一番やりたいことを後回しにしてしまうという呪い

「時間がなくてやりたいことができない」というのはある意味、自分の気持ちに気付きたくない人にとっての隠れ蓑になるのかもしれない。

私はもう随分長いこと、一番やりたいことを後回しにしてしまう呪いに付きまとわれている。

絵を描いたり、漫画を描いたり、小説を書いたり、やりたいゲームを時間に気兼ねなく遊んだり…

「いい子ちゃん」をしてきた人間にとって、こういう「120%完全に自分がしたいだけのお楽しみタイム」を満喫することは、非常に難しい。

なぜかはわからないが、自分のしたいはずのことから逃げ回ってしまうのだ。

疲れからくるものかと思っていくら休んでも、どうしてもだめなのだ。

おそらく、自分の中で「やらなければならないこと」は「エライ」けど、「やりたいこと」は「怠惰」であり、余った時間に少しだけならやってもいい、みたいな枷がはめられているような感じがある。

いったいこの枷は、どうして発生したのだろう?

「ゲームは宿題をしてからやりなさい」という母親の小言のようなこの邪魔物をどうにかしてしまいたくてしかたない。

いつ死んでもいいように生きるには、この枷は邪魔すぎる。
知らぬ間に出来ていたのでどうやって退けたものか困っているが、早い所おさらばしたい。


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