この仕事を始めて4年目になります。
発達障害のある子どもたちの"療育"を行う、児童発達支援事業所です。
当時博士課程在籍中に出会った素敵な会社で、ご縁があって繋がりました。

就職したての頃は、自分の中の理想と現実の狭間で苦しんでいた時期もありましたが、今はその時期苦しみの中で蒔いた種が芽を出し始めてウキウキと仕事をさせてもらっています。
素晴らしい上司、メンターにも恵まれ、職員の皆さんと、子どもたちと一緒に成長していくのが楽しくて仕方ない！
この仕事が本当に好きで、天職だと思って日々感謝しながら働いています。

でも、でも、です。
なにかやり残している感がある。

今、私は恵まれていて幸せで、充分、と思うこともできる。
でも、これだけ専門的に知識や技術を磨いてきて、これで終わっていいのかと誰かが囁く。
今のままの現状維持、身を任せるだけの人生でいいのか？

福祉とか、子育て、とか、保育、とか。
私の大好きな業界。
もっと評価されるべき。
やりがいのある、本当に大変な専門性の高い仕事なのにもかかわらず、他の業界に比べて収入面であまりにも恵まれない。

志のある若い人たちが、やりがいだけを支えに身を削って働く。
そのやりがいすら、磨り減って、色あせて、辞めていく。

支援者が豊かでなくて、どうやって人のサポートができるのでしょうか？

これまで、専門性を高めれば、その分価値のある仕事ができて、その分自分も豊かになれるはずと思ってやってきたけど、30歳。
ちょっとやり方変えてみてもいいんじゃないの？！私！

というわけで、30歳夏。
一念発起で変えていきます。
自己犠牲のイメージを変えたいのよ！
もっとハッピーに仕事できるはずだよ。

理想に少しでも近づくために、まずは自分がモデルに。
そして、伝える。

価値のあるサービス提供して、真っ当に「稼いで」、業界ごと発展させたい！
支援側が積極的に豊かになり、大切なあの子たち、あの人たちに還元していこうよ。

まずは決意表明。
具体的には、これから動きます。

#決意 #日記 #コラム