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⛩諏訪大社記録③ 〜タケミナカタの空気〜

諏訪大社は4社あるのでこの順番で回りました。
・上社本宮
・上社前宮
・下社春宮
・下社秋宮
の4社です。

上社が男神、下社が女神を祀ると言われているそうです。

この中で一番、タケミナカタ様の空気を感じられたのが上社本宮でした。




地下と地上を境目にして、地面より下は燃えるような激しいパワーを感じ、地上はそれを感じさせない静けさ、空は水が流れているような感じがしました。

タケミナカタは冷静沈着。大人気の神社だから人はたくさんいます。だけど上社本宮は静かで穏やかでした。

この空気を感じ取って、少しだけタケミナカタという神様を知った気がします。

タケミナカタは地面より下が燃えるようなパワーを持っているくらい強い神である。だけど静かで穏やかであることが多くの幸せをもたらすことも知っている。

幸せのために力勝負で挑まれれば応じるが、力勝負だけが全てではない。自分がどの選択をすれば穏やかになるのかも知っている。

勝った神であろうが、負けた神であろうが、そんなことより目の前の人たちが穏やかに暮らしていることが何より大切で、そのために水の流れを調整したり、山を見守り、作物の成長を見守っている。そんな気がしました。

強くて穏やかな神。

タケミナカタさま(お諏訪様)は、そんな神様なんだろうな、と私は感じました。

諏訪大社にはたくさんの摂社・末社があり、その社からは「ここの神様を見て!もっと知って!」そんな声が聞こえるような気がしました。御柱祭が1200年続いているのも、全国各地で「お諏訪様!」と呼ばれて親しまれるのも、

この神様について行きたい!と思わせてくれる存在だから。

日本の神話の内容は書いた人しか本当かどうか分からない。
だけど、神様の想いは次の世代へしっかり受け継がれている。想いが偉大で強いほど長年続いていく。

お諏訪様はめちゃくちゃカッコいい神様なんだと思います。


ついでに、下社は女神を祀ってると言われる通り下社の周囲は華やかで賑わっていました。


下社


さらに最後に街歩きマップをもらったのですが、諏訪大社の周辺はあちこちに温泉が出るそうです。足湯もたくさんありました。

最初に諏訪大社上社で感じた、地面の下は燃えるような激しいパワーを感じたというのは、あながち間違っていなかったかも?

色々学べて楽しかったです。


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