好きなものというのは、それ一択にできること、他に選ぶ余地がないこと、に置き換えられる。

ところが『貧乏』になると、まったく別の角度でまったく同じシチューエーションになり得る。

いわくオムライスにするか、キャベツと塩にするか、好き嫌いを問わず、それ一択にできて、選ぶ余地がない。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。