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リリ唄振り返り いち

私の中で、明確に、リリィが消失した。
限りなく幸福なかたちで。

今日も彩花です。

「マドンナ・リリィは微笑み、唄う」
全公演終了いたしました。
3週間にわたるリリ唄祭り、いかがでしたか?
お心をよせてくださった皆様へ、心より御礼申し上げます。

今作のプロットをいただいたのは、遡ること1年近く前。
昨年6月のことでした。
最初はこの時期がちょっと予定がみえなくて、嬉しいお声掛けではあったけど、オファーを受けることを暫く悩んでいました。
でも、プロット段階でとっても興味深く、気付いたら書いてある台詞を口にしていた。
断ったら一生後悔すると感じた私は、思い切って出演を決めました。

何から書き始めたらいいのか。

うーーーーーーん。

私にとって、生きるも死ぬも特別差異がありません。
生きているけど死んでいるのかもしれないし、死んでも尚生き続ける、みたいな、そんな曖昧な表現ですが、伝わるでしょうか。
常に平穏、或いは常に特別なこの日常の中で垣間見える、人間のゆらぎというもの?
それらは平坦な日々に彩りを与えてくれる。
そういう点では、リリィの言ってることは分からんでもない。
そんなことを感じています。

10人と10人、ひとりひとりに、とっても大切な想いを抱いていますので、これはもうLight side / Dark side、別々に記事をあげるとして。

大変でした。
全然余裕だったよ楽しかったよ〜!ってことばかりではありませんでした。
そりゃそうよ!
後先考えずやってたもの!笑
演劇作品を創っていたけど、結構演劇作品を創る上での無茶はしてきたと思う。
こういうところがプロじゃないなって思う。
どこまでも人間臭い。
だからもう「俳優です」なんて名乗らないし、俳優業をメインではできない。
ただ、だからこそ、それでも、プロポーズ級の勢いでオファーをしてくれる方には、人生投げ出してでも力になりたい。
作品の一部になりたい。
これが良い事とは思わないけど、今の私には、これがあってる。
いいのよ、どんなにギリギリでも、今その瞬間が楽しければ。

あっ別にリリィの消失はネガティブな話じゃない。
願ってたこと。
心にはずっといるよ、リリィ。
ただ、なんか、概念?の話かな。
いなくなった。
そう、限りなく、幸福なかたちで。
ありがとう。

てな感じで。
リリ唄の振り返りは別記事だったり𝕏だったりツイキャスだったりでやります。
今日はとりあえずこんな感じで。

また書くわ、すーぱーうるとらあいらぶゆー。

彩花

頂いたサポートは、今後の活動に使わせ頂きます。巡り巡る表現の為、応援して頂けましたら、しあわせます。