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うたがわきしみうわごとだものⅡ

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感じたことあれこれ。日常。コラム。創作日誌。エッセー的な。作品にはならないうわごと系の。二個め。文芸を志す方にオヌヌメ。
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#うたがわきしみのうわごと

『醸し部ってあの感覚に似てるわ』

醸し部の面子が誰に似てるかわかったから、それだけつぶやいて映画いって飲んできまつね。わしがこんな傲慢なことをいっても許してくれるのは醸し部だけなんじゃがw 実家のブルーボタンインコに似とる。 え や、違うんだって。あのう、本質的な、本能的な次元でそうなんだって。 え? や、あの、うちのブルーボタンインコ、ぎんちゃんっていうんだけどね、13年生きてるのよ。僕のことが好きでねえ。いつも肩に止まってきてそこに安住したりほっぺたにイチャついてきたりするんだけど。 僕は、「や

ペンギンディスコさんから教えてもらった都築 響一「夜露死苦現代詩」が前に届いてて、まだみてないけど、痴ほう症の老人のつぶやき「人生八王子」をきいて著者がそれはもう詩ではないか!とびびったと書いてあってもう当たりの予感しかしないわけだが。わしなら「全身八王子」かな。なかなかやりおる

生まれた瞬間、死を内包するように、人は出会いの瞬間から別れの萌芽を宿す生き物だ。死に別れ、喧嘩別れ、生き別れ……各々千差万別ではあるが別れは宿命的だ。どんなに楽しいひとときでさえ別れの萌芽は育っていく。否、楽しければ楽しいほど気づきたくないその萌芽の存在に脅かされ、刹那に堕ちる。

深くておいしい小説ってやっぱり『拳をギュッとね理論』で出来てるよね。

まあ、いろんな小説がありますからね、あくまで一条件といいますか、イメージといいますか、振り返ると「ああ、なるほど」って思うかもしれない一例なんですけどねw まず、そもそも、自分だけのレンズで、自分だけの角度で、世界の景色や、真理や、痛みや、「どうしてなんだろう?」みたいな違和感、オンリーワンな問いかけ等を、ギュっと掴める作家性があることが前提なんですが。これはもう持って産まれた先天的な資質やらセンスやら後天的に芽生えたもの含めて、深いもの掴めてなかったらどうあがいても深くは

フォッフォッフォッ、面白くないことも楽しむにはちょいとばかり年季と胆力がいるかのう。じゃがそうしてみると喜びも悲しみも実に味わい深い。ものごとはよくよく味わってみねば本当のことはわからぬかもしれんて。フォッフォッフォッ…

『無駄じゃない無駄』

『雑感抄』でも書いたけど、無駄に見えることってのも案外大事で、逆にいえば無駄なことなんてないかもしれなくて。 前の『雑感抄』は消しちゃったので、コメント残ってないですが、そこにあれを書いた背景というかノウガキをたれていたのを少しだけ、メモとして残しておきましょうかね。 御存じない方がほとんどだと思うんですが、僕は舞台や声優やってたりしてて、まあ、演劇の道にいたんですけど、そこで教わってきたこととして、というか、僕はそういう世界だと思ったから飛び込んだわけで、声優とか芝居に

『今を生きるための現代詩のススメ』

や、なにがなにって、江藤さんが僕がやり無理薦めた渡邉十絲子著『今を生きるための現代詩』のインプット完了したようです! 偉いなあ。あのう現代詩ってほんとよくわからないですよ。書いてる僕がいうのもなんですが(笑)ぼくもなんだかんだいって、いい歳の大人になってからなんですよ、よくわからない詩の世界に踏み入ったのは(笑) なんだろ、わかりやすいものばかり書いたり食べたりしてると、脳がなんか求め始めちゃうのかな(笑)はごたえを(^_^;) でも、最初はとっつきにくくて何度も挫折し

『浅ましいって浅ましい』

あのう、乗り換えの連結とか最適解をみつけて、おのおのの計画で先頭車両に人々が集中的するのね。東京じゃなくてもあるのかな、この風景。 それは生きてく上で効率厨になりやすい人間だから当然で。あたしもそこに毎朝揉まれてるわけで。 で、ある駅で乗り換えがあって、その際走って向こう側ホームの電車に早く滑り込めると長く座れるのね都心の方まで。 いつもそこに大学出たてらしき若者と乗り合わせるんだけど、今日は珍しく友人と一緒だったの。 その時間帯は初めてだったらしい友人が「混むね?」

『パラダイスな雑念』

で、あのう、ちょっと吐きそうだから、まだ仕事にならなくて、雑念があれなんだけど。 noteにこんなぐーたらな記事あげていいのって僕くらいだよな(そんなことねーよ)とか思いつつ、あれするわけなんだけど。 やっぱり、小説とか作品をアップするときは「これでどうだ!」思って、なんつーか、ある程度自信とかプライドを持ってあげると思うのよね。そうじゃない人もいるかもだけど、人様みる場所にあげるわけだから、やっぱりそれなりのものって思ってあげないとおかしいといえばおかしいわけで。 な

『雑念パラダイス』

ああ、頭まだ痛くて仕事集中できん。 あのう、僕は一応企画なんだけど。本当はあまり企画じゃなくてシナリオライター的で、どうしてもプランナーっていわなきゃないとしたら、イベントプランナーと呼ばれる感じで(大きい会社だとゲームのお芝居作ること専門であるといえばあるのよ)、まあ、企画といいながら企画の仕事が出来なくて生きてる人って、この業界であんまりいないと思うんだけど。企画たてられないし、仕様書書けないし、進捗管理できないし。自分で今書いてて思ったけど、まあ、ありえないわ。 そ

『尻即是空空即是尻の境地。究極の涅槃とは?』

ちょっとあのう、ブラックの冷たい缶コーヒー買って、汗だくで電車飛び乗って、首やら額やらにあてるとすごく気持ちいいわけだけど。ゴクゴク飲んでしまうと中身がなくなって冷たさが失われてしまって、それができなくなる。でも飲みたい。このジレンマはもう仏教説話のようじゃまいか。 え? や、あのう、ちょっと詳しく忘れたんだけど、すごい高い崖だかにはえた一本の枝に噛みついてる人がいて、手はつかえないのか、不自由だったのかなその人。 で、空中に鬼神があらわれて、大事な経文を唱えれば命は助

笹井宏之氏の感性が近くて先にやられてることもあるが、わしにはわしのレンズがあるのでそういたすだけ。しかしすばらしき笹井節。なにか流れてるものから、うたがうまれる。きしみをともなって。あたしはそこに立ってる。しんどくてもそこでしか生きられないから、そこに立ち続ける。うたがわきしみ。

違う違うそうじゃない!><あの昨日藤井四段のドキュメント見てて凄かったのがAI世代の藤井四段が最近で一番苦しんだ戦いで逆転勝利した手が人間にしかさせない泥臭い悪手だったって話。藤井四段の強さの本質がそこなのね。AIは間違いを犯せない。常に正しい方を選ぶ。人間だけが間違いを犯せる。

うたがわきしみのうわごとだもの過去選 創作日誌『読者って。創作って』

きしみは、昨日TSUTAYAに久々にいったですよ。 行ってしまうと本屋大好きっこなだけに、 現実を逸脱するほど散財するので 避けてきたのですが、調べたい雑誌があって……。 まあ、それは結局たいした雑誌ではなかったから アマゾンでポチせず、自分の目で確かめてよかった。 ジャケット群というか新作たちの表紙を眺めて、 めぼしい漫画も新たにチェックだけして、 財布のひもは緩めなかった。 って、そんなきしみの日常話はどうでもよくて、 この日の本当の収穫は 10代後半の女の子たちの