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うたがわきしみうわごとだものⅡ

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感じたことあれこれ。日常。コラム。創作日誌。エッセー的な。作品にはならないうわごと系の。二個め。文芸を志す方にオヌヌメ。
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これはもう不思議なくらい必ずそうなり 一種のジンクスのようなのだが ふいに現れ熱烈に僕のあらゆる作品を高評価し 貪るようにフォローしまくり 隙あらばDMでも応援アピールしてくる 火の呼吸のファンはほんの短い期間燃え盛った後 全く音沙汰がなくなり飛ぶ 病的に熱しやすく冷め易い見本

【エッセー】待つ力

現代人から“待つ力”が失われている 加速しかしてこなかった時代と ゼロ距離ネットワークに 感染し過ぎてしまったのだ 人類が それに急いで適応せねばならなかったとはいえ 語弊を恐れずに言えば コロナよりひどいものに みな罹患してしまっている なればこそ 「今ひとたびのスローライフ」などという 手垢言葉では言い尽くせぬ “待つこと” “待てること”の 尋常ではない心のスケールを 取り戻さねばならないのではなかろうか 海外のとある地域では バスや電車が二、三時間遅れても当た

【エッセイ】一番乗りを愛する理由

や、だってそうじゃん 一番乗りして、「スキ」とか「イイね!」してくれる人が 一番偉いし、愛するに決まってるじゃん これは僕がたびたび話してることだから みんなもう耳タコでわかってると思うけど 人間の脳みそはとても面倒くさがりなのだよ 人間は、1日に消費するエネルギーの20%を脳で使ってる 成人の脳の重量はおよそ1.2~1.5㎏ぐらいで 体重の2%ほどに過ぎないらしんだけど なのに1日の消費カロリーのうち 1/5とか1/4とかを脳だけで消費しちゃってるんだぜ!? 考えてみ

『寂しさの正体』

“寂しさ”かあ。 まあ、人それぞれ自分だけの寂しさレンズを持ってるだろうし、 レンズによっちゃ、なんでもかんでも寂しく見えちまうだろうが……w そうさな、乱暴にくくっちまっていいなら、 寂しさには二種類あるんじゃねえかな。 1つは、タチの悪い友人みたいなヤツで、 普段なにげなく過ごしてるときにはとんと顔を見せない。 そのくせ――たとえば学校帰りだ。 公園で友達と暗くなるまで遊んでいたとする。 「○○ちゃん、もうお夕飯だから帰るわよー」 「はーい! 今日のごはんは何かなあ?

フォロワー数と詩人の実力は 比例していると君は言うんだね? なるほど 確かに目安にはなるのかも… そしてある一面ではきっと真実なんでしょうね けれど果たしてそんな単純な物差しだけで 測っていいものかしら 無名なれども凛と咲く一輪の華を あなたが見落とさないことを祈っているわ

自分の身体性しか信じておらんのだな だがそれでいい 自分の身体性すら信じ得ぬ者が 他人の身体性を見出だせる訳がない やがて人の中にも同じく海があり 寄せては返す波の如く命の呼吸があると知る 生死生死を繰り返す永遠の潮騒を さあ行け 赴くままに それでも宇宙は続く 我が内に 外に

【エッセイ】優しい気持ち

宮本輝のエッセイの感想をここに記す。 本文抜粋 「自分を理解してもらおうと努力するよりも相手を理解してあげようとすることの方がはるかに疲れる」 なぜなら、その方がはるかに生命力がいるから。 人間全体が狭量に、エゴイスティックになりつつある現代で懐の深い人間でいるのは難しい。しかしまず、自分が優しくなることだ。そうすれば伝わるし、向こうも感応してくれる。 互いが互いの立場を理解して欲しくて堪らないから喧嘩が終わらない。自分の言うことを理解して欲しいなら、まず自分が先に理解

大地の人

その人はもう おそらく大地と呼んでよかった だって広いし 人を呑む青空だって あんなに高くて気持ちいい もっと言えば ここには「委縮」というものが 1ミリだって感ぜられない はっきり言って泣きそうだ (だとしたら泣いてもいい) ずっとずっと 来たかった場所 ここはそういう場所だ ここに来れば誰だって のびのび生きれる たましひを充実させられる だってそれは 人生の目的じゃなかったかしら? いいや絶対にそうだ でも本当は この世自体がそうあって欲しかった けど けしてそ

草野さんのクラスに転入してから色んなところに社会科見学に連れていってもらってめっさ勉強になるし、才能に出会えるし、刺激にもなるんだけど草野さんの背中に振り落とされないようにしがみついてくと、そもそも草野さんの才能にぶん殴られるからある意味どえりゃあスパルタ←だがそれがいい!><

高低浅深あれど 大抵の作品は表現者たちそれぞれの 「ねえ!これ面白くない!?」の展開図 #本質

大丈夫 それだけ現実逃避できるエネルギーがあるなら 大抵のことは乗り越えられるよ

自分で自分の舵きりが出来ない ハンドリング出来ないということは 逆を言えば 本当の自分に突き動かされてしか 生きられないということであり それはつまり真にあるがまま―― もとい〝我が・まま 〟に生きている ということに他ならない! 「大人」でしょうか? いいえ「子供」です…

マニュアルがしっかり整備された飲食店チェーンなら ベテランほど効率よく素早く注文を仕上げることができるだろう クリエイティブの世界は一概には言えない むしろベテランの方が時間がかかる場合も多い 新人の頃は何も見えず体当たりでやるしかないが ベテランは見えてる量も知ってる量も違う

「今に見てろよ!」が足りない 年齢と実力線に従って どんどん目減りしていく もう褒め言葉しか届けてもらえない 喜びと寂しさ 起爆剤を担保できない日々なら 自分で自分を奮い立たせるしかない なのにそれもままならない 「若さ」というのは いつでもガムシャラになれることだったのか