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『petal dance』歌詞全文&ライナーノーツ

どうも、編集担当のツラニミズです。
2020年12月1日にリリースされる2nd ALBUM『Re:Creating world』より3曲目『petal dance』の歌詞全文とライナーノーツをまとめました。

『petal dance』歌詞全文

青い風が生まれて
世界中の窓を開ける

誰かがささやかに夢を見るころ
花は芽吹くだろう
僕らを縛るものは何もない

いま目覚める光を集め
あこがれも越えてゆける
君となら
胸に宿ったつぼみ 抱いて
どこまでも守っていく
未来へ

白い鳥が飛び立つ
誰も知らない場所へ 高く

形が変わっても
揺るがないもの
すぐそばにあった
小さく震えるつばさに気づく時

いま孤独の部屋 抜け出して
振り向かず信じられる
会いに行く
雪の街も砂漠の国も
どこへでも連れていくよ
もうおそれない

欠けていた心
すくいあげていこう
花びらのように

さあ すべての思いを繋ぎ
君の分を背負うこともできるよ
胸に宿ったつぼみ 抱いて
いつまでも守っていく
手をはなさない

rionosライナーノーツ(作詞・作曲・編曲)

「petal dance」作詞・作編曲を担当させて頂いたrionosです。

まず最初にお話を頂いた時、楽曲のイメージは壮大でありつつも、テーマは「なんてことないふとした瞬間の幸せ、博愛、包み込むような暖かさを感じる楽曲」という内容でした。

AZKiさんの持っているその暖かな思いをどう表現しようか、イメージを膨らませていきました。

身近な大切な人や、応援してくれる人たちを大事に思う気持ちを持ちながら、その人たちがいてくれるなら、どこへでも行ける、世界にも羽ばたいていける、素敵な場所へみんなを引っ張っていく…そんなAZKiさんが浮かんだので、より広い世界に目を向けた、自然と前を向いていくような歌詞になりました。

タイトルは、その胸にある暖かな希望のようなものが、花びらとなって自由に舞うようなイメージ「petal dance」と名付けました。

今回ありがたくも贅沢に制作させて頂き、ドラムやギター、バイオリンも録音させて頂き、生演奏ならではの勢いや力強さを感じて頂けるかと思います。

そしてAZKiさんの繊細でありつつも伸びやかで芯のある歌声によって、大きなスケールの幻想的な楽曲に仕上がりました。またAZKiさんから直接お声がけ頂き、コーラスにも参加させて頂いたので、AZKiさんと一緒に歌うことができたのも嬉しかったです。

これまでのAZKiさんのカラーとはまた一味違った楽曲ですが、皆さまのお気に入りになれば幸いです。

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AZKiライナーノーツ

優しい気持ちになれる一曲です。
petal danceというタイトルにもあるように花びらがひらひらと舞っているような情景が浮かんできます。そして一つの物語を聞いているような感覚になれると思います。

レコーディングに際して、rionosさんの仮歌をいただいたのですが、もう完成されている!と思いました。音作りも含めて、これ以上のものをどうやって自分で歌ったら良いのかとても悩んだのですが、もうここは自分なりに感じ取ったものをそのまま歌ってみようと思って歌わせていただきました。他にもギター、バイオリン、ドラム、コーラスといったパートも実際に演奏していただいていたり、ひとつひとつの音を大切にされているので耳を澄ませてぜひ聴いてほしいです。

rionosさんといえば、映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』主題歌の「ウィアートル」で作曲・編曲・ボーカル担当されている方で、初めて聞いたときからその虜になってしまいました。透明感のあるボーカルがすごく好きなんですが、ずば抜けて透き通っておられます。
こんな歌声になりたいと幾度思ったかわかりません。それにとどまらず、作詞作曲編曲もされていて、サウンドプロデューサーという一面も持っておられて、AZKiが目指したかった方かもしれません。そんなrionosさんと今回ご一緒することができて光栄です。


ツラニミズライナーノーツ

petal danceは運命の在処のライナーノーツに書いていたAZKi自身の強さである、「願い」「祈り」を伝える力に近いけれど少し違う「包容力」「博愛」を伝えることができたらなと思い、制作の依頼をさせていただいた楽曲です。

制作の過程で本当にこだわってつくってくださっていて、音の一つ一つがとても繊細で気持ちいい仕上がりになっています。この曲だけではないんですが、petal danceのようなゆったりと世界観に見を委ねられる曲をライブ会場の大きな音で聞くことも音楽の楽しみ方の醍醐味だと思っていて、そんな醍醐味を早く味わいたいなぁと思っています。

あと印象的だったのが、rionosさんと制作の過程でやり取りをさせていただく中で、真摯さや丁寧さがとてもAZKiと似ていて、一瞬どっちと連絡とっているのかわからなくなることもありました(笑)そんな二人だからこそ交わった時にこんな素晴らしい楽曲になるんだろうな。と外野で感慨深くなっていたのも思い出です。

あと個人的には00年代の10代の男女が主人公のロボットアニメのOPが運命の在処でEDがpetal danceなのかな~と思いました。みなさんも実際フルで聞いた感想を聞かせて欲しいです。


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2nd Full Album『Re:Creating world』
12/1(火)リリース決定!絶賛予約受付中
https://store.azki-official.com/product/25245

アルバム特設サイト
https://recreatingworld.azki-official.com/

AZKi 6th LiVE Re:Creating world
12/6 (日) 19:00 START 配信ライブ開催!
現在絶賛チケット販売中!
https://www.zan-live.com/live/detail/10039
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(ツラニミズ)

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