小説の危機


こんばんは。


なんだか久しぶりな気がします。



気がする、じゃなくて、お久しぶりです。



現在わたしは作品制作に追われていまして






こんな感じのものを書いております。



書道の一環で、水墨画をやっております。



いやはや

奥が深い。



わたしは書道未経験者なので、

絵を描くように字を書いております。




ところで。



高等学校の国語科の新学習指導要綱に、恐ろしいことが書いてありましたね。



従来の指導要領には、高1の必修科目で「国語総合」というものを習います。

古典、小説、論文…と、国語の何から何までもが入っている国語総合。


それが今回の改定では


「現代の国語」「言語文化」


必修が2つになるんですねえ。


「現代の国語」では、論文を主にやります。


「言語文化」では古典、詩、短歌、小説などをやります。


小説の価値は半分になってしまいました。


さらにです。


高2・3年で習っていた「現代文」も変わります。


「論理国語」「文学国語」


この2種類の選択制になります。


しかも大学入学共通テストでは、「論理国語」が重要視されるとか。


つまりですね。


小説がめちゃくちゃ軽視されている!!!



皆さんの経験で、国語といえばどんなものを思い出しますか?


たいてい思い出すのは小説か、古文だと思うのです。



では小説から学ぶことって一体何でしょう。



私たち人間というのは、人の気持ちを汲み取ったり、感じたりして人間関係を円滑にしていますね。


国語の苦手な子は空気を読むのが苦手とも言われます。



文章の中からでも、嬉しい、悲しい、つらい、面白い、楽しいなど感情を汲み取って、


初めて自分の感情がこういうものなのか、と気付くことがあります。



わたしはこの国語科の改定には少し賛同できない部分がありますね…



学校という場所は、


わたしは、勉強だけが、受験合格だけが全てだとは思いません。



仲間とともに、どうかな?こうかな?と助け合いつつ

互いを認めた上で高め合える状況が学校だと思うのです。


なのでわたしはこの改定案を見た時に、少し悲しくなりました。



上の人たちはどういう考えで改定したのかはわかりませんが


授業に楽しみが持てるものを減らすのはどうかと思います。



って、わたしがそんな偉そうに言える立場ではないのですがね。



またいろいろわかったら、投稿します。



今日はこの辺で。

おやすみなさい。



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