見出し画像

【22卒】文系大学院生の就活記録【民間企業】

1人でも参考になればと思い置いておく。

決して就活無双した話でも、「これを読めば就活は完璧!」とかいうものでもない。
試行錯誤と反省を中心に述べた、1人の就職活動の事例紹介として参考になれば幸いだ。

はじめに

【筆者の情報】
・現在文系大学院修士課程M2の大学院生。
・IT×人材系の企業に入社予定。

【予め共有しておく点】
・「文系大学院生だから」といった特別な点はほぼないです。学部生にも通じる内容と思います。

・経験に基づいた話なので主観中心に述べています。
→考えや手段に合う合わないはあると思います。22卒の現状が通用するうちは事実を参考にして頂ければいいのではないでしょうか。

・外資や大手コンサルなど相対的に評価して特殊な選考を課す企業の選考は受けておりません。一つ自己分析の結果です。「文系の大学院にまで進学しておいて!?」と言うお言葉は既に頂いております。お腹いっぱいです。

私の就職活動記録

2020年8月~2021年2月
・逆求人サイトOfferBoxでオファーをくださった企業様の説明会や面談に参加

・本選考でも使えるような自己PRと学チカを磨いた

・複数日に渡るインターンは一社も参加しなかった(選考不要の1dayは5社ほど)…複数日のものに参加したかったが、①上手に情報を集められなかった②自己分析ができていなかった③どの業界に参加したいかわからなかった、ため不参加

・2021年1月時点で根拠のある志望企業・業界・業種なし


2021年2月~
・説明会、選考に参加を始める

・合同説明会は志望業界など視野を広げるために参加


就職活動終了後
・選考を受けた企業様は31社、説明会に参加した企業様は86社

・業界は、人材・冠婚葬祭・金融・コンサルティング・IT・教育・不動産・商社など

…膨れ上がった背景には業界で絞らず、業種でまず絞った上で業界を考えたから

→「なぜその企業に興味を持ったのか」を業界の観点からできなかったから。業種で絞り、次にどの業界でその仕事をしたいかを言語化することが自分でも納得いったことが大きな理由

【参考】

※選考結果(いずれも不採用通知時点)

:ES4、テスト2、一次選考10、二次選考4、三次選考1、最終選考1、最終辞退3、内定1

※説明会参加:人材33、金融10、IT8、メーカー5、不動産4、教育4…

失敗経験とそれに基づいたおすすめ

ここは主観だらけの内容です。
一個人のものではある一方で、「どんな後悔があったのか」という点は他の就活生にも共通する点だと思います。

大きく2つに分けて書いておきます。
☆本選考始まってからも見直せること
①「自己分析」ができている人は多い。「企業研究」を疎かにしないこと。

☆本選考が始まる前にできること
②1月までに志望する業界・業種を絞る
③本選考までに面接に慣れておきたい
④企業のビジネスモデルを理解しておく

☆本選考始まってからも見直せること
①企業研究を甘く見ていた

選考が本格化した中で私は面接でなかなか合格を頂けないことに苦労していました。その問題点として、第三者からも指摘されたのが、「自己分析はよくできている一方で企業研究が疎かになっている」でした。企業研究に取り組み始めてから、明らかに面接の結果に変化がありました。

 「企業研究」と言っても広義だと思いますが、私は以下の点が説明できれば最低限の「企業研究」ができていると考えています。

志望する企業様のどういった業務内容・事業内容に興味関心があり、自分がどういった力で貢献できると考えているのか。客観的根拠もあればより望ましい。(過去の面接官が評価してくれた点を用いるなど)

※業務内容・事業内容をどうやって調べたか
会社ホームページや新卒採用ページ以外にも中途採用ページやFacebook、ブログなどの媒体を見ることで、自分が興味あるや共感できる点を探しました。OBOG訪問の利用も上記の点を明確にするために利用することはお勧めです。

☆本選考が始まる前にできること
②1月までに志望する業界・業種を絞る
これができていたら、効率的に選考を受けることができると思います。インターンは業界理解の機会としてお勧めします。


③本選考までに面接に慣れておきたい
 面接には2つのタイプがいると考えています。1つは面接の経験を通して、面接の受け答えと自分の考えが磨かれていくタイプ。もう1つのタイプは、受け答えがその場でできるすごい人です(一定数いる)。自分は前者でした。面接を重ねる中である質問に対して、こう答えたいなと思うようになりました。それが2月3月までにできていれば理想だと思います。この点から、インターンシップ選考を受ける価値は選考が経験できると言う点にもあると思います。


④企業のビジネスモデルを理解しておく
利用者・顧客視点も大事ですが、企業視点や社員としての視点は常に持ち続けることを勧めます。顧客視点で話し過ぎると、企業に貢献・利益をもたらす印象を与えられないです。


修士課程を経た就職活動について

私は大学院に進学したからといって、院卒枠のある国家・国際公務員など院卒者を優遇しているような企業様は受けませんでした。個人的な問題ですが、大学院に進学の目的に就職活動に力を入れることを考えていなかったことが大きな理由です。


せっかく大学院に進んだのにもったいないという言葉を、周囲から頂くことがありました。実際にその言葉に揺れることもありましたが、自分の中で一番もったいないと思うことはやはり経歴に縛られた考えをして、本当にしたいことに取り組まないということでした。この考え方に関して良し悪しはなく、あくまでも私の個人的な考えです。各々が大切にする信念を最後まで貫くことができることが一番いいのではないかと私は考えています。

※一方で、現実問題として「文系大学院生」を採用対象にしていない企業様はありました。最低限その項目は確認することは推奨します。


主に利用したサービス

企業検索
 マイナビ、リクナビ

業界内で視野を広げる、イベント参加(気になった業界の理解や同業他社を知るために利用)
 ビズリーチ・キャンパス、One Career


業界に拘らず視野を広げる、面談の機会を頂く
 Offer Box、ビズリーチ・キャンパス

企業理解(企業関連サイトは除く)
 One Careerの「合格の秘訣」(名前は胡散臭いけどとても参考になる)
 ビズリーチ・キャンパスの「企業記事」

ほか
 新聞:企業の取り組みを企業目線ではなく客観的に理解するため


さいごに

就職活動を通して、「何故それに取り組もうと思ったのか」を忘れずに覚えておくこと。或いはこれから挑戦することにおいて「何故それに取り組もうと思うのか」を大切にするべきだと思いました。

自己分析や面接での受け答えに大いに役立ったと感じるからです。


最後まで、半分自己満足のような文章を読んでくださりありがとうございました。就職活動に限らずみなさんの取り組み・挑戦を心より応援しています。


質問などあればコメントにどうぞ。
お答えできる範囲で答えます。

例:院生だからされたと思う質問はありましたか。
→大学院に進学した理由は頻度として多く聞かれました。一方で研究に関する質問をされたことも2回ほどしかありませんでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?