その言葉に色をつけるとしたら
何色だろう
あるいは君は今日
何色の言葉を吐き出すのだろう

僕が昨日
塗りつぶした言葉は
明日にはきっと
別な色に変わってる

いっそ無色透明でいられたら楽なのに
無味無臭でさえいられない僕らは
懲りずにまた言葉を紡ぎ出す

空虚を塗り潰すように

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。