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【読書感想】お金はあなたを喜ばせたがっている。お金ブロックを壊すきっかけって、案外こんなことだったりするのかな。

副業で人生は変えられる 自己投資する勇気/ドヤツエ

 

<著者紹介>
アラフォーのサラリーマンで二児の父親。メーカー勤務の営業マン。
「断酒」「スニーカー」などを中心にkindle本を多数出版している作家さんである。

 

※この記事は約2100文字、だいたい4分で読めます。

 

 


 

本書は二部構成になっている。

第一部の主人公は「お金たち」

月3万円のおこづかいで、
ストレス解消のために散財しまくるサラリーマンの様子が、お金の視点で語られる。

この
「人間の行動を、お金側から見てみる」という視点の移動が、
第二部を理解するために、非常に効果的だ。

まず先に、
読者に前提条件となる「物語」を見せておく。

同じ思いを共有した上で、
著者の言いたいことを述べていく。

そうすることで、
より一層、理解が深まり、伝えたいメッセージが届く。

 とても効果的で、うまい構成だと思った。

 

 

〇お金を使う。

ーー誰かと一緒に喜ぶために

 

いちばん印象に残ったのは、
「自己投資」や「副業」のことよりも、
お金に対するマインドについて書かれていたところ、だ。

第二部の「お金に関するマインドセット1」に書いてあった、

「お金は人の役に立つと喜ぶ」

この言葉が特に刺さった。

 

最近、
お世話になってる方の誕生日に、地元で評判のお菓子を贈った。
初対面の人が集まる会合に、手土産を持って行った。

どの人からも「美味しい」「嬉しい」「ありがとう」と言っていただき、
わたしまで嬉しい気持ちになった。

誰かのためにお金を使うことは、
自分のことも幸せにしている。

そのことを強く実感することができた。

「誰かのため」なんていうと、
なんだか自己犠牲を強いられているような、
自分だけ損をしているかのように 感じるかもしれない。

でも、本当はそんなことはない。

誰かと一緒に喜ぶために、お金を使うのだ。

お金は誰かを喜ばせるために使う。

その「誰か」には、もちろん「自分」も含まれている。

未来の自分を幸せにする。
そのためにやるのが「自己投資」なんだ。

そう思えるだけで、
今までなんとなく避けてきた一歩目が、
ようやく踏み出せると思えた。

 

 

〇お金を受け取る

ーー感謝や応援の気持ちをわかちあう

 

また、別の日には、
知人から感謝され、お礼の言葉と一緒に
いくばくかの現金をいただくこともあった。

最初は遠慮して、受け取ることをためらった。

でも、
お金も感謝の気持ちの一部なんだから、
受け取っていいんだと思い直した。

気持ちよく受け取ることで、
こんどは相手が喜んでくれる。

「お金はあなたを喜ばせたがっている。」

そんな実体験があったから、なおさら、この言葉が腑に落ちた。

 

 

〇役に立つことよりも、喜んでもらえること

 

役に立つことを目的にすると、
自分がやっていることは本当に役に立っているのか、
これでいいのか、と
不安に襲われ、前に進めなくなるときがくる。

そんなときこそ
「喜んでいるか」を考えてみる。

相手の人。まわりの人。そして、自分自身が。
ちゃんと喜んでいるか。

人生は「人喜ばせ合戦」

「夢をかなえるゾウ」の解説動画で出てきた言葉。

 

人だけでなく、お金も喜ばせる。

人生とは、自分以外の誰かや何かを喜ばせるためにあるのかもしれない。

そんなことも考えた。

 

 

〇まとめ

途中、冗長な部分もあったけど、全体的に楽しく読めた。

副業や自己投資に興味がある人だけでなく、

わたしと同じように
お金を「稼ぐこと」「使うこと」「受け取ること」に
なんらかの引っ掛かりや罪悪感がある人にも、読んでもらいたい。

 

お金ブロックについて書かれた専門書ではないから、
すべての人に気づきがあるとまでは言えないけど。

 でも、だからこそ。
別の角度からあなたの思いこみを壊す「きっかけ」になるかもしれない。

 

 

副業で人生は変えられる 自己投資する勇気/ドヤツエ

 ※Kindleアンリミテッド会員は、追加料金なし(つまり無料)で読めます!

 

 

 

「アラフィフ専業主婦が、お金ブロック壊してみた!」

 

「お金は汚い」
「お金の話をするのは下品」
「お金持ちはズルいことして稼いでいる」
「嫌なことを我慢しないとお金がもらえない」

子どもの頃に植え付けられた思いこみ「お金ブロック」

そのことが、長年の生きづらさの原因のひとつかもしれない。

そう考えて、
わたしの「お金ブロック」をひとつひとつ外していく過程をシェアしていきます。

 

 

 

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