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ザグレブに1ヶ月/暮らすように旅するクロアチア

クロアチアとはどんな国

「クロアチア」と言われて思いつくのは、魔女の宅急便のドゥブロブニクとプリトヴィツェ湖群国立公園。
行き先の決め手になった理由は覚えていないが、首都ザグレブでのんびりできそうだし、観光地にも小旅行できそうだしという理由でここに決めた。

イタリアからバスで入る。スロベニアを通過し、クロアチアに入った。
クロアチアに入ると、サッカーワールドカップの影響で4年に一度大ファンになるモドリッチの大きな広告が目に飛び込んできて、思わず笑顔になる。

私たちの滞在先は旧市街からトラムで30分くらい、車だと15~20分くらいのところにある。歩いてすぐのところに、ローカルマーケットやスーパーがあるとても便利な場所。

黄色のマークが中心で住んでるエリアが緑のマーク。コンパクトな街


バランスのよい街

ザグレブはとても緑が多いと思う。住んでいるエリアは集合住宅が並ぶが、マンションの間隔はとても広く、まわりには芝生や木が植えられている。

通りには自転車専用レールがあり、自転車に乗ってる人もよく見る。坂がない街なので、気持ちいいだろうなとうらやましくなる。

公園も多い。近くにはものすごく大きな公園がある。湖もあるのでSUPをする人や泳ぐ人もいる。
週末には家族連れなどでほどよくにぎわい、散歩するのに気持ちがよく好きな場所である。

犬を散歩している人も多い

ザグレブ、特に私の滞在しているエリアは、自然と生活がよいバランスを保っている街だと思う。


公共交通機関はトラムとバス

スーパーやマーケットが近くなので、歩いて出かけることが多いが、旧市街やモールなどに行く際は、トラムやバスを利用している。

ヨーロッパの首都は地下鉄が多いが、ここはトラム。電車に乗っている間、外の景色を見ることができるのでトラムは好き。ここのトラムは車と一緒に信号も停まるし、駅でも停まるのでかなりのんびり。そこも好き。

左がトラムで右がバス。共通して色は青


ユーロ元年

今年から通貨が変更になった。自国のクローネからユーロに変更になったそう。店内やレシートには1€=7.53450クローネと書いてあったり、クローネの支払いもまだ可能だったりするところもあるよう。
もし日本で明日から円からドルに代わるよと言われたら、適応するのが大変そう。脳内でつどつどドルから円に変換しちゃう気がする。
なので、クロアチアがいくらもともとEUであったとはいえ、大きな変化なんだろうなと思う。
通貨が変わった影響もあるようで、物価は上がっていると言っていた。

感覚的には、野菜、果物、肉はやや安く、チーズやワインがかなり安い。
ただ円安の影響で日本円に直すと高いと思ってしまうところもある。


税金は3種類(たぶん)

食品にかかる税金は5、13、25%の三種類。
野菜、果物は5%。食品で25%の基準が私には理解が難しかった。ジュース、ツナ、コーンなどの缶詰、サラミ、コーヒー豆、アルコール類はそうだよねと納得できたが、ヨーグルト、米が25%なのは軽く驚いた。
しかもレストランだとアルコールは25%だが、食べものは13%。
また、指定のごみ袋にも税金がかかり13%。
ただし内税なので、レジで思ってたより高い!というサプライズはないのはよかった。

Aの商品が25%でDの商品が5%の税金


HRはクロアチア語

おもしろいのは、パスタやお米、ジュースやお菓子などの箱やパッケージには必ず複数の言葉で説明が書いてある。だけど、英語はなし!
まずはクロアチア語。他にはボスニア・ヘルツェゴビナ語、セルビア語などで書いてあり、私たちには意味不明で毎回辞書アプリにお世話になっている。
またクロアチア語の言語コードがびっくり。英語はEnglishのためEnという言語コードだが、クロアチアはHRという言語コードが使われている。これはクロアチア語はhrvatskiと表記されるため。ちなみにクロアチアの正式名称はRepublika Hrvatska。発音をカタカナで書くと「フルヴァツカ」らしい。

この牛乳は4言語で表示


小さく驚くことがちょいちょいありつつ、住み心地はよさそうな感じを抱きつつ、これから一ヶ月が楽しみである。




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