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『新章・鱗粉』ソードの9とジャッジメント・Side B オーディオ版 第二部

飛鳥世一
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第二部です。16分30秒ほど。紅茶でも飲みながら聞いていただけるとひっくり返って喜びます!!

なーんかさ、みんな元気になれるといいよね。
みんなね、共感迷子になってるんだよねほんとはね。
共感できることや共感できるものを探すことは悪いことじゃない。
わたしだって共感はする。

でもね、その反対側には共感できないものが確実に存在する。
共感できるものを大切にしようとすると、同じようにその反対側も大きくなる。
共感てね、結局コミュニティーという触媒があるから存在できる。
自己完結は出来ない。その中にいられることで安心も出来るし安定も得られる。
てことは共感を得られなければ不安や不安定が大きくなるよね。

その為に本来人間が持つべき感動する心が置き去りになっちゃう。
感動ってね、本能に近いところにあるから。
だから泣くし、笑うし、怒るし…… 本当は自己完結できる感情。
共感はね、自己完結できない。誰かに分かってもらえないと、なんで? なんでわかってくれないの ? となる。それが大きくなるとしんどくなる。

 あのね、ツラくなったら一人で感動してみよう。
トイレの中で感動してみよう!! 「今日のう○こはスゲーぞ!! 感動的に出たぞ」って。「あなた…… 感動するほど早いわね!!」って、間違いなく笑えるから。二人で。日常のすべてに感動してみよう!! するとね…… 知らないうちに一人で笑っている自分に気付けるから。するとね、どうでも良く思えてくるのよ(笑)いろんなこと。
だから私の作品は共感を求めることは無い。ちょっとでも感動出来るものが見つかればいい。

そう感じるのだよ。おじさん。

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