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高野に参った話 その弐

前回の続きです。ここから読んでも大丈夫ですがよければその壱もお読みくださいませ。↓

出発の前々日に一泊二日の高野山ひとり旅が決定したあざえ。
今回は1日目の前半について書きます。

南海高野線で極楽橋へ

自宅から色々と乗り継いで橋本へ着いたら、各駅停車極楽橋行きに乗車。
ここからは主に緑の中を走ってゆきます。
駅名板がかわいい。
各駅で降りたくなってしまいますが、そんな事してるといつまでも着かないので我慢。

極楽橋を眺めてケーブルカーへ

極楽橋駅に着いたら高野山駅まではケーブルカーで一気に登ります。
その通路から橋が見えるようになっていますね。
(その壱の見出し画像)
ちなみにICカードが使えるケーブルカーは日本でここだけらしい。

ぎゅうぎゅうバス

高野山駅から奥の院前まで今度はバスに乗ります。
このバスがかなり混んでいてひっちゃかめっちゃかでした。
山道なので揺れる車内。重たいリュックを前に抱えてPitapaを手に持ちながらかなり遠いポールを掴んで耐える私。すると横のお爺さんが私の腕に全体重を預けてくるではありませんか。
やめてくれ、限界だ……

いざ山へ……?

そんなこんなで奥の院前に到着。
トイレを済ませたら山に向かいます。
地図を見て進むのですが、あれれ?山登りっぽい人がいないぞ。
子ども連れや老夫婦、法事のための親戚の集まりがほとんど。
皆GWのお墓参りのようです。

道がない

道がない。何度見ても、逆さまに見ても、持ってきた地図のモデルコースが見当たりません。
あっちに行ったりこっちに来たり、そこら中徘徊したがわかりません。
案内所も見当たらず、行列のできた売店しかないので聞けない。
もう既に泣きそうな私。せっかくここまで来たのにどうしよう。宿のチェックインまでは6時間もあります。

仕方がないから

表通りを散策して時間を潰そう。
観光にはなるし、悲しんでいても仕方がない。
日差しが強くヘロヘロになりながら歩き倒しました。
その日の歩数は……34,280歩でした。

今回はこの辺りまで。次回は1日目の後半について書きます。高野の街を少しずつ把握していった私は……

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