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野沢温泉外湯めぐり♨️後半4湯(と地ビールと温泉卵)

前半はこちら

朝、7時に起きる。外湯は5時からやっているので早起きをしようと思っていたのだが無理だった。朝食まで30分。目覚ましがてら1湯だけすることにする。


10, 秋葉の湯

熱さ ほどよい
湯の色 無色
湯の華 なし

今回泊まった宿から一番近い位置にあった。先客は2名。
おはようございますと声をかけると、丁度いい湯加減になりましたよと教えてくれる。私の前に来た人は熱くて入らず帰ってしまったらしい。
ありがたくいただく。熱いけど丁度良い。今回腹巻を忘れてしまったのだけど、冷えた腹と腰が温まり目が覚める。
朝からこんなん入れる生活、最高だな。憧れるけど管理がめちゃくちゃ大変だろうな。あらためて観光客利用可の懐の深さに感謝する。

入浴時間、10分。


11, 中尾の湯

熱さ ほどよい
湯の色 黒っぽいような(暗かったからかも)
湯の華 なし

朝食をいただいて歯を磨き、さてチェックアウトまで入るぞと意気込む。当然だが浴衣の方が着脱が楽である。返却までに13湯制覇を目論む。

先客は2名、1人は体を拭いて上がるところだったので端で脱衣をしていると、そこだと扉が開いた時に見えちゃうからもっと奥に行きなさいと譲ってくれる。
中の1人は湯口側の縁を陣取っていたので対角に入ろうとすると、そっちは熱いから水があるところに来なさいと自分のすぐ近くに招いてくれる。
確かに先客の近くにはホースがあって冷水がじゃばじゃばと投入されている。丁度良い温度になっていた。
人懐こい(という表現が正しいのかわからないけど)先客としばし雑談を楽しむ。まだ上がるな、もっと入って行けと2度ほど引き止められる。

入浴時間、15分。


12, 新田の湯

熱さ ほどよい
湯の色 スカイブルー
湯の華 なし

建て替えたばかりなのか、新しい。手前に祠があって近くに来るまでそちらが風呂場だと思い込んでいた。
先客は1人、洗髪をしている。入ると、熱いでしょう、水を足しますねと手元にある蛇口を捻ってくれた。が、投入口が反対なので効果なし。
とはいえ全然入れる温度。朝日が差し込んで心地良い。

入浴時間、10分。


チェックアウト

ここまでで9時半になってしまったので宿に帰ることにする。外れにある湯は徒歩だとまあまあな距離だった。あと残すは横落の湯のみ。観光協会の近くなので、最後の最後に行くことに。

チェックアウトをお願いすると、最初に案内のあった「チビ2人」がいて段ボールからたけのこの里をくれる。お客さんのお土産らしい。
そういえば朝食も、出た野沢菜はお客さんのお裾分けと言っていた。民宿はそういう文化があるのだな。


インターバル:地ビールと温泉卵

チェックアウト後、寺社仏閣を巡り集印。10個集めるとタオル、20個集めると手拭いに交換してもらえて、ここで20個目を達成した。

朝食はご飯が美味しくておかわりもしたのだけど、お湯に入って小腹に何かが入るような気がしてくる。昨晩行こうとして途中体力が尽きてしまった地ビールのお店「里武士」に向かうが、残念ながらまだ開店していない。
近くの土産屋「フキヤ」に行くと、里武士の缶ビールが売っていた。やったー。購入。夫は一緒におやきを購入しており、一口もらったけど美味しかった。皮にそば粉が混ぜられているとのこと。

お店の前で撮る

飲みながらぐるっと散歩して、麻釜に出る。足湯の側の温玉専用湯を使っている人がいて、羨ましくなる。すぐ近くの土産物屋「黄金屋」で我々もたまごセット500円を購入。紙コップに入ったお茶、野沢菜2種、塩、たまご5個と籠を貸してくれる。先にお茶を飲んで茹で上がりを待って、紙コップに温玉を入れていただいてくださいとのこと。
茹で上がり時間は17分。ビールがなくなってしまう。「黄金屋」にはアサヒしか売っていなかったので、「フキヤ」に戻ってもう一本里武士を買う。

玉子を冷やす

たまご5個というのは丁度良い数で、ぺろっと食べられてしまう。じゃんけんで負けて3つ目のたまごは食べられなかったが、代わりに野沢菜の残りを占有してビールを飲む。足湯は高台に設置されていて、お天気の中とても気持ちが良かった。


番外 滝の湯

12湯まで入ってやっぱり一番好きだった滝の湯に3度目向かう。なんだろうな、おそらく外れにあって人があまり来ないので熱さがそのままなのと、それにも伴い一番発汗がすごいのと、湯の華がすごくて煮込まれ感を感じられるのと、森の中の位置も良いし中の薄暗さも良い。全てが好みだ。
村内宿泊者のみに開放されているそうなので、日帰りでは来れない。と考えるとやはり行ける時に行っておくべき、という。

この時はお湯がエメラルドグリーンに輝いていて、時間によって変わるのか!!と驚いた。色々な源泉を混合しているそうなので、天気や気温の影響もあるのだろう。
やはりめちゃくちゃ熱い。急いで水で埋めるが熱い。でも最後なので欲張った。
賽銭も最後は多めに入れる。また来させてください。

入浴時間、15分。


13, 横落の湯

熱さ 激熱
湯の色 スカイブルー
湯の華 なし

大通沿いの半地下にあるこちら。着衣後の先客とすれ違いざま良いお湯ですよとアピールされる。が、超絶熱い。痛い。急いで水で埋める。
ここだけ浴槽が正円だった。

入浴時間、5分。


手拭いを貰う

横落の湯の隣にある観光協会で、集印帳の引換券と手拭いを交換。やりきったぞー!


おわり。

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