突然始まった「バイオリン備忘録」シリーズ。
この記事では、わたし「あずききなこ」が

バイオリンのレッスンで先生から指摘されたこと。
練習中に気づいたこと。

などを「備忘録」として記事を書いていきます。

なので、
バイオリンや音楽の専門用語の解説などは特にしません。

○○ってなに？
そこ、もっと詳しく知りたい！

という方は、わたしのこたえられる範囲で答えますので、
コメント欄にお願いしますね。

※この記事は約1300字、だいたい3分で読めます。

〇 調弦のコツがわかってきたかも！

バイオリンのレッスンが始まったのが２０２０年の６月末。
もうすぐ習い始めて３年になる、まだまだ初心者。

最初のうちは、レッスンの最初に先生に調弦してもらっていたけど、
さすがにもう、自分でできないと…ということで、
やり方を教えてもらって、自分でやることに。

ところがこれ、意外とむずかしい。

① 構え方がむずかしい…

何がむずかしいって、まずは、構え方。

ふだんバイオリンを弾くときは、楽器をあごと肩で挟んで固定する。
そして、右手で弓、左手で指板を持って演奏する。

ところが調弦の時は、いつも指板を持っている左手で、アジャスターやペグを回す。

こんな感じ。

↓　↓　↓　↓

バイオリン、落ちそうで怖い…。

② アジャスターが見えない…

まずは、基本となるA 線から。右手の弓で弦をこする。

とりあえずスマホのチューナーアプリで調整する。

A線が合ったら、今度はとなりのE線といっしょに弾いてみる。
いわゆる「重音」というやつ。

ズレがないか、ふたつの音を聞き分ける。

これが、まったく、わからない…

一体、どの状態になれば合っていることになるのかが、見当もつかない。

まるっきり「違いが分からない女」のわたしは、
とりあえず、わざとE線をゆるめて、「まず、合っていない状態」をつくりだし、
そこからゆっくりアジャスターを回し、音の重なりを確認していくことに。

あ、あれ、アジャスターが見えない…

ふだん、演奏するときはまったく気づかなかったけど、
アジャスターはあごのすぐそば。
下を向いてもちょうど「死角」になっていて、ほとんど見えない。

あの、アジャスター、見えないんですけど…。

すると先生からは、
「見えないから、手で触って確かめて」

左手は、手探りでアジャスターを回す。
右手は、ふたつの弦を同時に弾く。
耳は、音の重なりを聞き取る。

そんな高度なこと、同時にやらなきゃいけないんだ……。

うわ～、できる気がしない…。

➂ 音が聞き取れない…

何とか手探りで「E線」のアジャスターをつかんで回しながら
E線と、基準になるA線の、２本の弦を同時に弾く。

「ぅわ～～ん…ぅわ～～ん…ぅわ～～ん…ぅわ～～ん…」

A線の開放弦の音、「ラ」と
E線の開放弦の音、「ミ」。

それ以外の、なんだか違う音も混じってて、
音が散らばっているような感じに聞こえる。

少しずつ、
E線のアジャスターを回して音の響きを確認していく。
散らばった音から雑音を取り除き、クリアにしていく感じ。

分かりやすくたとえると、
レンズに光をあてたとき、散らばってぼんやりしている光線に絞りを入れて、
クッキリとした一本の細い線にしていくようなイメージ。

間違えて、逆方向にアジャスターやペグを回してしまうと、
張力に耐えられなくなって弦が切れたり、
逆にゆるみすぎて、駒がずれたり倒れたりするので、
注意が必要だ。

ゆっくり回しながら、音を聞き取る。
自信がないので、ときどきチューナーで確認してみる。

④ なんとなく、わかってきたかも…

微妙な音のズレまではわからないけど、
あきらかに合っていないのは、なんとなく、わかってきたかも。

バイオリンは耳で弾く楽器。
絶対音感がないわたしでも正確な音程で弾けるようになるためには、
まず「調弦」から耳を育てていかなければならない。

〇 やること

耳を育てるためにも、
練習の前には必ず「調弦」から始める。

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