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愛されてる

4月29日、バベコンブの単独ライブ1日目が新宿で行われた。
私は参加できなかった。住んでるのは九州の端っこ。新宿へはあまりにも遠い。

ただ来月から都内へ転居する予定なので、「あぁ〜〜もう少し早く色んな事が進んでたら行けたかもしれないのにぃ!!」などと、考えても意味がないことをグズグズ考えながら進まない断捨離に向き合っていた。
意気揚々と手伝ってくれる息子が、とうに捨てようとしてまとめた段ボールからおもちゃのあき箱を引っぱり出し、大事に復元してもとの場所に戻している。気が遠くなる。

たまに作業の手を止めながら、Twitterで単独の戻りチケットが無いか確認する。
チケットはとうに完売していたけれど東京は大雨だし、事情があり当日キャンセルされる方もいる。
同時に、行きたくてもチケットが無いと諦めている人もいるかもしれない。
せっかくの単独、見られるチャンスがある人は全員見てほしいと願っていた。
ご本人達が何度か戻りチケット情報をツイートされてる時にRTするくらいしか、出来る事は無かったけれど。

自分は行けないのに、なぜそんなに必死に追っていたのか?
聞かれると上手く答えられない。
好きな芸人さんといっても知ったのはここ数ヶ月だし、YouTubeで漫才やコントをしているのを見たり、ツイキャスでラジオを聞いたり、買える配信ライブを細々と買って見ることくらいしか出来ていない。
実際にライブに足を運んでいる人と比べたら、あんまり応援になってないのかもしれない。
ただ日本の片隅でファンですと叫んでるだけの人。

けど彼らの笑いが好きだったし、たとえ片隅でファンですと言ってるだけでも、喜んでくれる人達のような気がした。
そういう優しいところを端々で感じたから、魅力を感じたのかもしれないとも思う。
一番は漫才が面白かったから、なんだけども。

単独ライブ数日前のラジオで、ご本人達が
「単独が100枚売れてるのが信じられない」
「当日皆にキャンセルされるんじゃないか」
「来たとしても皆全然笑わないんじゃないか」
などと不安を口にされていた。

それはないんじゃないかと思っていたけど、ご本人達から見たらまた景色が違っていたのかもしれない。
加えて感染の不安もあるわけだし。

でも実際ふたを開けてみたら、この日の単独ライブは本当に凄かったらしく。
ご本人達の面白さは勿論、同期でずっと支え合ってきたコンビがゲストで、加えてシークレットゲストで私がこのコンビを知るきっかけになった先輩コンビも出てきて。
袖には同じ事務所の芸人さん、長く一緒にライブで共演してきた芸人さんも沢山見守ってて。
沢山の待ち望んでいたお客さんがいて。

愛されてるじゃないか!!
めちゃめちゃ応援されてるじゃないか!!
本当に良かったよ〜〜〜!!!!

Twitterで感想ツイートに軒並みハートを押しまくりながら(怖い)(すみません)
本当に嬉しくなって、なんだか泣けてきた。
自分は見れてないのに、感受性豊かすぎやしないか。
けどすごくすごく嬉しかったのだ。

単独ライブは5月6日もあって、もう完売している。
きっとその日も沢山感想をつぶやいてくれる人がいるだろう。
今からそれが楽しみです。

そして5月は難しそうだけど、6月になったら私もライブに行ってみたいなぁ。
それを励みに、引っ越し頑張ります。