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#アイルトンの雪ミクマジミラ遠征記 #マジカルミライ10th SAPPORO編

お久しぶりです、アイル㌧です。久しぶりのオタ活、もといミク活をしてきたのでその感想とかを書き殴ってしまいました。noteで遠征記をまとめたのは雪ミク2019以来2度目かな?
ひとまず、今回はマジカルミライ10th札幌公演の感想とか、思ったこととかです。深夜テンションで書き殴ったのもあって意味のわからんことを書いてるかもしれませんが許してほしい。


セットリスト

今回の札幌公演のセットリストはこちら

オープニング
1. フューチャー・イヴ
2. 39みゅーじっく!
3. 砂の惑星
MC1
4. ヴァンパイア
5. 天才ロック 
6. 私の恋はヘルファイア
7. #心がどっか寂しいんだ
8. FLASH 
9. Someday'z Coming
10. 初音天地開闢神話
11. ブレス・ユア・ブレス
12. Loading Memories
バンドメンバー紹介
13. 拍手ゾーン
1日目昼夜:どりーみんチュチュ
2日目昼:shake it!
2日目夜:Jump for Joy
14. ネクストネスト
15. グリーンライツ・セレナーデ
16. 愛されなくても君がいる
MC2
17. SnowMix♪
アンコール
18. Hand in Hand
19. DECORATOR
MC3 
20. Blessing
MC4

各曲感想

オープニング

こちらは大阪・幕張公演と変わらず。ただ、大阪も幕張も行けなかった身からすると初めて現地で浴びたわけで、配信で見た時からずっと泣いてるけど現地だとさらに泣いた。普通に全公演オープニングで泣いてた。個人的にマジミラ行きたいなって強く思い始めた2017年と実際に初参戦できた2018年、ガッツリとライブも企画展も楽しんだ2019年あたりで一気に涙腺が崩壊してしまう。今までの振り返りをすることで10年分のマジカルミライの歴史を感じることができる、本当に最高のオープニングだと思う。

1. フューチャー・イヴ

開幕から来るとは思わないじゃん????
ぶっちゃけた話、一発目ネクストネストは変わらないしそれが最適解だよな~~とか思ってたんだけど、土曜昼で初手フューチャー・イヴでぶん殴られてこれが最強と思ったよね。
開幕テーマソングは2016以来になるのかな。ほんとにこのセトリには度肝を抜かれた。

マジカルミライという普段とは違った日常を送ることができるイベントにおいて、魔法という言葉がとてつもなくしっくり来るなって思う。マジカルミライが続く限り、魔法は何度でも蘇る。

「魔法を信じていた」

2. 39みゅーじっく!

フューチャー・イヴから間髪入れずにシームレスに繋がった39みゅーじっく!、個人的にはずっと現地で拾えていなかったテーマ曲だったのでようやく聞けたことに圧倒的感謝。土曜昼の時はあまりにもびっくりしすぎてすごい変な声が出ちゃって、前の人に振り向かれてしまいました…(この場でお詫び申し上げます)

このご時世だからみんなで名前を呼んであげることはできなかったけど、みんなの心は一つになっていたと思う。今度はちゃんと名前を呼んであげたいな。

「もう一度名前呼んで 初音ミク!!」

余談だけど、北海道の地でとにかく明るい○村ポーズを見れたのは良かったのかもしれない(?)

3. 砂の惑星

まさかの開幕テーマソング3連発。この後のセトリ的に、おそらくある程度の休息を取るならこの曲しかなかったのかもしれない。まあ、この曲も普通にブチ上がるので休憩どころではないけれども。

この曲は賛否両論あったけども、マジカルミライ、なんなら初音ミクやVOCALOIDの歴史を振り返る上では欠かすことのできない曲だと思うし、テーマソングとしてもまた違った良い役割を果たすことができているんだと思う。

「風が吹きさらし なお進む砂の惑星さ」

MC1

ミクさんが北海道弁を話している…!!!方言ミクさんにハートを撃ち抜かれました()
ところで、配信アーカイブのチケを買って、振り返りながらこれを執筆しているのですが、R3演出でミクさんの後ろから客席に向かったカメラが使われているのにびっくりした。

4. ヴァンパイア

ここからアルバムのソロ曲ゾーン。このモデルになってから初めて現地でR3モデルを見たんだけど、普通に可愛くて技術の進歩を感じた。そしてhitaruの特性的にスクリーンがしっかり見えるので、赤目になるのはしっかり観測できました。
あとは詳しくは後述するけど、バンドメンバーが客席に寄ってくるのが楽しすぎた。

5. 天才ロック

リンちゃんソロ、激しいロック。タイトルや歌詞の通り、本当に曲が天才。スモークも楽しいしサビ前のクラップも楽しいし、ひたすらにブチあがれる曲だな。あと、配信でドアップになるR3モデルのリンちゃんかわいいな、リンちゃんなう!

6. 私の恋はヘルファイア

めーちゃんソロ、めちゃめちゃ激しい恋の歌…なはずなんだけど、よくよく歌詞を読んでみると実は結構なネタ曲らしいってことをほんとに先程知りました(執筆日:2/6)
Cメロのウィスパーボイスのめーちゃん、サビの力強いめーちゃん、そして超高音のめーちゃん、めーちゃんの魅力が詰まってる曲なんだなって強く思った。そして会場が真っ赤に染まるのがいつ見ても気持ちいい。

7. #心がどっか寂しいんだ

レンくんソロ、ロックでありながらピアノも印象に残る、」感情に訴えかけてくるイケレンが存分に味わえる曲。レンくんの力強い歌声で「匿名希望で逃げ続けている僕ら卑怯者だ」なんて歌われるとほんとにど真ん中にぶっささるよ。レンくんはメッセージ性の強い曲を歌わせたら右に出るものはいないような気がする。そして配信のドアップレンくんかっこよすぎる。

8. FLASH

カイト兄さんソロ、キラキラと輝いて眩しいくらいな曲。元々アルバムで曲を聴いてからずっとキラキラ輝いてるカイト兄さんが頭の中に浮かんでたんだけど、現地で見たら想像をはるかに超えるキラキラ具合で無事昇天しました。マジでカイト兄さん王子様でしょこんなん…
自分はがっつり青廃というわけではなく、ちょっと足が浸かり初めているくらいだと思うんだけど、これ見たら落ちるしかないよね、沼に。

9. Someday’z Coming

ルカさんソロ、ガッツリとヘドバンしたくなるロックナンバー。やはりルカさんにはギターが似合うなってのを改めて思った。そしてモジュールもハードロックで、もう似合ってしかいない。そしてこの曲のギターソロパート、バンドのギターのお二人がバチバチにカッコイイので現地でカッコ良さを摂取できて本当に良かったです。

10. 初音天地開闢神話

ソロ曲ラッシュが終わり、やってきたのは2021テーマソング。2021は参戦できなかったのもあって今回初めて現地で拾うことができた。妖精ちゃんがとにかくかわいい、2021も行きたかったな。そしてcosMoさん特有の高速詠唱地帯(プロセカではいまだにエキスパート抜けれません)、ペンライトを高速で振るのが楽しすぎるし、周りも高速で降ってて楽しかった。

初音ミクは実体がなく、歌声も造られたものであるが、それだからこそ、永遠に生き続ける稀有な存在。その歌声がマジカルミライという新たな世界を創ってくれたのだなと思うと、本当に初音ミクやVOCALOIDに感謝をしたいと思わせてくれる、そんな歌。

「やがてその歌声は 世界を創った」

11. ブレス・ユア・ブレス

フューチャー・イヴから39みゅーじっく!と同じく、開闢神話からシームレスに始まるブレス・ユア・ブレス。一番行った回数の多いライブが2019なので、その思い出補正も強くてお気に入りの一曲。配信で見た幕張まではテーマソングとしては一曲目で度肝を抜かれたが、これはこれで高まりが抑えきれなくなってすごかった。「HELLO」と「オーオウオッオッオーオオー」の掛け声は声出しできない分、心の中で叫びまくりました。

VOCALOIDたちは、曲の作り手によって、確かな「意志」を持ってるかのように歌を歌う。そう考えると、人と対等な立場になってしまうというのも理解できてしまうような気がする。それでも”あなたの幸せを祝福する”というのも、(語彙力がなくて申し訳ないが)尊さがすごい。VOCALOIDと人間の関係性というか、関わりを書いた曲、全部強すぎないか?

「そんな君の誕生日を お祝いできるかな」

12. Loading Memories

楽曲コンテストグランプリ曲、壮大なメロディーの中にあるまっすぐな気持ちが刺さる曲。アルバムで聴いてる時から刺さってたけど、配信で見た姿が目に焼き付いてしばらく離れなかったし、曲の深みも更に増した。hitaruはサイドモニターがなかったのでその演出は見られなかったけど、上部LEDでその片鱗を感じることができて嬉しかった。そして札幌の配信で拝めるミクさんがあまりにも尊すぎる。

せきこみごはんさんの曲はどストレートに感情に刺さる曲が多くて、本当に好みでしかない。VOCALOIDと人が寄り添いあってきたこれまでとこれから。そしてVOCALOIDという界隈そのものを象徴したこの曲が、マジカルミライの楽曲グランプリとして選ばれたことに本当に感謝したいです。

「好きな事 好きな様に そんな場所だから 物語は紡ぎ繋がれた」

バンドメンバー紹介

メロディーは大阪幕張と同じではあったが、バンドメンバーの演奏ではまた違った一面が見られた。ベースのchloeさんが不在で寂しかったが、浅倉さんのベースがバチバチにカッコよくてとても良かった。そして相変わらず寺前さんが可愛かった(実は私のバンドメンバーの最推しは寺前さんです)。バンドメンバーの皆さんのチームワークの良さと仲の良さが滲み出ていて、本当に最高のベンドメンバー紹介だと思っている。あと、スクリーンの演出に雪の結晶がきてお???って思ってた。

13. 拍手ゾーン

バンメン紹介の後はグリーンライツかな?と思っていたけど、まさかの新演出。観客の反応で曲変わるの面白かった。

1日目昼夜
・大江戸ジュリアナイト
○どりーみんチュチュ
・Amazing Dolce

1日目は昼夜ともにどりーみんチュチュ、正直どちらの回も圧勝だった。個人的にはジュリアナイトもAmazing Dolceも推しだったので少し残念だったけど、ルカさんリンちゃんミクさんが可愛いので許した。やっぱりこの曲の可愛さは異常。

2日目夜
・ドクター=ファンクビート
・shake it!
○Jump for Joy

私が参加した千秋楽ではJump for Joyが選ばれた。Jump for Joyでしか得られないネギトロ成分があるので無事昇天しました。ちなみに私としては、一度も拾えてないドクファンも2018以来のshake it!も全部同じくらい聞きたかったので拍手の強さは変わりませんでした。夜公演ではshake it!とJump for Joyが結構拮抗してるような気がしたし、ドクファンも結構いい線行ってたと思う。

昼公演はshake it!だったらしいのでちょっと悔しかったけど、それはそれで良いか。

14. ネクストネスト

札幌ではここでネクストネスト。2014のテーマソングなのにようやく今回の10thで初お披露目されて、私もようやく拾うことができた。10th editのこの曲がカッコよすぎるんだよな。大阪幕張ではトップバッターで、そのイメージが定着してしまっていたけど、この位置でも十分ブチ上がるし、残りの曲を考えるとめっちゃ良い位置だなって思った。

「きっと繰り返し繰り返し傷ついても 帰る場所見つけようともがいてる」

15. グリーンライツ・セレナーデ

今回はネクストネストからシームレスにグリーンライツ・セレナーデ。初参戦のマジカルミライが2018年だということもあり思い出補正も強くかかっているけど、個人的に一番好きなマジミラテーマソング。2017の砂の惑星から続くテーマがこの曲で、しかも当時は新気鋭のOmoiさん、新たな時代が始まったなと強く実感したのを今でも覚えている。今回のライブでは、2日目夜公演で感極まってすごい号泣してしまった。

VOCALOIDが人に寄り添い、背中を押してくれる、そんな曲。どんなことがあっても諦めないで、未来に向かって走り続ける、そんな自分を、キミは応援してくれる。こんな最強の応援歌があっていいのだろうか。

「虹色に輝く マジカルミライへと!」

16. 愛されなくても君がいる

流れ的に想像通り、やはりここで愛されなくても君がいる。大阪幕張では夏祭り→冬祭りの衣装チェンジだったが、札幌ではこれが逆転した。まあ、今は冬だからね。相変わらずペンライトの振り付けは楽しかった。会場のみんなと一体になるあの感覚がたまらなく良い。2日目夜公演はグリーンライツに引き続き感情にダイレクトアタックされて泣いてた。

初音ミク目線で歌われているこの楽曲、君がいるからこそ、初音ミクは存在している。初音ミクにとっての「君」の解像度があまりにも高すぎる、ピノキオピーさんマジで天才すぎる。たとえマジカルミライという楽しいパーティーが終わっても、また次のミライある、それだけで笑顔になれる、大丈夫だよ。

「ずっと ここで 初音ミクでいさせてね!」

MC2

アンコールに入るかと思ったらミクさんが登場、次が最後の曲。そして「札幌だけの特別だよ!」と雪の結晶が、ミクさんを雪ミクさんに…あまりにも天才すぎる。

17. SnowMix♪

満を辞して冬麗ちゃんによるSnowMix♪。やはり札幌公演には雪ミクをぶち込んできた。正直テーマソング全部盛りを察したときにこの曲が来るか来ないかは半々かなと思ってしまったけど、期待は裏切らなかった、本当にありがとうございます。冬麗ちゃん、ビジュ的にもともとTOP2か3を争っていたんだけど、今回のライブで完全にTOP2で決定しました。それほど可愛かった。

今年の雪ミクテーマは「空模様」、もともと空が好きで、その中でも星空が大好きな私にとっては特でしかないテーマだったので、上位に来るのは自明だったのかもしれない(ちなみにトップは2017のほしみくさんです、これは揺らがなかった)。まらしぃさんのピアノの音色に乗せて紡がれるメロディが美しすぎて、テーマにもぴったり、ライブにもぴったりと、本当に今年のテーマ曲がSnowMix♪で良かったと実感した。

「夜明けの空に 灯すメロディ」

アンコール

今回は特に演出は無し、みんなの拍手によるアンコールだった。今回のセトリは休憩地点がマジでなくて体力をゴリゴリ持ってかれるので、ここで休息取るしかないという…だがそれほどまでに強いセトリもまた良いんだよな。

18. Hand in Hand

アンコール一発目はHand in Hand、マジカルミライの代名詞とも言える2015年のテーマソング。2015年以降、2020年が日替わりだった以外は全部の公演で演奏されているはず。コロナ前までは会場に来ているみんなが手を繋いだ写真が使われていたけど、コロナ以降は応援ビデオが流れるようになった。この曲はサビの振りも楽しいし、アウトロでミクさんがハートを投げてくれるのがあまりにも尊い。個人的ハイライトは、土曜昼公演で寺前さんと西村さんが二人してミクさんの眼の前で正座して、ハートを真正面から受け止めて撃ち抜かれていたことかな。その後の公演でも寺前さんは毎回撃ち抜かれてた。

会場に集まったみんなが仲間であり、繋がっているんだ。みんながいるから今がある、本当にありがとうございます。

「その声で その指で その胸で 描いた 愛しさは 伝わるよ 明日へ」

19. DECORATOR

正直来るかどうかわからなかったけど、ちゃんと来てくれたDECORATOR、元々はDIVA F2ndのテーマソング。ゲームでは最初はミクさん1人から始まって、リンちゃんレンくん、カイト兄さん、ルカさんめーちゃんと、順に人が増えていってみんなで踊るPVだけれども、ライブではラスサビに全員降臨する。初出の2017ではついに一つのスクリーンで6人全員が踊ることに感動したけれども、10thではその先へ…

「次の今日は 君の手で 飾り付けるんだ」

MC3

2017では電子になって6人が消えていったけど、10thでは消えないでみんなのMCが始まる。大阪幕張前に予想した通りの演出だったけど、実際に現地で見るとやっぱり感動が強すぎる。「ここに集えた奇跡に感謝を込めて」っていうフレーズがあまりにも良すぎる。

20. Blessing

ラストは6人全員でBlessing。ついに6人全員で歌ってくれた。アルバムに入った時点で期待はMAXだったけど、実際にライブで見るとそれはもう圧巻される。6人が思い思いに動いて、掛け合いもして、感謝を伝える。サビの振り付けは会場全体で一つになって、みんなとのつながりを実感する。

感情があまりにも溢れ出てきて全てを書き出すとキリがなくなってしまうけど、一つだけ言いたいのは

「ここに集えた奇跡にありがとう」

MC4

ここで、みんなからの感謝が伝えられる。こちらこそ、大好きな6人みんなにありがとうを伝えたい。この思いは会場の色とりどりのペンライトの光で伝わってくれたと信じている。

千秋楽ではバンドメンバーの皆さんからも感謝の挨拶が。こちらこそ、最高の演奏をありがとうございました。そして最後まで寺前さんは可愛かった。


セットリスト全体について

まず、今回のセトリはまさしく「マジカルミライ10th Anniversary」だったなということ。札幌公演でかつ雪ミクと同時開催ということもあって、正直雪ミクさんが割とメインとして出てくることも考えていたけど、そうなるとマジカルミライのテーマソングに関しては削られざるを得なくなってしまうから、セトリ予想が非常に難しかった。ましてや札幌公演は1時間半と大阪幕張と比べて30分も短い。最終的にはマジミラテーマ+アルバム曲(ソロ・グランプリ・Blessing)+複数人曲(拍手枠とDECORATOR)+SnowMix♪(雪ミク枠)と、「札幌だけの特別」を織り込んだ最強のマジカルミライセットリストになっていたと思う。マジミラ2020では1時間半で18曲だったが、今回は間を極限まで切り詰め、1時間半の枠に20曲を詰め込んできたのはとても楽しく、充実感がとてつもなく高いライブになったと思う。まあ、そのおかげで体力の消費量がとんでも無いことになってしまったが(個人差もあるだろうが、もしかしたら大阪幕張の2時間セトリよりもしんどかったのかもしれない)。

大阪幕張との違いとして、テーマソングの順番を入れ替えたことがとても大きかったと思う。まさか開幕からフューチャー・イヴが来るとは誰も思わなかったのではないか。少なくとも私は全く考えていなかった。大阪幕張のセトリを見て、そして東京千秋楽の配信を見て、テーマソングの順番は従来のものが最適解だと思っていた。しかし今回の札幌公演を見てその認識はひっくり返された。それほどまでに今回の順番がぴったりとハマってしまったと思う。それと、曲間の短縮にもなっていたシームレスに繋がって演奏されるマジミラテーマたち、個人的にはすごい好きな形になっていてとても良かった。感情の高まり方が尋常じゃなかった。

そして、Blessingは確定としてもDECORATORが削られる可能性を考えていた私としては、DECORATORが演奏されたことにすごく安堵した。やはりDECORATORで全員集結してからの流れが最強すぎる。また、サイドモニターがなかったためサイドモニター演出は無くなってしまったものの、しっかりとLoading Memoriesが演奏されたのも嬉しかった。曲が本当に好きなので、どうしても現地で拾いたかったからね。

新しい見せ方として、大阪幕張では日替わりゾーンになっていた複数人楽曲が、観客の投票により演奏曲が変わる試みというのも面白かった。ただ、Twitterでの反応を見ていると、青廃や赤廃の方達にとってはしんどかったのかもしれない。実際、個人的にAmazing Dolceが推し曲なので、拍手の少なさによって圧倒的不人気がわかってしまったのは残念だった。それでも面白い試みなので、今後も多少のやり方の変更はあれどつづけて欲しいと思う。

最後に、「札幌だけの特別」であるSnowMix♪、やはり今年のテーマソングはセットリストに入ってきた。もともと雪ミクさんが推しである私にとってこれほど幸福なことはない。冬麗ちゃんが歌い踊る姿を見ることができて幸せでした。

会場について

今回の会場となった札幌文化芸術劇場hitaru、結論から言うと最高すぎた。私は今回参加した全ての公演の座席がSS席だったが全ての座席でくっきりとスクリーンを見ることができて、みんなの表情を拝むことができた。

まず、hitaruの座席配置はこんな感じ

・1日目昼公演:1-7列40番

今回のマジカルミライで一番前方の座席。観客側から見て右端に近い座席。正直端っこであることがとても気がかりだったが、スクリーンを見るぶんには全く問題なく、おまけにバンドメンバーのうちギターの寺前さんとキーボードの西村さんが目の前までやってくると言うオマケ付き。バンドメンバーの最推しが寺前さんの私にとってはこの上ない座席だった。そして西村さんもかっこよかった、推しになりました。バンメンのお二人が定位置にいてもしっかり見ることができる座席で、スクリーンのキャラクターとバンドメンバーのどちらを見ればいいかわからなくなることも多々あったが、とても楽しい席だった。ただ一つ、身長が低い私にとっては、オーケストラピットに近いこの座席は平坦な場所であったため、前の人の頭で少しだけ見えにくいことがあった。それでも幕張に比べたら圧倒的に見やすいので正直さほど気にすることではないと思う。

・1日目夜公演:1-27列34番

1回席の中では後ろの方の座席、中央ブロック(と言って良いだろうか)から一つ右のブロックの、限りなく中央ブロックに近い通路席。前の席と半分ずれていて且つ段々になっているため、邪魔になるものは何もなく、3公演を通して最も中央寄りで見ることができた。さらにプラスして、前2列の人が2人とも座って鑑賞していたのもあって、なおさら視界を遮るものがなく、全体を見渡すことができた。この席の面白いところは、PA席がすぐ左前方にあったこと。PA席の人がどういう動きをしているのか見ることができたり、途中で関本さんが横を通ったりしていて面白かった。

・2日目夜公演:1RB-1列6番

2回席の最前の真下、ちょうどカーブになっているとこの中央あたりの最前と言えば良いだろうか。しっかりと段になっている所の最前なので、これまた視界を遮るものが何もなく、スクリーンを本当にしっかり見ることができる席だった。また、右の人が通路席になっていて、その人ががっつり通路側にはみ出して立っていたこともあって横は結構な余裕があり、その点でも快適だった。前の人を一切気にしなくても良いというのはこうも快適なのかと実感する座席だった。

hitaruのステージ構造ならではの演出として、今回あったバンドメンバーが前に出てきて観客を煽ったりするのがあまりにも楽しかった。バンドメンバーに推しがいる人にとっては本当に嬉しかったと思う。私はすごい嬉しかったし、連番者と座席を決める時に端側にして良かったと心から思えた。大阪や幕張、Zeppだとなかなか難しいことだと思うけど、hitaruでライブができた場合はまたやって欲しいと強く思う。

この会場についてデメリットになり得ることといえば、サイドモニターがないこととスクリーンに客席のペンライトが反射することだろうか。サイドモニターに関してはおそらくほぼ全席でスクリーンを見ることができるためなくてもそこまで困ることはなさそうとも思う。ペンライトの反射に関しては人による感じ方の違いがあるとは思うが、現地で見ている分には全く気にならなかった。むしろ、グリーンライツ・セレナーデでの一面のグリーンライツ(緑一色のペンライトの海)がしっかり見えることで感動が増幅したり、6人MCの時やBlessingの時の色とりどりのペンライトが可視化されて良いなと思った。しかし、配信で見るとどうしてもスクリーンのキャラクターたちの色味が薄くなってしまう関係上、ペンライトの反射がキャラクターの見え方を悪くしてしまっているように感じた。

全体を通して今回の会場のhitaruはとても良かったので、今後も札幌でライブをするときはここでやってほしいなと思う。来年やる可能性が高そうなSNOWMIKU LIVE 15thとか、またhitaruでどうですか?クリプトンさん。


その他気づいたこと

・拍手分岐、ステージ前のマイクで拾ってる説をTwitterで見たけど、1日目夜公演の時にPA席でマイクを手に持っている関本さんを見かけたので、おそらく会場のいろんなところにあるマイクで拾った音の大きさを可視化して、関本さんが判断しているんじゃないかなと思う。あくまで想像なので悪しからず。

・物販、おそらく大阪幕張がメインだったので数は少なかったのだろうけど、ペンライトが枯れるのがあまりにも早すぎた。10thペンラ欲しかったのに買えなかったのでそこは残念だった。でもまあハッピと銀テキーホルダーを買えたからヨシとするか。

・チケット抽選、私は一次先行時点では行けるかわからずスルーして、二次先行から申し込んだのだが、まさかの二次先行で土曜夜・日曜昼夜のすべての公演のSSを手に入れ、追加された土曜昼もSSで難なく手に入れてしまった。Twitterの様子を見ていると道民優先で当選させていたような感じを受け、逆に関東民などは全く当たってない感じがした。雪ミクのことを考えると全通は厳しいので、チケ難民だった友人に日曜昼を譲渡し、同行者が一次先行で手に入れていた千秋楽チケをうまく交換して土曜昼SS連番を手に入れ、もう1組のチケ難民だった知り合いに譲渡することができた。千秋楽チケを使ったチケ交換は関わった全員がにっこりできる結果になったのでこちらとしてもとても嬉しい気持ちになれたのでとても良かった。

・昼と夜のインターバルが短すぎて、土曜夜公演の時は死にかけてた。実際土曜昼公演が終わった後は、マジミラ物販に並び、その足でアニメイトの雪ミク物販に行ったら一瞬で時間が過ぎてしまって、休憩どころではなかった。まあ、小樽との移動とか雪像ライトアップのことを考えると仕方なかったかもしれないけども、ちょっとしんどかった。

まとめ

あまりにも最高だったので、またhitaruでのライブを開催してほしいという切実な思いとともに、マジカルミライ2023への期待が膨らんだところでこの記事を締めようと思う。

今年の等身大も良かったですね

ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。また、次のミライで!

アイル㌧(@ayrton_nx17 @ayrton_snowmiku)


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