経験のある人なら、「えっ、そんなの、普通にできることでしょ。」と思うことなのではないでしょうか。

Hさんからの「もう最高です!」のメッセージを読みながら、私はじんわりと嬉しさがこみあげてくるのを感じました。

旅人冥利に尽きる

私が現地で旅のサポートをするといっても、上と下とか、世話する側・される側とか、そういうのではありません。金銭も介在してないし。

私がちょっとしたお手伝いをすることで、Hさんが”ずっと憧れていた、でも自分じゃ絶対にできない旅”をすることができるとしたら、なんというか、「旅人冥利につきる」と思ったのです。

旅人冥利って変な言葉かもしれませんけど、誰かが何かを強く望んでいて、でもちょっとした不安を抱えている状態にあり、私がその不安を軽減する手伝いができたら、とても嬉しいな、と思います。

もちろん、Hさんも私もいい大人ですし、べったりいっしょに行動しなくてもいいと思ってます。(部屋も別々に取りましたし。)

Hさんがホテルからぶらりと川沿いの散歩にでかけて、ナイトマーケットをぶらついて帰ってくる間、私はホテルのプールサイドでのんびりお酒を飲んでる…とかもアリ。

「添乗員つきのパッケージツアーじゃないんですもん、気楽に、そのときの気分でお互いしたいことをしましょう、(案内や通訳で)お世話になってるからと遠慮や我慢するのはナシですよ。」とHさんにも伝えました。

なので、感覚としては、二人旅ではなく、それぞれが一人旅の気分です。

そんなわけで、あれよあれよという間にHさんと話が進み、Hさんは航空会社サイトからの往復航空券の予約を完了!(※私はアドバイスはしますが、基本的にチケットや宿の予約などはHさんにご自身で行ってもらいました。)

パッケージツアーではなく、自分で飛行機の便名と乗り継ぎ地を選んで、航空券を自分で予約をしたHさんは、なんだか少し高揚しているようで、「初めてのフリー旅」にワクワクしている様子が私にも伝染してきました。

旅に行くことを決めて、航空券を取ったときは、本当に心が躍るものです。

ところが、このあと、無事に予約完了したかに思えた航空券に思わぬミスが発覚! 個人旅行にトラブルはつきものですが、旅行前からさっそくトラブルの洗礼です……。

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航空会社サイトで航空券を買ったとき、MRとMSを間違えてしまったら!?

続きを楽しみにしてくださる方はぜひ「スキ」を♪ note始めたばかりなので、いろいろよくわかってませんが、反応いただけるととても嬉しいです!

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