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看護師から見た「いい看護師」、医師から見た「いい看護師」、患者から見た「いい看護師」とは?

こんばんわ(^^)看護師+認定心理士のAyaです。

今回は素敵なご質問を受けたので、この記事をお送りします。

質問:【看護師から見た「いい看護師」

医師から見た「いい看護師」

患者から見た「いい看護師」をぜひ教えてください(^^)】


ご質問ありがとうございました。


 看護師から見た「いい看護師」

医師から見た「いい看護師」

患者から見た「いい看護師」とは

どんな看護師なのでしょうね。


まずは、看護師から見た「いい看護師」

それは、ズバリ「看護師の自分に合わせてくれる看護師」でしょう。

・その看護師が大変な時に手を貸してくれる看護師。

・その看護師が患者の愚痴を言った時に「そうだね〜」と共感してくれる看護師。

・その看護師が出来ない看護師の後輩の悪口を言った時に「そうだよね。私もそう思う」と共感しくれる看護師。

・看護師が相談したいと思えるほどの知識・技術を持った看護師。



次に、医師から見た「いい看護師」

それは、ズバリ「医師の自分に合わせてくれる看護師」でしょう。

・医師の介助の時に何も言わずとも、自分の欲しい器具をサッと出してくれる看護師。

・医師の書こうとしてる書類を察して、何も言わずともサッと取ってくれる看護師。

・医者が処置をする前にその医者が使いやすいようにセッティングしてある看護師。

・医師が知識・技術が豊富で相談できるような看護師。



最後に、患者から見た「いい看護師」

それは、ズバリ「患者の自分に合わせてくれる看護師」でしょう。

・辛い時にそばに居てくれる看護師。

・自分の話を「そうですね」と聞いてくれる看護師

・ナースコールを何度押しても、嫌な顔一つせずに「ニコッ」と笑って対応しくれる看護師。

・痛い思いを何度もしないように一発で採血を決めてくれる確かな技術と知識を持った看護師


共通しているのは、看護師の「知識と技術」は看護師・医師・患者ともに求めているということですね。


しかし、その他はどうでしょうか。

やはり、それぞれの立場に合わせてくれる看護師さんを、それぞれ「いい看護師」さんだと思うんでしょうね。

なぜ職種によって「いい看護師さん」の像は違うのでしょうか?

それは、それぞれ「目的」が違うからではないでしょうか?

本来なら医療者は、患者さんを目的にするべきです。

しかし、医療者は「患者」さんよりも「自分」が目的だと思っている人も多いのが事実です。

「患者さんよりも、自分の愚痴や不満に共感して欲しい」

「患者さんよりも自分の仕事を手伝って欲しい」

「患者さんよりも、自分がしているこの処置のサポートをうまくやって欲しい」

医師も看護師も、医療者が「患者さんのため」という目的が一緒ならば

バラバラな方向に行かないはずです。

しかし、

看護師から見た「いい看護師」

医師から見た「いい看護師」

患者から見た「いい看護師」がそれぞれ違うということは

みんなが「バラバラの目的にいる」ということです。

患者さんよりも自分が大事な人もいれば、

患者さんが一番大事だと思って仕事をしている医療職者もいるということです。

私は、もちろん「患者さんのために」働く看護師さんが「いい看護師」さんだと思います。

私たち医療職者の中心は「患者さん」なのですから。


会社でも一緒ですよね。「利益」を目的にする人もいれば、

「お客様」を目的にする人もいる・・・。

目的を何にするかによって考え方は変わってくると思います。


、、、あなたはどう思いますか?




最後まで読んで頂きありがとうございます。サポートにも感謝です。私の言葉があなたの人生の役に立ちますように。