情報リテラシーを身につける方法

エコーチェンバー効果というのをご存知でしょうか?

エコーチェンバー効果とはエコーチェンバーのような閉じたコミュニティの内部で、誰と話しても自分と同じ意見しか返って来ないような人々の間でコミュニケーションが行われ、同じ意見がどこまでも反復されることで、特定の情報・アイデア・信念などが増幅・強化される状況のメタファー(隠喩)となっている。

です。

Twitterをやっているかたならわかると思いますが、皆さんはフォローする人はどんな方でしょうか?
・好きなタレント
・自分にとって有益な情報発信者
・友達
など
だと思います。

ようは自分の言いたいことを言ってくれる人はフォローしたいと思うのです。
ですが、そうするとタイムラインが自分の言いたいことを言ってくれる人だらけになり、
世の中のみんながそういっているという感覚になってしまうのです。

Twitterを深くやっている人は、
このエコーチェンバー効果にハマってしまい、世間では少数意見だが、世の中のみんなそう思ってるという錯覚を生み出してしまうのです。

それが真実であれば、良いんですが、
真実でないことでこうなってしまうと不幸になります。
これは非常に危険だなと感じました。

3ヶ月前くらいでしょうか?
たけはなたかきさんというyoutuberが
経歴詐称をしていたということで、Twitterがかなり盛り上がっていました。
彼は、Googleの元社員といいながら実は業務委託だったり、海外の貸切ホテルを自分の家と紹介したり、とにかく嘘ばっかだったのです。

彼はオンラインサロンを運営していて、
ぼくの友達や知り合いもそのサロンメンバーでした。
ぼくははいっていないので詳しい事はわかりませんが、かなりの人数のサロンメンバーがいたそうです。

ぼくは、彼のyoutubeを何本か見た事がありましたが、まあたしかに、若者が食いつくようなトークだったり、行動力というのは感じました。

ただ、ぼくは鋭いので、
胡散臭さや気持ち悪さというのを感じていました。
なので、かれの宗教にはハマる事なく、
正しい情報を手に入れ今でも勉強したり
仕事に取り入れたりしています。

この気持ち悪さというのは、どうやってみにつけるか。
それは美的感覚です。
美的感覚があればその情報が正しいのか偽物かはよくわかります。
やはり真実は美しいし、偽物は醜いのです。

情報リテラシーを身につけるには
美的感覚が必要なのです。

今は情報格差はなくなってきています。
以前はお金持ちは本から情報を得る事ができ、貧乏人は得る事ができなかったので、
情報格差が広がっていました。
現代は情報が無料で手に入れられます。
なので情報格差はないのです。
ただ、情報リテラシーの格差は広がっています。
情報リテラシーとは読解能力のことです。
たくさんの情報を選別するということが現代では大事になってきています。

その能力に必要なのが美的感覚なのです。

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