2019年5月の記事一覧
【詩作品】小さな嬉しさの積み重ね
狭い部屋で聞こえる君の呼吸
声を交わすこともままならないけど
同じ場所で同じ時を過ごすこと
それを奇跡と呼ぶんだって感じたよ
狭い部屋で感じる君の熱
隣で揺れて触れた肩が嬉しい
小さな嬉しさ重なって愛になる
ときめく心は隠しきれない
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あとがき
愛は小さな嬉しさの積み重ね。
「君」と高く積み重ねたい。
【詩作品】好きな気持ち
キラキラ瞳
あたたかい言葉
優しい音
かわいい声
君の宇宙
塵や靄を消し去りたい
たとえそこに僕の居場所がなくても
愛や恋なんて
安いモノはいらない
綺麗な心
君の笑顔
支えたいよ
海風が吹いた
想いを乗せて北へ
君の心が
晴れるといいな
見上げた雲一つない
この空のように
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あとがき
「僕」が「君」の隣に立つことはないけれど、メールやメッセージのやりとりを通して
【詩作品】ビーマイン
一番輝く
星を見つけたよ
75億の
誰よりも
美しいハート
寂しがりもわがままさえ
全部含めて君のこと
受け止めたい
小さな公園で
初めて握った
小さな手を
あたたかい手を
もう離さない
ふたりで見上げた
あかね色の夕日は
見たことないほど
輝いていたよ
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あとがき
「君」さえいれば、ありふれた風景も輝きに変わる。
なんとなくちゃこさんの作品「ビーマイン」が思い浮
【詩作品】sweet night
君から届く甘い言葉
君から届く甘い誘惑
君から届く甘い声
今夜は心が甘く溶ける
甘く切なく僕は溶ける
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あとがき
手を伸ばしてはいけない。
触れたら「君」は壊れてしまう。
触れたら「僕」も壊れてしまう。
抱きしめることができない切ない恋。
一人の夜。
「僕」は溶けて涙になった。
【詩作品】深かった愛
あなたの記憶が深く染み込んだ
心と身体があなたを叫んでる
いなくなったあなたは病のように
私を蝕み続ける
ずっと
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あとがき
いなくなった「あなた」の記憶が「私」を蝕む。
そのたびに深かった愛を思い知る。
【詩作品】いつもいつでも
燃える朝も
光る夜も
あなたと
いられたら
月の下
目を開けたとき
あなたと
いられたら
しあわせ
それはあなたと
いつもいつでも
しあわせ
それはあなたと
笑いあうこと
しあわせ
それはあなたと
手をつなぐこと
しあわせ
それはあなたと
共に歩くこと
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あとがき
「あなた」と。いつもいつでも。
共にいられたらそれがしあわせ。
「あなた」も同じ夢を見ていますか?
【詩作品】君の苦しみを知りたい
ムラサキがアイデンティティ
鮮やかな髪の色に
閉じこめた感情とか
痛みとかを受け止めたいって思うよ
丸く大きな瞳で
見つめる未来は何色?
僕にもその色を教えてよ
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あとがき
話すことで楽になることってあるよ。
気持ちは人それぞれだから「僕」にはきっと理解できない。
だからきっと、共感とかアドバイスなんてできない。
でも、「君」の苦しみを受け止めることはきっとできるよ。
【詩作品】望んでも手が届かない
波の上で木の葉が揺れる
どこから来たの?どこへ行くの?
僕の心はあの木の葉のよう
行き先は波任せ
風に吹かれ木の葉が舞う
立ち止まることすらできないまま
僕の心はあの木の葉のよう
吹き抜ける風が痛い
僕に居場所をください
優しく立ち止まれる
穏やかな日々を望んでいる
これが運命というなら
僕は神を恨むよ
あたたかい場所が欲しいだけ
望んでも手が届かない「普通」
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あと
【詩作品】枕に穴が開くほどに
できることならば
早く君に会いたかった
過去のページをめくれば
君がいない空白
君の隣で笑う
彼を手で隠す
運命という罠
いたずらを呪う
君の隣に立つ夢を
真夜中に見て涙
枕に穴が開くほどに
押しつけた悲しみ
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あとがき
こえられない壁がある。
たとえば巻き戻せない時計のように。
人はそれを運命と呼ぶのだろう。
【詩作品】幸せの意味
風に吹かれ舞う小鳥を見ながら考えている
あの鳥はどこへ飛び誰と出会うのだろう
今という時代に揺られる僕らはどこへと
君とふたり向かうだろうか
あたたかい言葉や優しいぬくもり
君が傍にいて教えてくれたね
僕は見つけたよ
幸せとは何か
それはただ君といること
沈みゆく夕日をふたりで見て帰ろう
手をつなぎ同じ道を
繰り返す日々が変わらぬことを願うよ
明日も共にいたい
噛みしめる幸せの意味
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【詩作品】たとえ今日の続きが来なくても
寝ぼけた朝も
暑い昼も
肌寒い夜も
君にKISSをするよ
何度でも
共に歌おう
ラブソング
一秒でも長く
声を合わせて
心重ね
見つめ合おう
手をつないで
感じたい
一瞬でも長く
君といたい
たとえ今日の続きが来なくても
後悔しないように
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あとがき
限りある時間のすべてを「君」との愛で埋めたい。
今日の続きがある保証はないから。
【詩作品】カンパニュラ
最後のラブソングが流れるこの部屋で
ケーキと紅茶をふたり並べてあたたかく肩寄せる
限りある過去と未来に限りない笑顔を添えて欲しい
ただ傍にいて優しさをくれる君に贈るよ
小さくかわいい君のようなカンパニュラを
いつでも誠実な君のようなカンパニュラを
大切な君に最大級の感謝を
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あとがき
大切な「君」にカンパニュラと最大級のgratitudeを。
カンパニュラの花言葉「感謝