黒板と黒板消し

語学で変わる自分

自分が話す言語によって、性格が変わる。

いままでの25年間で、英語と中国語、そしてスペイン語を勉強してきた。

英語はみなさんと同じように、義務教育から大学まで授業があり、そして社会人になってからも勉強を続けている。

中国語は大学4回生のときに、天津と上海へ行くきっかけがあって勉強した。なんとなく、会話はできるようになった。けれど、先日上海に3年ぶりに行ったら難しい会話はほとんどできなくなっていた。

そして、スペイン語は世界一周中、「中南米は英語通じないし、スペイン語できないときついよ」と言われたことがきっかけで、勉強した。旅で困らない単語やフレーズは覚えた。

それぞれレベルは違えど、現地の人や他の国の人と話してみて、それぞれの言語を使っているとき、自分の態度がちがうことに気が付いた。日本語では、私はよく「おっとりしているね」とか「マイペースだね」と言われることが多いため、話すスピードも遅い。

けれど、英語ならば自信を持って堂々とニコニコ笑顔で話せるし、スペイン語ならば明るく挨拶できた。中国語は、ちょっと気がきつくなる。

前に、同じようなことを感じてツイートしていた人を見かけたので、私だけではないようだ。どうしてなのだろうか。言葉の性質なのか、自分の態度まで変わるなんて、なんだか身にまとう魔法みたいだった。

そして、最近わたしはタイによく行く。タイ語は見た目はミミズみたいで分からない。けれど、タイ人はとても親切で優しい。ということは、タイ語を勉強すると、人に親切に、心穏やかになれるのだろうか。

最近、短気が加速してしまっているので、ちょっと試してみたい気持ちがある。

サポートでいただいたお金は、ライティング力向上の書籍購入に使わせていただきます。読んだ本はまたnoteで感想とともに紹介します。