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【結婚相談所案件】終日な高崎さん(仮名)前編

紹介状からオファーしてくれた高崎さん(仮名)。
3つ歳下で特にタイプでもないし真面目そうだなという写真とプロフィールの印象。
まだ入会して間もなかったのでとにかく行動しなきゃね!という気持ちでオファーを受け入れてお会いすることに。
大まかな居住地はお互いわかっていたけど、なぜその駅集合なのかな?っていう場所が待ち合わせの指定だった。お互いの家からだと2人とも乗り換え必要だし、だったら他の駅の方が栄えてて行きやすいところいくつかあるのに…と思いつつまぁー、仕事の帰りで行きやすいとか、行ってみたいお店があるのかなぁくらいに思っていた。
予定の時間に駅の改札を出たところで待っていると高崎さんに声をかけられる。
「お店はどちらの方向ですか?」と聞くと、
「任せてください!地図持ってきたんで!」と言って市内のミニマップの本をバッグから取り出す高崎さん。
「…!?地図…!?」ってなったけど適当に愛想笑いして高崎さんについて行く。
てか歩くのめちゃ速くね!?競歩かよ…ってレベルでスタスタ歩いて行く高崎さん。
お店は地下鉄の出口から歩いて1分もかからないところだったし地図いらんだろ…わからなくてもGoogleマップの方がわかりやすいのでは…と思いつつ入店。
「こちらのお店は来たことあるんですか?」と聞くと
「いえ、ネットで調べたら出てきてハイカラな店だなと思ってここに決めたんです!」と高崎さん。
ハイカラ?この人私より歳下だよね?なんだその言葉のチョイス…そして、よくあるような洋食屋さんだしハイカラというわけでもないのに…という気持ちをグッと堪えて「そうなんですねぇ〜。」と返す。
メニュー選びで高崎さんが何食べたいか聞いてきたので「ルッコラのサラダとエビのアヒージョが美味しそうですね!」って言ったら
ルッコラもアヒージョも何のことやらわからないとのこと。結局他のメニューも私が決めて注文。
ちなみにソルベが何かもわからないとこと。まー、それはいいとして、お互いの仕事のことやら家族のことやらを話す。

後編に続きます。

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