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初音ミクの魅力

この記事は、ツイのオタクV2 Advent Calendar 201815日目の記事です。
14日目の記事はこちらまずはお詫びを。遅刻してすみませんでした...調子に乗って2本目の記事を書いているアイル㌧です。今日は私の最推しコンテンツであるVOCALOIDについて、その魅力をさらっと布教していきたい。

はじめに

VOCALOIDとは、YAMAHAが開発した音声合成技術のことである。代表ソフトに初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、メグッポイド、IA -ARIA ON THE PLANETES-などがある。現在の使われ方的にボーカルであるという認識が強いと思うが、実は楽器という扱いになるらしいね(そこら辺の感覚はぶっちゃけ使う人によって違うと思うけど)

VOCALOIDとの出会い・ハマったきっかけ

見出しつけて恐縮なんだが、これは前回の記事に書いたのでそちらを見て欲しい。

VOCALOIDにハマってから

ということで、前回の記事に書いた通り、Tell Your Worldを聞いてハマったわけだが、そこからはいろんなボカロ曲の動画をひたすら見ていた。その当時一番ハマっていたのは、ニコニコ動画流星群のVOCALOIDカバーにDIVAのエディット機能で作ったPVをつけた動画だった。

これがきっかけだったかは正直あまり覚えていないのだが、だんだんDIVAのPVを頻繁に見るようになった。その後実際にゲームの方をプレイすることになるのだが、これが古参の有名曲をたくさん知れたきっかけになったのは確かだと思う。
中学時代はとにかくいろんなボカロ曲を聴いていた(途中で歌い手に走ったこともあったが)。その経験が後々のイベント参戦時に役に立つようになるとは、その時は全く考えてもいなかったが。

VOCALOIDの面白さ

これは何と言っても、あらゆる作曲家によるあらゆるジャンルの曲がたくさんあるということに尽きる。鼻そうめんP(別名義:かんざきひろ)はトランスを得意とし、Neru(押し入れP)はロックを得意とする。Dixie Flatlineのように、R&Bを得意とするPさんもいる。(あくまでこれらのPはパッと思い浮かんだ一例です。あのPがいないとかの文句はやめてね☆)
そして、VOCALOIDがきっかけでアーティストとしてメジャーデビューをするということもある。その最たる例が、ニコニコ動画でハチ名義で活動していた米津玄師であるだろう。このように、本来だったら表に出てなかった才能がVOCALOID を通じて知れ渡ることで、世間に認められるということも多くあるのだ。これがわたし的に一番面白いと思う。

初音ミクの特異性

ここから先は初音ミクをはじめとした、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下クリプトン)によって発売されたVOCSLOIDについて語りたいと思う。
まず、初音ミクが発売されたのは2007年8月31日のことである。初音ミクは、その当時のDTM産業においてのヒットの基準を軽々超える販売数を叩き出し、一躍有名となった。そんな初音ミクが陽の光を浴びたきっかけ、それがニコニコ動画である。
この見出しのタイトルにある「特異性」、なんのことだと思う人も多いかも知れない。私がここで挙げる「特異性」は、創作の連鎖のことである。今年度、情報メディア創成学類が開設したライブ・コンテンツ論を受講した人はピンと来たかも知れない。そんな人はここから先の話は飛ばしちゃって結構(だと思う、多分同じ話しかしない)。
みなさんご存知だと思うが、ボカロ曲はインターネットに投稿され、ニコニコ動画やYouTubeにて聴くことができる。初音ミクが人気になった背景に、ニコニコ動画に初音ミクを使用した楽曲が投稿され、そこから一気に人気が広がっていったということがある。これには発売元のクリプトン社長である伊藤博之氏も驚いたようだ。
この出来事をきっかけとして、クリプトンは自社で発売したVOCALOID製品のキャラクターは全て、PCL(ピアプロキャラクターズライセンス)という規約により二次創作が認めるようになった。これによって、一般のアニメ作品の二次創作のようなグレーゾーンがなくなり、そこからあらゆる形態の作品が広がっていくことになった。音楽、絵、小説など、様々な創作作品が出来上がっていったのである。曲を聴いて絵を描く、その絵を見て他の絵師さんが絵を描く、その絵を見て小説を書く...といった「創作の連鎖」が出来上がるのである。これをn次創作とも呼ぶ。
この「創作の連鎖」によって初音ミクは瞬く間に大きなコンテンツとなっていったのである。一般的な音楽産業ではあり得ないようなこの現象、それを可能にした初音ミクはまさに特異性を持っていると言えるだろう。

イベントに参加してみてわかったこと

私自身、SNOWMIKU2014,16,17、ミク×鼓童スペシャルライブ2018、マジカルミライ2018と、いくつかのイベントに参加した。そして分かったことがひとつある。
それは、「ライブは絶対現地で見ろ」っていうことである。
スクリーンに投影されるミクさん、カメラ越しに見ると2次元感が増してしまうのだが、現地で見ると本当にそこにいるように感じることが出来る。興味のある人は是非、現地に出向いて見てみてほしい。

最後に

本当はまだ語りたいことがいっぱいあったのだが、いろいろと時間的な制約で遅刻した挙句、雑な記事になってしまって申し訳なく思う。
ということで最後に一言

「ミクさんマジ天使!!!」

ここまでご覧頂きありがとうございました。




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