宮崎へ。一人旅その2
いざ、出発!
搭乗ロビーで、外で待機している飛行機を眺めながら、ずっと胸が高鳴っていた。
初めての九州。初めての宮崎。どんな景色が待っているのだろう。
ここから何が始まるんだろう。
そして、私のこれから進む方向を教えてくれるに違いない、何かヒントがそこにあるかもしれない。そんな思いでいっぱいだった。
機内は、翼のすぐ隣だったけれども、窓側に座ることができた。
正直なところ、飛行機は少し苦手。。少しでも上下に揺れると、途端に恐怖が襲ってくるからだ。
でも、その日は天候も安定して晴れだったこともあり、安心して乗っていることができた。窓から景色を眺めては、写真に納め、そしていよいよ宮崎の地に降り立った。
初めての宮崎
空港に到着。そこからまず、予約していたレンタカーを借りに行くことに。
レンタカーに乗るのも初めて。ドッキドキ。
用意されていたのは、トヨタのyarisハイブリット。いつもはミニバンに乗っている私。
yarisはハンドルも軽くて、エンジンをかけた時の音も静か(さすがハイブリット!)。
スマホにたくさんダウンロードしておいた好きな曲を流しながら、高速に乗り、宮崎の地を南下してゆく。目指すは串間市市木。
運転は嫌いじゃない。というよりも、一人でのドライブがやけに楽しすぎて、音楽も大音量で軽快に車を走らせていた。高速は、山の中を通る。綺麗な山。少ない交通量。とってもいい気持ちがしていた。
楽しい。まるで学生の時にタイムスリップしたかのような。
知らない街で心ワクワクさせながら、そこにはどんなことが待っているんだろうという、あの感情が十何年かぶりに沸き起こっていた。
楽しい。ものすごく楽しい。こんなに楽しいだなんて。
そんなことを感じながら、ひた走ること1時間。とうとう目的地の串間市市木に到着したのだった。
そして、ここからが、私の大きな大きな風を感じる出会いと、景色と、いろんな体験が待っていたのだった。
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