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【電子書籍チャレンジ】読みやすい文章、レイアウトを考える。縦書きは読みにくい?

二冊目のkindle本、
「わたしにも書けるかも!」が発売されて
一か月が過ぎました。

おかげさまで
多くの方に読んでもらい、
嬉しいレビューもたくさんいただきました。
本当にありがとうございます。

これからの【電子書籍チャレンジ】では、
わたしと同じく1〜2冊出版した人向けに、
実際に出版した後に気がついたこと、
考えたことなどを
まとめて発信していきます。

 ※この記事は約3000文字、だいたい6分で読めます。

 

 〇「書籍」と言えば縦書き!

当たり前のように。
何の疑問も抱かずに。

 電子書籍を書く!と決めた時から
「縦書き」しか頭にありませんでした。

 カジュアルでライトな読みものならともかく、
「本格的に書くなら縦書きっしょ!」
って思っていました。

なので、
デビュー作の「自分年齢で生きる」は、
縦書きで出版しました。

その後、
ほかのkindle本作家さんの
書かれた本を読んでいると
横書きが多いことに気がつきました。

 「まあ、ふだんスマホで読む文章って
横書きばっかりだし、
こっちのほうが慣れてるから読みやすいのかな」

 その時は、そのくらいにしか考えてませんでした。

 〇縦書きは読みにくい?

電子書籍って、
だいたいスマホで見ませんか。

 kindle端末で読む人もいるとは思いますが、
わたしはスマホのアプリで読んでいます。

最近のスマホって、以前のものに比べて
画面が縦長じゃないですか。

なので、
縦書きで改行なしの長文は、
そのまま下まで文字が続きます。

 これが、本当に読みにくい。

視線の上下が繰り返されることで
目が疲れるのです。

横書きに比べて一文が長くなりがちなので、
さらに読みにくくなります。

ちょっとしたことなんですけどね。

せっかく書いた文章が、
「レイアウトが読みにくい」ということで、
途中で離脱されてしまったり、
内容が理解されなかったりするのは

とても残念なことですよね。 

〇では、どうすればいいのか

①   一文を短くする

 縦書き横書き関係なく
「、」がたくさんある長文が読みにくいのは、
文の最初の方を覚えていないからです。
(え!わたしだけ?)

リズムが悪くなりがちなので、
流れでスイスイ読むことが
できなくなってしまうんですよね。

この辺のことは、わたしも絶賛勉強中なので、
「読みやすい!」と評判の作家さんの本を
熟読することをおススメします。

 

② 改行を効果的に入れる

わたしは、改行は「息つぎ」だと思っています。

改行がないと、
読者はどこで呼吸をしたらいいのか、
戸惑ってしまいます。

スラスラと、流れるように読んでもらうには、

「読者」の
呼吸のタイミングを意識して書いていく…

このことが非常に重要ではないかと考えました。

わたしはバイオリンの初心者で、
アマチュアオーケストラの発表会を
来月に控えているのですが、

オーケストラや、アンサンブル(少人数演奏)の
合奏練習で
ほかの演奏者とテンポやリズム、タイミングを合わせるために、
「呼吸を意識して」と指導されます。

 「自分の呼吸」「ほかの奏者の呼吸」
そして「観客の呼吸」

これらが一体化したとき、
素晴らしい演奏、感動的なパフォーマンスが
生まれるのではないか。

そしてこれは、音楽に限ったことではない。

読書も同じことだと思いました。

テンポよく たたみかけるところ。
じっくり噛みしめながら、深く味わうところ。

改行という「ブレス記号」を上手に使って、
読者の呼吸を想像して書く。

ぜひ、
工夫して読みやすい文章を書いてみてくださいね。


③   「章」と「章」のあいだに「まとめページ」を入れる

だいたいkindle本一冊1万5000字から2万字くらいとして、
ひとつの章が2000字から4000字くらいです。

 結構長いですよね。

25メートルプールを何周か泳いだら、
息つぎしてても、
ちょっと休憩したくなりませんか。

 そこで「まとめページ」です。

章の最後に「まとめページ」があることで、
ゆっくりと内容を振り返り、
要点を理解したうえで
次の章に進むことが出来ます。

しっかりとした理解が深まれば、
大きな共感につながるのです。

一端閉じて、またあとから読むときも、
前の章のまとめから読むことで、
スムーズに本の世界観に入れます。

 「まとめページ」は読者にとって、
階段の「踊り場」みたいなものです。

神社の境内へと続く、
長い一直線の階段を下から見上げると、

「うわぁ…。なんか大変そうだな…。
キツそうだな…」

って尻込みしちゃうけど、

途中で何度か踊り場があって
適度に休憩できる階段なら、

「よし!頑張ってのぼってみよう!」
「とりあえずあそこまで行ってみよう!」

という気になれますよね。

〇まとめ

1)「書籍」=「縦書き」と決めつけなくていい。
2)ほとんどの人はスマホで読む。縦長になったスマホに対応しよう。
3)「一文を短く」「改行」「まとめ」など、工夫して読みやすくしよう

 「読みやすい文章」「読みやすい構成」
も大事ですが、

 「読みやすいレイアウト」も大事です。

縦書きには縦書きの良さが、
横書きには横書きの良さがあります。

自分の本の魅力を
充分に発揮できるレイアウトを考えましょう。

読みやすさを追求し、
読者さんの負担を減らす工夫をすることも、
わたしたちkindle本作家の「使命」なのかもしれません。

 まだまだわたしも勉強中の身です。

「こんなやりかたあるよ」
「わたしはこういう工夫をしています」

など、
良い情報がありましたら
シェアしていただけると助かります。

 

生きづらさを解消し、
本来の自分を取り戻すためには、

1)なによりもまず自分を深く理解すること。
2)自分を理解するために、他人の人生を知ること。

 この両方が必要不可欠なのではないのでしょうか。

 自分の物語を書き記すことで、
自分自身を客観的にみつめ、
理解を深めることができる。

 自分の心の奥底にある本当の気持ちに気づいて、
本来の自分を取り戻すきっかけになる。

 自分の想いを知ってもらい共感されることで、
過去のわだかまりと決別できる。

 文章として言語化することで、
ハッキリと見えてきます。

 kindle本出版は
そのための「ツール」として最適なのではないか。
そう考えています。

 これからも、
「書いてみよう!」「出版してみよう!」
と思ったあなたに向けて、発信していきます。

 すべての人生に「物語」はあります!

 あなたの物語を必要としている人は
必ずいますよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
スキ、フォロー、コメントなどを いただけると
たいへん励みになります。

ひとりでも多くの人が「 生きづらさ 」の原因に気づき、
自分の人生を歩き出すきっかけになってくれれば いいなぁと思い、
「 感謝 」と「 応援 」の循環を目指して発信活動をしています。

 これからも
「 自分年齢で生きる 」
「 人生はトライ&エラー 」
「 挑戦するあなたを ひとりにさせない 」の
三本柱で活動していきます。

 応援していただけると、とっても うれしいです。

 

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