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【雑記】meets music

先日のダイハードテイルズの雑記でブラインドガーディアンというメタルバンドを知って以来、定期的にyoutubeでザッピングして聴いている日々が続いているんですが、たまたま会社のメタル好きな人に「今ブラインドガーディアンはまってるんですよね~」と言ったら「ブラインドガーディアンカッケーけど、メタル初心者におすすめは出来んわ、どこで知ったん?(意訳)」ということを言われて、「まあ、ちょっとネットのフォロワー情報で……」とお茶を濁した回答をしてきた次第です。

自分もメタルと言えばKISSやMetallicaのようなめちゃくちゃ有名どころしか知らない程度に疎いのですが、これも身の回りに好きな人間がいなかったこともあり、例えばニルヴァーナを聴いて「へーこれがオルタナティブか~」とか、マイルスデイビスを聞いて「へ~これがジャズか~」とか、まるで博物館の解説だけ読んで知ったかぶりしたかのような知識しかないわけで、これが割とコンプレックスになってたわけです。音楽ならあらゆるものに当てはまると思うんですけど、リアルタイムの熱狂を知らなければ、とたんにアーティストの偉業は”歴史”になるわけで、そうなると、「好き/嫌いの前にその道の人間ならば必ず通らなければならない」ような必修科目に思えて、これが結構なハードルになったりする。これは音楽にとどまらず、映画やゲーム、漫画にも当てはまって、自分より昔に世に出たもの全般がそういう補正にかかりなかなか好きと言い出せない……なんかそういう雰囲気を感じたりする。

そういったときすげえなって感じるのが、”歴史”の偉業に全く触れずに自身の体験を未だに忘れずに「あれめちゃくちゃすごかったよな!チョーカッコいいからみんな聴こうぜ!」と言うような人たちで、例えば今自分がYMOやAC/DCを聴くようになったのもそうしたきっかけがあったからであって、つまり言いたいことと言えばwikiとかの”歴史”の知識なんかより、リアルタイム経験者の熱い感想の方が何十倍も心に響くということです。


(終わりです)

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