たかとりと

"中東で一番有名な日本人"鷹鳥屋明さんとの会話からの学び3選。

今年6月に開催したThe Life School(キャンプしながらライフを学ぶ場)で、私の約10年来の友人であり、今や"中東で一番有名な日本人"である鷹鳥屋 明さんを講師としてお招きし、それはそれは素晴らしいセッションをしていただきました。今日はそのThe Life School仲間でのランチ会があり、鷹鳥屋さんも参加していたのですが、彼との会話の中で沢山の学びがあったので、その中から3つを記録しておきます。

<鷹鳥屋明さん プロフィール>
1985年生まれ。
「中東で一番有名な日本人」としてアラブ圏を中心に日本と中東諸国を繋ぐべくアイドル活動と執筆を行う。SNSを活用して現在インスタグラム約7万人、Twitter約3万人の10万人近くのアラブ人フォロワーを抱える。メーカー、商社、NGO、ベンチャーを経て日本と中東を行き来しながらたまに危険な目に遭いながらも仕事を楽しんでいる。大分県出身。

1.大胆な行動の裏には徹底した守り。

危険な地域も多く訪れていたり、日常的にアラブの民族衣装を身にまとって行動していたりと一見大胆な性格に見える鷹鳥屋さん。しかし実のところ、かなりの慎重派とのこと。それだけに何か行動を起こす前には「調べる、相手を知る、歴史を学ぶ」ことを徹底しているそう。その上で、いけると思ったところはドンドン攻める。中東では、可愛がられるアイドルキャラとして人気の鷹鳥屋さんですが、現地で受け入れられているのは、地域によっての着こなしの違いなどもきちんと調べた上で民族衣装を綺麗に着るようにする、など相手に敬意を払っていることが伝わっているから。大胆な行動ができるのは、信頼関係をきちんと築いているからこそ成せる技なんですね。

2.炎上しないのはなぜ?存在感を出しつつ嫌味にならない理由。

「そういえば、鷹鳥屋くんって炎上しないよね?なんか存在感あるのに嫌味じゃない。なんでだろう?」という疑問をぶつけてみました。そうすると「あー、自分から何か仕掛けにいこうとかは全く考えないですね。」と。なるほど、ここで一発バズらせてやろうみたいなことはしないのね、ふむふむ。そして「存在感を出すには、この場では自分にどんな役割が求められているかを把握して、そこと自分ができることの重なる部分を徹底的にやります。決して無理はしない。」とも。自分という軸はぶらさずも、相手目線を重視。だから「俺すごいでしょー」とか、背伸びしている感が出なくて、嫌味じゃないんですね。

3.専門家を呼んだときにファシリテーターがやっちゃダメなこと。

日本で中東関連の話題がホットになった際には、TV番組に有識者枠でコメンテーターとして呼ばれることもよくある鷹鳥屋さん。でも「今後はこの番組への出演は遠慮したい・・・」と思ってしまう司会者もいるんだとか。それは、勉強不足にも関わらず「これはこういうことですよね?」と落としどころを決めてかかってこられる場合。「いやいや、それをそう解釈して日本人に伝えたらいけない。勝手に決めないでー」となるらしい。じゃあどうしたら良いのかというと、「どう思いますか?」「これはどういうことですか?」などオープンクエスチョンで聞かれると答えやすいそう。自分に充分な知識が無いと思う時は、クローズドクエスチョンで決めつけた質問のし方はダメ!良い話が引き出せずに終わります。

余談・・・

ランチ会の帰りはみんなで山手線に乗ったのですが、彼が新宿駅で降りていったあと、10代と思しき女性が一緒にいた母親に「あれ、中東圏で有名な日本人だよー」と教えていて、彼が日本でも知る人ぞ知る人であることがよく分かりました。彼とは2010年始めに出会ったのですが、その頃彼はかなりお硬い感じのサラリーマンでした。その当時から、面白くて礼儀正しく上品な性格は変わらないのですが、時を経た今、自分を自由に表現して世間に認知されるようになった彼がめちゃめちゃ頼もしく、かっこいいなーと改めて思いました。今後も彼がどう変化していくのかが楽しみですし、インスタで見せてくれる非日常な世界にワクワクさせられることでしょう♬

↑今日のランチ会の様子。楽しかったー!

鷹鳥屋さんが気になった方は是非チェックしてみてくださいませ〜
Instagram 
PLANETSでの連載 -鷹鳥屋明「中東で一番有名な日本人」第1回 中東で一番有名な日本人?-
謎のインスタグラマー!鷹鳥屋 明って一体何者!?
よくわからないけど現地メディアでの鷹鳥屋さん特集ページと思われる

(おしまい)

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