定期的な進捗確認と、振り返りは大切だ。

昨日、長期的な視点は時と場合によって必要度が変わると呟いた。確かに必要度はその都度変わるのだけれど、もしも長期的に物事を考えるならば、必要なことがある。

定期的な進捗確認と、振り返りだ。

長期的な視点で物事を考えるならば、きっと多くの人が目標を設定する受験なんかが良い例なのではないだろうか。

「合格」という目標に向かって、勉強する。けれど、ただただ勉強するだけでは合格できない。志望校の問題を分析して、対策を考えながら、弱点を攻略する。

そのときに、勉強の計画を立てる。計画は立てっぱなしでは、達成できない。いまどれくらい達成しているのか、何％できているのか、定期的に進み具合を確認しなければいけない。

そして、達成できていないのならばどうして達成できなかったのか、振り返りが必要だ。

何事も、やりっぱなしでは達成できない。たぶんきっと、なかなかやりたいことができない、近づけないという人は、その都度での振り返りを怠っているのだと思う。

自分の現在地が確認できていないから、進むべき道が分からない。旅行先で地図を見るときと、同じだ。

長期的な視点で物事を考えるとき、どうしても行動の期間も、もちろん長くなる。

だからこそ進捗確認と振り返りをこまめに行う必要があるのだけれど、どうしてもはじめはそのタイミングやスパンが分からずに、気がついたらやりっぱなしになっていることが多い。

けれど、現在地を確認しなければ、行きたい観光地には行けない。見たいものは、見れないのだ。

1年間の中で、4月に目標を立てる人は多い。けれど、その4月はもうすぐ終わろうとしている。そろそろ一度、地図を確認する時期なのではないだろうか。

必要あれば、現在地の確認のあとに、軌道修正する時間も。

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