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なんで見えてもない色で描くのか

なんで見えてもいない色を使って絵を描くのでしょうか

これは私が小さい頃から不思議に思ってきたことです。


例えば日本のイラストやモチーフでは一般に

太陽が赤、月が黄色で描かれます

まぁこれにも色々あって、実際の色とは別としてイメージづけたのだろうなぁと(私が勝手に)思っています

それはそれで良いと思うんです、それはね。

不思議なのは比較的「この世歴」の少ない子どもたちがとてもこれに影響されているように感じることです


幼稚園のお絵かきの時間、私は太陽の光をを黄色を用いた光線で表していたのですが

お友達「これなに?太陽は赤やろ?なんで黄色で描くん?」

あざえ「ほんならあなたは太陽が赤に見えるん?」

お友達「…」

あざえ「何で見えてもない色で描くん?」

お友達「だって太陽は赤って決まってるもん…!」

今思えばとても喧嘩腰だったのですが、向こうが去っていったので喧嘩にならずに済みました(笑)


太陽のイメージカラーが赤なのがダメだと言っているわけではありません

ただただ純粋に、みんなには太陽が赤に見えているのだろうか、そうでないならなんで赤で描くんだろうとすごく気になった。納得がいかなかった。


そもそもお絵かきの時間に描く絵は自由ですから、イメージづけられたモチーフとして描いても良いんですよ。

ただ、赤以外の色で描かれた太陽は太陽でない、と幼稚園児が言うもんですから短い時間の中でかなり大きな影響を受けているなぁと感じるわけです。

イラストを用いた絵本やアニメーションに触れる機会が多いからでしょうか…

こういうのも研究対象にすると面白そうだなぁと思う今日この頃です





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