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随想一夕『鋼の顔の錬金術師達とLAドジャース・大谷翔平が学んだこと恐れること』

1015億円という10年総額年俸の97%を11年目の契約終了時から受け取ることを自ら申し出た大谷翔平選手。
この発想が出来るようになり、選択できるようになった大谷選手にとってのエンゼルスでの6年間は大いに実り多い時間となったと感じられるのだが、皆さんはどうだろう。

彼はきっと自らが不良債権化することを最も恐れたのではないだろうか。
10年後の自分の姿。どれほど明確にイメージすることが出来るだろう。
3~4年ごとに故障を発生させながらも都度その故障を克服してきた大谷選手にとってですらこれから迎える三十代はフィジカル面での過渡期となる。

ワールドシリーズでの優勝であり、常にヒリヒリとした中に身を置くことが目標である彼にとって、自らの年俸が足かせとなりチーム強化ができないことは本末転倒ということでしかないだろう。
 残念ながら…… いや、幸いなことに大谷翔平選手はエンゼルスでその光景を目の当たりにしたのである。

年間100億円の棒給を得る"評価と権利"は手にした。
しかし、それを行使することは「これからの自分」にかかっていることを、あの男は知っているのである。
 期待通り結果が出せなかった場合。自らの棒給を3億円程度まで圧縮し、11年目以降に後送りされた97%の給料は、彼にとっては、見直しすることが潔しと考えていることだろう。

なんという29歳であり、なんという人間なのだろう。
是非とも政治家になってほしい人材である。
何も教える必要はない。思った通りにやってみよ。
必要と感じられることは放っておいても自ら学ぶだろう。
「パーティーしたい、飲みにも行きたい、遊びたい、そんなことで安心安全な国民生活を築くことが出来るわけがないのです ! !」
彼ならきっとそう言うのだろう。

なんかKBがどうしたRがどうしたと騒いでいるようだが~
先生達の手にしたKBの桁を聞いていると、ミジンコと神ほどの開きがあるように見えてくるのは私だけなのだろうか。
 まぁ、既得権益に近い世界はKBが好きなのよ。昔から。

大谷翔平選手や自民党の政治家の皆さんには良いものを見せて頂けました。


※てかさ、風邪が抜けなくて参ったねェ~
皆様もお気を付けくださいませ。。。

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