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六本木歌舞伎「ハナゾチル」観劇レポ

六本木歌舞伎「ハナゾチル」
2022.2.19 12時公演レポ

備忘録として投稿します◎
個人の感想と少しネタバレが含まれます。

*****

とっつーのソロ舞台を観劇するのは初めてで、
えび座と違って外部舞台でのとっつーはどんな感じなのかな?それもとっつー初挑戦の歌舞伎、どうかなあと緊張しながら観劇したものの、期待以上のおもしろさでした。

とっつーが「戸塚祥太」のまま出演してて、歌舞伎を観に来たはずなのに、幕が開いてすぐの場面で早速バク転×3回するし、A.B.C-Zのライブや少年たちの一幕みたい!と面白くて嬉しくなり、途中からしっかり歌舞伎の装いで、とてもとても素敵でした。

とっつーファンはもちろん、A.B.C-Zファンであれば、ライブに行く気軽さで観に行ける歌舞伎なのでおすすめです!

コロナじゃなければ、チケット買い足してたかもなあ〜〜。

☆良かったところ
・当たり前なのだけれど、海老蔵さまとそのほかの出演者さまの声が素敵。耳触りが良いというか、長セリフのときは目を瞑ってきいたりしてた。
・ストーリーが面白い、わかりやすい。以前本物の歌舞伎を歌舞伎座で観劇したときは、一幕は何の話をしているのか全くついていけなくなりうとうとしてしまったけれど、今回はパンフレットのあらすじを読んでいたのもあり、構成がタイムリープという形をとっていたのもあり、面白くて思わず前のめりになりそうになるほど、あっという間だった。
・まずベースからのスタートで、それをイヤホンで聴いてるとっつーっていうのを現代だよっていう表現にしていて、なるほど、、!と。歌舞伎の時代はお囃子(?)だけれど、現代で置き換えるならばベースのような舞台役者を、主役を際立たせるための、支えとなる楽器。斬新で、面白かった、、、。
・舞台のセットが綺麗。歌舞伎のセットが煌びやかなのはなんとなく知っていたけれど、舞台から比較的近い席だったこともあり、細かいところまで肉眼で見えて圧倒された。特に桜のセットの迫力が素晴らしくて、幕が開いた時に「わあっ」という言葉が出かけたし、春のキラキラした華やかな雰囲気を一瞬で思い出した。冬も好きだけれど、春が待ち遠しくなった。
・とっつーの見得が3回見られたこと!
・とっつーの髪型がとても良き、全体的に黒髪なんだけど少しウェービーで、前髪の下のほうだけ茶色いのが本当に私好みというか、とっつーだから似合うというか。
・歌舞伎メイク(白塗り)をして登場したときの、とっつーの手が長くてとても綺麗。白く塗ると綺麗さが際立つ、、。
・(出演者さまに悪いのですがお許しください、、、)他の出演者さまと並んだ時に、とっつーのお顔の小ささが際立つ。
・海老蔵さまの見栄は、目が大きいこともあって迫力がすごかった、やはり本家は凄みがあった。
・ダブルアンコールで、ざえびを踊ってくれたところ🦐 コロナ無症状だったとはいえ、元気な「A.B.C-Zの」とっつーが見られて、安心したというか、見ていて一気にぶわっと、幸せな気持ちになった。

☆気になったところ
・三池崇史監督の監修とのことだから、何か血が出たりするのかなあ、と思っていたけれど、特になく、、。歌舞伎だからこんなものなのかなあ。
・規制退場の意味がない。係の方やアナウンスで、席に座ったまま待ってくれと指示しているわりに、間隔が短いのもあり、3階建ての客席というのもあり、会場を出てすぐのエスカレーターでは混雑していたので、少しコロナがこわかった。
・しょうがないのだけれど、隣の方がずっとうとうとしていたことと、後ろの方々が公演中も所々喋っていたこと。もう少し係の方が目を配っても良いのでは、、?と思いつつ。。

歌舞伎初心者でも気軽に楽しめる作品で、大満足で、さらに戸塚祥太さんがだいすきになりました。
これからも、A.B.C-Zメンバーのソロ舞台も観に行こうと思います。

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