全ての人事が「優秀」と感じる学生なんているの?
こんにちは。松田彩佳です!
かなりインパクトのあるタイトルで今回はお届けします。笑
実は就活あるあるなのが、
「バイトしかしていなかったはずなのになんでこの子が受かるんだろう、、、?」
あるいは
「この子、明らかに優秀なのに、なぜここに受からないんだろう、、、?」
これ、23卒の皆さんも、サマーインターンの選考などこれから繰り返していくと、意外に起こりうることなんです。
それがなんで起こるのか、今日は自分なりにお話していきたいと思います!
1:学生の考える「優秀さ」
皆さんは、どんな人が「優秀」だと思いますか?
例えば、以下の人を想像してみてください。
1000人の学生を抱える学生団体でリーダーを務めている人
プログラミングができる人
インターンでトップセールスを記録している人
部活で全国大会に行っている人
間違いなく皆さん優秀ですよね。
でも、今皆さんは何で「優秀」だと思いましたか?
「リーダー」「プログラミング」「トップセールス」「全国大会」
そういった言葉で判断をしたのではないでしょうか?
もちろん結果を出すにはそれ相応の過程があるはずですが、人事がその言葉のみで判断するわけではありません。
すなわち、結果のインパクトのみで人は判断されないということです。
2:人事の考える「優秀さ」って?
ちょっと考えてみてください。
もし結果のインパクトが大きな学生を採用したいと思うのであれば、
人事が1時間、学生を面接をする必要はあるでしょうか?
もし結果のインパクトのみ見ているのであれば、最初に
「今までで一番結果を残した経験を教えてください。」
と一問聞き、結果のインパクトが大きかった順で採用をすれば良い話です。
そうではなく、その結果に辿り着くまでの過程だったり、なぜその行動を選択したかのきっかけだったりを聞いてきているのは何か理由があるはず。
会社によって採用要件も違えば、新卒で求めている人材も違います。人事が見ているポイントは結果の大きさ、インパクトの大きさでは無いのです。
でも、どの会社でも一定ここは大切にされているよ、というポイントはあると思っています。
そのポイントとは何でしょう?
3:人事が一律で優秀だと感じるポイントは?
それが、「パーソナルスキル」です。
簡単にいうと、
・どれだけ一つの物事をやり切れるのか(=GRIT力)
・思考力(=思考深度×思考速度)がどれほどあるか
・意味付け力があるか(行動に対して、なぜやるかを考え抜いて納得した上での行動であるか)
・他人からのフィードバックを一旦受け止める素直さを持ち合わせているか
それをどのように判断しているかというと、過去の経験の深掘り(ガクチカ)や将来像を聞いて、話し方や内容から判断しています。
皆さんは、なぜ面接でそんなに過去の経験が深ぼられて聞かれるのか、不思議に思ったことはありませんか?
それはその人のパーソナルスキルがどれほどあるかが図られているからです。パーソナルスキルはその人の肩書や役職名からでは判断できません。
▼パーソナルスキルを図式化するとこんな感じです
なぜパーソナルスキルが大切なのかというと、会社に入ってからの伸び率がこのパーソナルスキルにかかっているからなのです。
新卒は、そもそも入社時点で営業力がある、とか、マーケティングスキルがある、といったところを期待されているわけではりません。
それを教えた時にキャッチアップして自分のものとして吸収し、やりきり、結果を出せるようになるか。
新卒は「ポテンシャル採用」というのは、実はこういったことが由縁です。
4:全ての人事が「優秀」と感じる学生っているの?
さて、表題に戻ります。
結論、この回答はNO、しかし全ての人事が新卒に求めているスキルがあるかどうかはYES、です
なぜNOかというと、会社のフェーズや会社のカルチャーによって求められる条件は変わるものだからです。
とりあえず行動するタイプのAさんは、主体性を求める会社ではすごく評価が高いですが、計画性のある人をペルソナとしている会社であれば落ちてしまう可能性があります。
しかしこれは会社によって合わせるものではなく、単なるミスマッチ(=入社後に幸せに働けない)です。
だからこそ、自己分析をして将来像を見つけ、ありのままを話して内定をもらえるところと出会えたなら、最高ですね!
本心から納得できる会社に出会えることを願っています!💐
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
以上、松田彩佳でした!
※おまけ※
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