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日々勉強

久しぶりの投稿になってしまいましたが、今日は料理レシピではなく、最近出店したイベントで学んだことについて書きたいと思います。

興味ない人はまーったく興味なし🙃と言う感じだと思うので(私の反省点の記録みたいなものなので)、この人、こんなこと考えて料理作ってんだなー くらいで読んでもらえたらと思います。

先程noteさんでお金に関する記事を読み、ゆーきりんさんのこの記事です
https://note.mu/yu_kirin/n/n8d0adafbf608
あーなるほど、本当にその通りだな、と私の料理出店と共通するところがあったので、それを踏まえて私がイベントで料理を出店するにあたって、考えていることや勉強になったことを書きたいと思います。


最近の私の活動はイベント出店です。二ヶ月に一回開催している #天王洲ハーバーマーケット
に参加させていただいています。

と言ってもまだ2回目の出店ではありますが、沢山の方にお越しいただいて、私のご飯を食べてもらえることはとても嬉しく、大変勉強になっています。

5月11.12日に開催されたハーバーマーケットでは、
半熟卵の入ったスパイシーミートボールライスを提供しました。
どんなメニューを出すかは、そのイベント毎に私が作りたいもの、どんなものがお客さんに喜ばれるか、どんなものが売れるのか、を考えて作っています。

一言で言うと、今回は失敗でした。

理由は、
①料理が分かりづらい→お客さんに注文してもらえない
②料理のオペレーションが難しい
③出数の予測が出来なかった

主にこの三つです。


私はフードデザイナーとして、スパイスとフルーツを使った料理を軸として活動しています。

このミートボールライスは、オレガノ、フェンネル、パセリ、コリアンダーなどなどのスパイスを練りこんだミートボール。中に半熟の卵を入れて、ミートボールをカットした時に卵がトロッととろけるようなものを作りたくてこれにしました。
ご飯はバスマティライスにターメリック、ドライフルーツ、ナッツを一緒に炊き込んだピラフのようなもの。
そこに、ヌードル状にカットした野菜のマリネをたっぷり乗せて、辛いサルサソースは別盛りにして、お子様も食べられるように工夫しました。(子供連れのお客様も多いイベントなので)

私の意図としては、ボリューミーでスパイシーなミートボールと、とろっとろの半熟卵を、ご飯と混ぜながら、そしてお肉だけじゃなくて野菜もたっぷり食べてもらいたい、と思い野菜のマリネをサラダ代わりにつけました。
しかし、この思いは、メニューや写真からはお客さんには伝わりにくいものでした。

改善点

①一目で内容が想像できるメニューを提供する

例えば、カレー、ラーメン、オムライスなどなどです。分かりやすいことが一番大事だなと痛感した今回の出店。

どんな料理を出してるの?と聞かれた時に、名前を言ったら簡単に想像できるものでないと、お客さんは食べたいと思ってくれないのです。

手の込んだ面白いものを作っても、それがなんだかわからないと手にとってはもらえない。
一言でわかるメニュー、だけどつ買う食材や盛り付けで私らしさを出す と言うのがベスト。

そして強いのはやはりお肉!

お肉をドーンと提供するのがやはり人気。他の出店者のメニューを見ていて思いました。お客さんは食べ応え(お腹いっぱいにしたい)を求めていますから、お肉のシズル感最強説。

②オペレーションが難しい
今回のミートボールライスは火入れがとても難しかった。
卵は半熟だけど、肉にはしっかり火が入っている状態をスピーディに提供することが大変でした。
お待たせしてしまったり、カットしたらまだ火が入っていなかったので再度揚げ直す、、などお客さんに迷惑をかけてしまった時が数度。
お客様をお待たせしない提供速度、オペレーションを考えるのも大事なポイント。

③出数の予測
二日間あるイベントでしたので、1日目の様子を見て次の日の仕込みを決めようと思っていました。
1日目は予想よりお客さんの数が少なく、出数もそこそこだったので、2日目は1日目と同じ量あればいいだろうと予測。(前回のイベントで2日目の方が一足は少なかったのでそれを踏まえて)
そしたら、2日目の方がお客さんが沢山来てくれて、仕込んだミートボールライスは昼過ぎに売り切れてしまうと言う結果に。
私はお店をやっているわけではないので、食材が余るとそれを売る場所がないので売り切れるのはありがたいのですが、少し早すぎた、、、その後もミートボールライス無いの?と数回聞かれる、、
これは本当に難しい。。
次は少し多めかなと思うくらいに仕込もうかと思いました。余ったら近所に配ろう。


作る側の〝作りたいもの″とお客さんの〝食べたいもの″のギャップをどう埋めるかが次のテーマになりました。
お客さんが求めるものを、どう自分らしく提供するか。
大変勉強になった二日間でした。

また次回からも色んな料理を提供しますので、興味のある方是非遊びに来てくださいね。

次回は6月8.9日のJIN.festになります。
https://www.tennozmarket.com/ginfest
日本最大級のジンの祭典。そう、この日はジンの日なのです!

ジンに合うお食事をご用意してお待ちしています。




選択肢が複数あること
お客さんが求めているもの
分かりやすい看板、メニュー

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