1年前を振り返って、MPRE勝因と、いろいろ回顧録

もう去年(2021年末)の話だが、MPREは113点という割と高得点で合格していた。勝因は:
・emanuelの問題集をほぼ全て解いたこと
・本試験で培った自分に合った学習法で勉強したこと(間違えた箇所は日本語で要約する)
・意外と侮れない試験だとネットで見てしっかり対策したこと
だと思う。

コロナ禍のため、日本出国前とグアム出国前にPCR検査を受けた。結果が出る前でに2日くらいかかったので、現地では試験を受ける前にPCRを受けた。
現地でも仕事が重なってしまったので勉強と並行してこなしつつ、受験後は一人でビーチに行った。何気に初グアムだった。

moral characterもパスしていたので、あと宣誓やfee支払いなどを経て正式にHP掲載となる。

この勉強日記(&日々の細かい記録twitterも作っていた)は当初夫しか見ていなかったが、今後挑戦する誰かの役に立てば良いなと思う。

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試験に合格してCA州弁護士になると周りに言うことで、一番感じたことを残しておこうと思う。それは、受験前にあれこれ悩んでいたことなんか小さくて、思った以上に資格それ自体がチャンスを呼んでくれること。法務畑でもないし、弁護士と常に働いてきたわけでもない私だが、最難関のカリフォルニアだからなのか(?)、弁護士の方と会うと覚えてくれるし、何らかの話を持ちかけてくれることも格段に増えた。
受験のために会社を辞めたものの、「資格だけ持っていても仕方ないんだけどな」と葛藤がありつつ専業受験生になったが、確実に合格前には想像できなかった景色が見えている。もちろん、舞い込んでくるチャンスを活かせるかは別の話で、今後私の力が試されるところだが、あの時、勉強に専念する決意をして本当に良かったし、後押ししてくれた友人や家族には感謝してもしきれない。

1年前の今頃が合格発表だったので、家族と「早いね、、」としみじみしながら、色々と決意を新たにした。1年前の光景は今でもはっきり覚えている。発表の日(日本時間午前中)は、気を紛らわせるために好きな家具屋をネットで見ていたが全く気は紛れなかった。家族を心配させたくなくて、その日が発表の日だとは伝えていなかった。発表の時刻、目に見えて手が震える状態でサイトを見たらPassと出ていた。受かってた!!!と、横でだらだらしていた夫に伝えた後数年ぶりに嬉し泣きして、夫が彼の両親に嫁が受かったと電話してたような気もする。その後一瞬我に返り、Passって合格って意味で良いんだよなと辞書で調べたりした。お昼に合格祝いで焼肉食べようと出かけたら、酒類提供自粛で飲めなかった。

あの時のような、自分が数年間頑張ったことが報われたという感動は、もう一生ないかもしれない。同じ挑戦を今できるかは微妙だ。

会社を辞めることを決意するまでや、受験勉強中、支えてくれた友人たちや友人の言葉も今でも覚えている。逆に、友人からの言葉の中で、とてもありがたいけど正直今は聞きたくないと思ってしまったものもある。それもこれも全て、私の糧となった。

ついでに、カリフォルニアは私が最初に行った海外で、中3のときにロサンゼルスに4ヶ月滞在した。そのプログラムで一緒だった友人の一人が今に続く大親友だし、そこで会ったとある同い年の日本人とは20年の付き合いとなり、常に連絡を取り合っているわけではないが、お互いの歴史を何でも知っているパートナーのような関係となった。で、その4ヶ月があったからこそ2010年に1年米国留学をして、そこでも人生を変える経験をし、一生の友人を得た。calbar受験も含め、私の原点は中3にある。

誰かの役に立つようにと言いながら誰の役にも立たない感情の吐露となってしまったが、受験にまつわる色んな思いを書き連ねた後は、このnoteも終わらせようと思っている。


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