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プロフットサルリーグ・Fリーグの明日はどっちだ


我が街北九州のプロフットサルリーグ・F2所属のボルクバレット北九州のプロ2シーズン目も始まった。
前節8/4のアウェー・トルエーラ柏戦では今季初の黒星を喫したものの、
リーグ優勝・F1昇格
というシーズンの目標が揺らぐものではない。
まだまだ始まったばかりのF2リーグ。
ボルクバレット北九州も共に知名度を上げ、ファンを増やしていこう!
と、思っていたのだが、私はFリーグに対する認識を違えていたことに今頃気付いたのだった。

とりあえず私がボルクバレット北九州を応援しようと思ったきっかけは、
「キタキュースタイル」というサイトの記事を読んでいただくとして。

F2リーグが発足したのが2018-2019シーズン。
ボルクバレット北九州がそこに加入という時点で自分のFリーグとのかかわりが始まっているため、
完全にFリーグ自体がまだまだ発展途上の上り坂の途中だという認識でいたのよね、つい最近まで。マジで。
ところがどうだ。


「Fリーグが一番盛り上がっていたのはカズ(言わずと知れた三浦知良)がかかわっていた時期で、今はそっからしたらピークを過ぎてる」


という話を聞いてびっくりしましたよね。
一度ピークを迎えて下降気味なものを再び上昇に転じさせるって、
まだ一度も盛り上がりを見せたことのないものを盛り上げるより難しいやん…

もちろん、何もしなければ応援する人なんて勝手に増えてくれるわけないのだし、
どうしたらFリーグを盛り上げることが出来るのか?
という課題に関しては選手やクラブ中の人からファン、サポーターに至るまで、色んな方々が考えに考えている。それは間違いない。


前提として、フットサルという競技がマイナーであることがハンデなのは否めない。
バスケやバレーみたいなキャッチーさがない。
そしてマイナーなだけならまだシンプルでいい。ホッケーとかハンドボールみたいに。
だがこれが下手に「サッカーに似てる」ように見えるのが更にややこしいことになっている気がする。
同じフットボールだし、Fリーグの多くの選手がサッカーからの転向だったりするのも
「フットサル?サッカーの人数少ないやつ?」
みたいな理解のされ方になってて分が悪い。
かく言う私もそうでした。

ポジションにしても
「ゴールキーパーではなくゴレイロです!」
と言う割には、公式発表の表記が
「GK(ゴールキーパー)とFP(フィールドプレーヤー)」
になっていたりして「どっちなんだい!」と言いたくなる。
多くの人に知ってもらうために、中途半端はよくないよー。

そんな中でも私なりに考えることはある。


・選手個人の(SNSの活用も含む)ブランディングによって、選手のファンを増やす
・突出した個性をもった選手の出現
ハンドボールならかつての宮崎大輔選手とか。
十種競技なら武井壮とか。(何か違う)
ラグビーなら五郎丸選手とか。ラグビーはマイナー競技ではないと言われればそれまでですけど。
などと思う事はありますけど。

けど。
ふと思い当たったのだが、Fリーグを盛り上げるための方策を考えるにあたり、
先んじてFリーグとしての指針とか、方向性とか、そういうのがあまり伝わってこないなと。
何かうまく表現できずにもどかしくはあるが、
例えばJリーグでいうところの「Jリーグ百年構想」みたいな。

こっから大体どこも「子供たちに夢を!街に希望を!」みたいなクラブスローガンになっていってて分かりやすい。
表現の仕方は様々だけど。

Fリーグも公式に
Fリーグが目標とする5つのキーワード
というのが発表にはなっている。

私の感覚の問題なのかもしれんが、なんとなくふわっとしてる気がするのよね。
(フェアで公正なリーグに、に関しては表現する努力がされているのは伝わってくる)
Fリーグの、リーグとしてのフィロソフィーみたいなのは何だろう。
そこをもう少し表現して欲しいなと。
集客策とか本当に大切だけど、芯が何かってのと集客策は無関係ではないと思う。


ついでにFリーグとして各クラブにSNS講習とかはやってないのか。
発信の仕方の基本からしてどうなんそれってクラブもあるよ。
もったいないよ!

話が小さなところにズレましたが、
とにかくせっかく今あるものは生かしていかないと。
今Fリーグにかかわって頑張っている人たちだけでなく、
これまで尽力してきた人たちのためにも。

一度描いた夢なら走り抜けろ!
(SaToMansion「FLY AWAY」より)





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